中国・江蘇省 美しすぎる観光スポット7選

日本からわずかな距離で、息を飲むほど美しい絶景と出会える国。それが「中国」です。特に、まだあまり知られていませんが、中国の江蘇省には様々な魅力が詰まっています。まるで戦国の世にタイムスリップしたかのような場所に、自然を感じられる場所…。今回はそんな中国・江蘇省の絶景の中から厳然した7つのスポットをご紹介します。

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このまとめ記事の目次

江蘇省のことはご存じでしたか?

広大な国土を持つ中国。「江蘇省」と言われても、どこにあるかピン!と思いつく方は少ないかもしれないですね。地理的には上海市の上側、朝鮮半島の対岸の地図では「Jiangsu」と書かれたところが江蘇省です。
南京、蘇州、常州、無錫、揚州など、さまざまな個性溢れる都市を有する江蘇省。

行き先の都市にも寄りますが、日本から南京まで直行便で3時間半程度のフライトで到着。映画を2本見る程度の時間で行けてしまいます。今回は、魅力いっぱい、でも日本ではまだ知る人ぞ知る…な旅先、江蘇省の魅力を7スポットに厳選してご紹介します。

①東方のヴェネツィアとも呼ばれる美しすぎる水郷「蘇州同里水郷」/呉江

蘇州同里水郷は江南六大水郷の一つ。その美しさから“東方のヴェネツィア”とも呼ばれています。1998年に水郷古町は世界文化遺産予備リストにも登録されました。

ヴェネツィアと同じように家の集落の間を通る河川がとても特徴的な町です。

また千年の歴史を持ち、多くの科挙合格者や文人を輩出した文化的な町でもあります。
小さい船に乗れば、現地で暮らす人々の様子を自分の目で見て感じることができます。
日本とは全く違う生活の様子をこんなにも近くで見ることはなかなか無い経験です。
ここには「太平」「吉利」」「長慶」と呼ばれる3つの橋がかかっています。同里に暮らす方は結婚などの慶事と66歳の過寿のときに”吉祥”の意味を込めて、必ずこの橋を渡るのだとか。

②中国最大の帝王陵墓の一つ「南京明孝陵」/南京

”明清皇室第一陵”の評価がある南京明孝陵は中国最大の帝王陵墓の一つです。
2003年に「世界遺跡名簿」に登録された影響もあり、続々と観光客が増えています。

近くには他にも中山陵や霊谷寺といった観光地があり、南京を訪れる人々の多くがここに立ち寄ります。
季節によって雰囲気が変わってくる明孝陵。

緑色が映える時期もいいですが、おすすめは秋頃の紅葉時期。
こんな風情ある、あたたかみのある写真が撮れるんです。美しい。

③圧倒的なスケール感!あの孫文が眠る「南京中山陵」/南京

先に紹介した南京明孝陵と同じ南京市内に所在するのが、こちらの南京中山陵。中国近代民主革命で活躍した孫中山(孫文)が眠るのがこちらです。上空から見るだけでも、その圧倒的なスケール感が伝わってきますね。
国内では“中国近代建築史上の第一陵”と評価されているのだそう。本人の遺言により、彼の遺体を南京に埋葬するために、作られました。

緑色の木々に囲まれた道の壮大さに、中国革命の父の存在感の大きさを改めて感じさせられること間違いなし。
頂上にたどり着くためには約400段の階段を上らなくてはいけません。しかし、登った先には絶景が待っています。

頂上にたどり着くためには約400段の階段を上らなくてはいけません。
しかし、登った先には絶景が待っています。

④孫悟空の故郷「連雲港花果山観光地」/連雲港

この光景は、もしかしたら見覚えある方もいるかもしれません。

連雲港花果山観光地は『西遊記』に出てくる孫悟空の生まれた場所として知られています。雲海に包まれた建物が神秘的!
連雲港花果山観光地はまた、古来から「東海第一の美しい風景」や「海内四つの霊山の一つ」とも言われてきました。

野生植物資源も豊富で、製薬の源となる可能性のあるものも含め、なんと1700以上の植物種に恵まれているのだそう。見た目だけではなく、歴史も、中にある植物も含め、底知れぬ魅力に溢れた場所です。

⑤保全状態も完ぺき、夢のように美しい「南通濠河観光地」/南通

南通濠河観光地は国家歴史文化名城南通の中心にあり、国内の中で最も完璧に保存されている古代堀の一つです。”水が城を囲み、城に水があり、城水が一体になる”という言葉によってこの形になりました。

南通濠河観光地は国家歴史文化名城南通の中心にあり、国内の中で最も完璧に保存されている古代堀の一つです。”水が城を囲み、城に水があり、城水が一体になる”という言葉によってこの形になりました。

昼と夜とで雰囲気が全く異なるので、是非どちらも味わっていただきたいところです。

昼と夜とで雰囲気が全く異なるので、是非どちらも味わっていただきたいところです。

⑥まるでテーマパーク、ライトアップが見事な「無錫清名橋古運河」/無錫

こちらは文句なしに、無錫市のベスト観光スポットと言える無錫清明橋古運河。古城歴史文化が国により保存され残る場所です。

夜になると周りの家にかけられているランタンが灯り始め、幻想的な風景に変わります。その時間を狙って船に乗り込んで…船から見る夜景は最高にロマンチックなんですよ。

⑦四季ごとに異なる庭を持つ「揚州個園」/揚州

こちらは揚州市の揚州個園。

清の時代から揚州には多くの素晴らしい庭園が作られてきましたが、様々な乱や争いによってほとんどが焼かれてしまいました。揚州個園はそんな中、からくも争いに巻き込まれずに残った貴重な庭園の一つです。

中には、春夏秋冬の季節ごとに一番美しくなるよう構想された4つの庭園が含まれています。贅沢。揚州の中でも最も有名な建築物でもあります。

いかがでしたか?

中国と聞くと「北京」や「上海」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、中国は広い。そして、まだまだ素晴らしい場所がたくさんあります。

多くの歴史的景勝地が往時の雰囲気を身にまとったまま残る江蘇省では、北京や上海とはまた異なる中国を存分に感じ取れると思います。是非、次の旅行の候補地に入れてみてくださいね。
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