京都にある下鴨神社はパワースポットとして名高い名所です。多くの参拝客で賑わうこの神社は一体どのような場所なのでしょうか。今回はそんな下鴨神社の見どころを紹介します!
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下鴨神社ってどんなところ?そこが知りたい!
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京都市左京区に位置するのがこの下鴨神社(しもがもじんじゃ)です。正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言います。この神社は「古都京都の文化財」の一つとして、ユネスコの世界遺産にも登録されているほどの人気スポットなんです!
下鴨神社の歴史について
下鴨神社は京都の社寺の中でも最も古い部類に入る神社です。社伝によると御蔭山に祭神が降臨したと言われており、大変古い歴史とスピリチュアルな印象を受ける霊験あらたかな場所となっています。
下鴨神社の見どころ
楼門(重要文化財)
下鴨神社の象徴にして貴重な重要文化財でもあるのが、この楼門です。鮮やかな赤色に堂々とした佇まいをしており、まさに歴史を感じさせる下鴨神社に相応しい威容を誇っています。
糺ノ森
下鴨神社の境内にある社叢林(しゃそうりん)がこの糺ノ森(ただすのもり)です。森林の全域が国の史跡として指定されている貴重な場所です。北に位置するためか、紅葉の時期は12月上旬と遅めの時期であり、冬の間近に紅く染まる絶景を眺めることが出来ます。
光琳の梅
葵祭の禊ぎなどに使われる御手洗川にかかる輪橋(そりはし)、ここに光琳(こうりん)の梅があります。この梅は、尾形光琳が描いた国宝「紅白梅図屏風」の中に登場した梅であり、時代を経てもなお人を魅了し続けるその姿をここで見ることが出来ます。
御手洗社
御手洗社は井戸の上に祀られることから井上社とも言われている神社です。御手洗社にある御手洗池から湧き出る泡を人の型に模したものがかの有名な「みたらし団子」であり、この場所が発祥の地と言われています。
さざれ石
下鴨神社入り口に鎮座しているのが、このさざれ石です。さざれ石とは「小さな石」という意味ですが、この神社のさざれ石は「小さな石が凝固して大きな岩になったもの」という意味であり、長い年月の間に炭酸カルシウムなどが流れ込んで、大きな姿になったのです。
下鴨神社で行われる祭事・行事
葵祭
京都三大祭りの一つに数えられるのがこの葵祭です。かつて賀茂氏と朝廷の行事として行っていたのを貴族たちが見物に訪れる貴族の祭であったためか、日本の祭りのなかでも、数少ない王朝風俗の伝統が残っている厳かな雰囲気の行事となっています。
蹴鞠はじめ
下鴨神社で毎年1月4日に行われるのがこの蹴鞠はじめです。神事を終えた2時頃から、平安貴族の遊びである「蹴鞠」をはじめる行事であり、美麗な装束を身に纏い、白く鞠を優雅に蹴りながら遊ぶ姿は、まさに宮中に入ったかのような印象を受けさせられます。
下鴨神社への行き方
【所在地】京都市左京区下鴨泉川町59
【tel】075-781-0010
【行き方】
阪急河原町駅から徒歩5分→京阪祇園四条駅から出町柳駅→徒歩12分で到着
3.15
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パワースポットとしての魅力にあふれた下鴨神社をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?是非、他にも見どころが盛りだくさんの下鴨神社へ行かれる際の参考にしてくださいね!