世界で、問題になっている絶滅危惧種、動物だけでなく、植物も対象です。絶滅する原因は、環境の変化、人間による乱獲等があります。そういう絶滅寸前の動物、植物を絶滅危惧種、レッドリストに指定し保護しています。今回は、そのアメリカ編です。アメリカには、どんな絶滅危惧種がいるのでしょうか?
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1.アメリカマナティー
マナティーは、人魚のモデルとしても知られる生き物で、フロリダや西インド諸島、カリブ海沿岸などに生息しています。愛嬌のあるアメリカンマナティですが、食用とされていたこともあります。人類のせいで生息数が減少しているなら、なんとか助けたいものです。
基本情報
名前アメリカマナティー
英名American Manatee, West Indian Manatee
分類カイギュウ目 マナティー科
学名Trichechus manatus
【生息分布】アメリカ合衆国のヴァージニア州北部からブラジル中部辺り
【日本で見られる動物園】沖縄美ら海水族館
2.アメリカアカオオカミ
アメリカオオカミは生息地の破壊や、害獣としての駆除などによって生息数が激減してしまいました。オオカミといえば、日本オオカミは、絶滅してしまいました。オオカミは、害獣とみられることが多いのですが、最近では、オオカミがいなくなったことで、鹿とかが増えすぎているという話が出てきています。なので、オオカミを野生に放そうという話があるそうです。
基本情報
名前アメリカアカオオカミ
英名Red Wolf
分類食肉目(ネコ目)イヌ科
学名Canis rufus
【生息分布】ノースカロライナ州の保護区
【日本で見られる動物園】残念ながらありません
アメリカ・ワシントン州タコマのポイント・ディファイアンス動物園で見られます
3.カリフォルニアコンドル
カリフォルニアコンドルは、死骸を食べるということで嫌悪されて射殺されたり、毒薬で駆除されることで、生息数が激減しました。コンドルといえば、アメリカの象徴のように思えますが、嫌悪されて殺されていたとは。ほんと数が少ないようなので、保護したいですね
基本情報
名前カリフォルニアコンドル
英名California Condor
分類タカ目 コンドル科
学名Gymnogyps californianus
【生息分布】北アメリカの山や丘
【日本で見られる動物園】日本では、見られない
アメリカ サンディエゴ動物園
4.アメリカバイソン
これも、アメリカの象徴の動物ですね。別名はアメリカバッファロー。先住民は、衣食住の全てをバイソンに依存していたようですが、白人が、移入してから数が減ったそうです。ただ、その後、保護されて増加したようで、良かったです。
基本情報
【名前】アメリカバイソン(アメリカバッファロー、アメリカヤギュウ)
【英名】American Bison
【分類】偶蹄目ウシ科
【学名】Bison bison
【生息分布】北アメリカの草原地帯
【日本で見られる動物園】とべ動物園、釧路市動物園、上野動物園、浜松市動物園と数多くあるようです。お近くの動物園を探してみてください
5.ラッコ
動物園の人気者ラッコ!かわいいですね、これも、毛皮とかで、乱獲されたということですが、ラッコは、大食漢で、漁業被害もあったそうです。
基本情報
【名前】ラッコ(Sea Otter)
【分類】食肉目(ネコ目) イタチ科
【学名】Enhydra lutris
【生息】分布】北アメリカのカリフォルニア沿岸からアラスカ、アリューシャン列島を経て、カムチャッカ沿岸
【日本で見られる動物園】数多くあるようですので、お近くの動物園を探してみてください
アメリカの絶滅危惧種いかがでした?
こんなのが、絶滅危惧種に指定されているのと驚いた人もいらっしゃるでしょう、これでも、まだ、ごく一部です。アメリカには、1,283種の絶滅危惧種がいます。この機会に、知っていただければと思います。また、動物園、植物園にいる絶滅危惧種もいますので、ぜひ、見に行ってください。