「蘇州」のこと、ご存じですか?
蘇州は上海にほど近い江蘇省の中心都市。江蘇省東南部に位置し、太湖と長江に挟まれたこの地域はヴェネツィアに並ぶアジアの水の都として有名です。
日本からのアクセスも良く、直行便が多い上海からは中国の新幹線で片道たった30分。直接の旅先としても、出張ついでのトランジット先としても、凄く気軽に行かれる場所なんです。
そんな蘇州には、まだあまり知られていないのですが、実は女子に嬉しい観光スポットがいっぱい。今回はそんな蘇州の魅力を6つのポイントに絞ってご紹介します!
そんな蘇州には、まだあまり知られていないのですが、実は女子に嬉しい観光スポットがいっぱい。今回はそんな蘇州の魅力を6つのポイントに絞ってご紹介します!
①運河巡りの旅が雰囲気抜群で素敵すぎるから
まずは、こちら。とっても美しいですよね。
世界史の授業で煬帝が拓いた大運河について学んだ記憶のある方がいらっしゃるかもしれません。実はその煬帝の大運河が、今も残っており、地元の人々の交通手段としても使われているのです。
世界史の授業で煬帝が拓いた大運河について学んだ記憶のある方がいらっしゃるかもしれません。実はその煬帝の大運河が、今も残っており、地元の人々の交通手段としても使われているのです。
縦横無尽に通る運河と、昔ながらの景観を残した街並みの美しさから、ヴェネツィアと並ぶ、水の都とも呼ばれる蘇州。
その美しさを巡る運河でのクルーズが、とにかく素敵なんです。
幾つかのルートがありますが、特にオススメなのが「寒山寺〜虎丘」までの約1時間の旅。実際に地元の方が暮らしている住宅の間を通るので、本当の生活風景を見ることができ、雰囲気抜群なんです。中国の雰囲気を味わうならここは外せません!
幾つかのルートがありますが、特にオススメなのが「寒山寺〜虎丘」までの約1時間の旅。実際に地元の方が暮らしている住宅の間を通るので、本当の生活風景を見ることができ、雰囲気抜群なんです。中国の雰囲気を味わうならここは外せません!
②日本人好みで味わい深い料理が多いから
蘇州のグルメは「江蘇料理」と呼ばれ、醤油や砂糖を使って魚介を甘く味つけたものが中心。特別に辛かったり、風味が独特すぎたりせず、数ある中国料理の中で最も日本人好みの味なのだそう。
特に有名なのが「上海蟹」。「上海」蟹というものの、実は最高級品は蘇州の中の陽澄湖(ようちょうこ)産のものと言われており、蟹専門の卸売り店が少なくとも100軒は並ぶ「蟹王市場」も蘇州にあるんです。
カラッと揚げた魚に甘酢ソースをかけた「松鼠桂魚」(淡水ハタの丸揚げ)も大人気の料理。魚介の新鮮さを活かした、辛くすぎもせず酸っぱすぎもしない料理が、日本人の口にもとてもよく合う一品です。
③美しいシルク製品をおトクに買うことができるから
蘇州は中国国内でも有数のシルク(絹)生産地でもあります。数々の工場があり、多くが工場見学も受け入れていますが、特に「蘇州市第一シルク有限公司」は多くの観光客が訪れる場所の一つ。
シルクを使った工芸品で、お土産にまずオススメしたいのが、パジャマ。
上質で肌触りも良いパジャマは自分土産にしても、大切な方への贈り物にしても喜ばれること間違いなし。それから少しかさばりはしますが、シルクの布団なども有名です。
蘇州は刺繍の技術の高さでも知られており、美しい図柄を施したスカーフやハンカチなども数多くあり、どれを持ち帰るか迷ってしまうこと間違いなし。
なんとこれも刺繍なんです!絵のように、シルクで作ったとは考えらないぐらいリアルで美しいんです。
そんな品質の高いものがおトクな価格で買えるので、要チェックです。
そんな品質の高いものがおトクな価格で買えるので、要チェックです。
④庭園式のクラシカルなホテルが沢山あるから
古い街並みを今に残す蘇州には、それら建物を活かした素晴らしいホテルも沢山あります。こんな風情ある建物に泊まれるなんて、クラシックホテル好きの女子には、たまらないのでは。
古式ゆかしい外観に、内装はしっかりと整備された現代風のもの。
このクラシックとモダンの絶妙な融合感が、蘇州らしさでもあります。ちなみに写真は「「スコラーズ ホテル 蘇州 ピンジアンフ」。時期にもよりますが、1室1万円前後で泊まれる日も。
こちらは「山塘街 花間堂·山塘人家」。室内にあるバスタブが、なんともオシャレ。
ほかにも素敵なホテルが幾つもあるので、自分だけのお気に入りを探してみてくださいね。
⑤カフェから臨む夜景がうっとりするほどきれいだから
蘇州のクライマックスにふさわしいのが水辺のカフェ。
特に山塘街(シャンタンジエ)は夜になると綺麗にライトアップされ、水面が美しく照らしだされます。そんな景色を間近に見ながらのカフェはとてもロマンチック!
特に山塘街(シャンタンジエ)は夜になると綺麗にライトアップされ、水面が美しく照らしだされます。そんな景色を間近に見ながらのカフェはとてもロマンチック!
日本でもちょっと流行りの「運河カフェ」。そこここに運河のある蘇州は運河カフェがいっぱい。中国茶やコーヒーなど好みのものをゆったりいただきながら、静かな時間を女友だちや恋人と、楽しんでくださいね。
⑥上海から30分、とにかくアクセスしやすいから
そうそう。忘れてならないポイントがこちら。日本からのアクセスの良さです。
中国とひとくちにいっても日本の25倍の面積を持つ国なだけに、行きやすい場所も、正直、とっても行きづらい場所もあります。その中で蘇州は、中国有数の都市で直行便も多く出ている上海から新幹線でたった30分の距離。羽田ー上海の飛行時間が3時間程度ですから、国内旅行とさほど変わらぬ気軽さで行けてしまうのです。
週末に、たとえば有休を1日だけ合わせて。そんな気軽な感覚で、いつもの違う時間の流れを感じに行かれるなんて、最高ですよね。
中国とひとくちにいっても日本の25倍の面積を持つ国なだけに、行きやすい場所も、正直、とっても行きづらい場所もあります。その中で蘇州は、中国有数の都市で直行便も多く出ている上海から新幹線でたった30分の距離。羽田ー上海の飛行時間が3時間程度ですから、国内旅行とさほど変わらぬ気軽さで行けてしまうのです。
週末に、たとえば有休を1日だけ合わせて。そんな気軽な感覚で、いつもの違う時間の流れを感じに行かれるなんて、最高ですよね。
いかがでしたか?
美しい運河と、その流れのようにゆったりとした時間が流れる蘇州。古き良き中国を感じられる土地で、おいしい料理やショッピング、素敵なホテルでの宿泊を、是非、次の旅のプランに入れてみてくださいね。