琉球の歴史を感じる!沖縄のオススメスポット

沖縄は「琉球」と呼ばれる王国でした。その礎を築いた地域のひとつが浦添市であること、ご存知ですか?今回は、琉球文化の礎と赴きを感じる浦添市と、そのお隣の宜野湾市のスポットをご紹介します!

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遠出の安全を思い見送る、「ぶくぶく茶」の茶法を体験

沖縄の伝統的な茶法がとしてあげられるのが、「ぶくぶく茶」。本格的なぶくぶく茶体験を、浦添市安波茶にある「あけしのの会」にて体験することができます。 ぶくぶくと言うその名のとおり、泡を立てていただくことがお作法。遠出をする方の安全を願い、出発の前にゆっくりとお茶を楽しんでもらうことを目的に見送り手が作ったと言われています。
そんな、見送りの思いを伝える味は、ほんのりと甘い、やさしい味。ぶくぶく茶体験は、きれいな紅型を身に着けて始まります。ぜひ、あけしのの会にて、沖縄の古来の文化を体験してみてはいかがでしょう。ぶくぶく茶の少しやわらかい甘い味は、貴重な旅の思い出となること、お約束します。

沖縄の伝統芸能「組踊」の生みの親、玉城朝薫を知る「国立劇場おきなわ」

「組踊」は、舞踊やセリフなどの見所が詰まった沖縄伝統の歌舞劇。中国からの使者、冊封使をもてなすために、琉球政府が踊奉行(おどりぶぎょう)の玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)に作らせたことが始まりだと言われています。
国の重要無形文化財としても登録されている「組踊」。そんな貴重な文化財ですが、誰もが気軽に楽しめる場所が浦添市にある「国立劇場おきなわ」です。施設内には、常設の資料館もあり、「組踊」の歴史や祖、玉城朝薫についても深く知ることができます。組踊公演はオフィシャルサイトにて一覧で見ることができますので、足を運ばれる前にチェックされることをお勧めします。

琉球王国の礎を築いたひとり察度王の生誕伝説の場所、宜野湾「森の川(ムイヌカー)」

浦添市の地域通過にもその名を残すほど、浦添市にも由縁の深い「察度(さっと)」。三山時代の中山の王としても知られています。察度は宜野湾市の出身と言われ、その生誕には伝説が残されています。それが「羽衣伝説」。多くの沖縄県民が知る伝説のひとつです。
羽衣伝説の生まれた場所は、宜野湾市真志喜にある森川公園内、枯れることを知らない湧き水「森の川(ムイヌカー)」。ここで沐浴していた天女に惹かれた、貧しい農民との間に生まれた子が、その後の「察度王」。娘の歌から、羽衣のありかを知った天女は、子供たちと別れ、天へと旅立ちます。その伝説と美しさとで、「沖縄県指定名勝」にも選ばれムイヌカー。隣には、ウガンヌカタ拝所もあり、緑豊かな神聖な雰囲気は、ほっと心を開放するような空気感につつまれます。
いかがでしたか。アジア諸国との大交易時代、貿易の中心地だった浦添市には、まだまだ知らないスポットや魅力がたくさんあります!ぜひ、事前にリサーチして訪れてみてはいかがでしょう。深く知ることで、さらにひき込まれる魅力的なまちですよ。

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沖縄CLIP沖縄の隠れた魅力を、地元在住のライターが独自取材した記事で発信しています。

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