経験者がお薦めする旅プラン!シンガポールからタイを目指すオリエンタルな旅!

頑張ってやっと取れた1週間のお休み!せっかくだからスリルも味わいながら、絶景も見てみたい、美味しいものも食べたい!ツアーでは味わえない旅をしてみたい!という方にでオススメする今回の旅は、シンガポールからマレーシアを北上してタイの首都バンコクまでを目指すマレー半島縦断の旅!

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このまとめ記事の目次

3カ国をまたぐマレー半島の旅!民族、宗教が本当に様々!!

なかなか旅好き、地理好きでないとどこかピンとこないかもしれませんが、シンガポールからマレーシア、タイのバンコクまでをつなぐ半島をマレー半島と呼びます。
この旅をおすすめする理由の一つに、各国の文化が隣同士でありながら全然違うこと!
シンガポール・・・華人74%、マレー系13%、インド系9% 
           仏教>イスラム教>キリスト教>ヒンドゥー教
マレーシア・・・ マレー系67%、中国系27%、インド系7%
           イスラム教>仏教>ヒンドゥー教
タイ・・・    タイ族75%、華人14%、その他11%
           仏教94%>イスラム教5%>ヒンドゥー教0.5%

ご覧のように民族構成と宗教が複雑!でも、そこが旅人にとっては面白い!!
1週間で3カ国制覇すれば旅の満足度は今までにないものに!!

シンガポールには、華僑の文化が色濃く残っています。仏教の寺院が町中にあり、宗教が大切な生活の一部になっていることを実感できます。日本人にとってはあまり理解しにくいところですが、旅をしながら普段感じないことを味わってみることも旅の醍醐味になるのではないでしょうか。

イスラム教のモスク。我々日本人には一番馴染みのない宗教ですが、マレーシアでは女性はヒシャブと呼ばれる布を頭にかぶっており、当たり前ですが道歩いていればどこにでもご覧になれます。そして、夕方になるとどこからともなくサイレンが鳴り響きお祈りの時間が始まるのです。旅行者にも割と寛容で入り口でマント的なものを貸していただき中に入れてくれました。

タイでは袈裟を着た僧侶を街中でよく見かけることができます。異文化感を肌で感じながら、非日常を味わう瞬間でもあります。

シンガポール、マレーシア、タイと陸続きでありながら、確実に独特の個性を感じられる旅になること間違いなしです!

アジアの注目度No1の街 シンガポール

ひと昔前までは、シンガポールといえばマーライオン!とくらいしか言われていなかったのに、ここ最近はマリナベイサンズ、カジノ、観覧車、動物園っと観光客が存分に楽しめる、まるで国が一つのテーマパークのような盛り上がり!!シンガポールは近年めまぐるしい発展をとげ、今やアジアでもっとも勢いのある国の一つ。国の大きさは東京23区と同じ大きさでありながら、一人当たりのGDPが世界なんと10位!日本は22位というのと比べても発展著しことがおわかりになると思います。街はすごくクリーンで、現地の人もとっても親切!
旅の初めは、アジア注目の国際都市で準備運動といきますか!

夕日に映えるマリナベイサンズ。近年、アジアで最も発展しているといっても過言でないシンガポール。物価も上がりつつありますがカジノで夢を買ってみるのも旅の思い出に!

市内に到着したらまずはマーライオンを拝みに!シンガポールといえばマーライオン!
世界三大??とよく言われてしまうマーライオンですが、良くも悪くもシンガポールらしさをまずは実感。

シンガポールでの交通事情
チャンギ空港からはMRTという地下鉄を利用するのが便利。27分で中心地まで行けます。市内の移動はもっぱらMRTが便利でしょう。それ以外の場所へは流しのタクシーを利用。メーター付きですが、行きと帰りで値段が違うことがたまにあるのはご愛嬌。

橋を渡ればお隣、マレーシア!国境の越え方!

渡る方法はバス、鉄道、国際タクシーがあります。
おすすめはCauseway Link社が運行するローカルバス。170番線に乗ればコーズウェイ橋を渡ってジョホールバルへ渡れます!もちろん、国境を越えるわけなので途中にイミグレーションがあります!!シンガポール側で一度バスを降りて出国スタンプをもらって、同じバスに乗って、マレーシア側でまたバスを降りて入国手続き、税関審査を受けます。
問題なければすんなり通過!いざジョホールバルへ!!

ちなみに、鉄道は国際シャトル便としてシンガポールのウッドランズ駅から発車しています。便数が少ないそうなので要チェックです。
シンガポールからバスで、橋を渡ってしまえばもうそこはマレーシア!サッカー好きなら絶対に忘れることのないジョホールバルへ向かいます!
時間があれば、サッカースタジアムも見に行ってみてはいかがでしょうか。

98年フランスW杯アジア最終予選。野人岡野の延長ゴールで初めてワールドカップ出場を決めた試合がここジョホールバルなのです!!

ジョホールバルからマレーシア最古の貿易都市マラッカへ

ジョホールバルからマラッカの行き方
ラーキンバスターミナルから長距離高速バスが複数発車しています。
1時間に1本。所用時間:3時間半〜4時間。
鉄道はマラッカへのアクセスが不便なためお勧めできません。

マレー半島の西側にあるマラッカ。ヨーロッパとアジアの交通路として栄えた貿易都市は、かつて海賊船が頻繁に出没していた海峡としても有名です。オランダ統治時代の影響もあり、街にはいろいろな文化の融合した建物が健在しています。

熱帯雨林の生い茂る街。マラッカ海峡は世界中のコンテナ船が往路する港町として栄えた。昔は海賊が出没する海峡としても有名だったそうです。

マラッカから首都クアラルンプールへ

マラッカからのバスはTBSバスターミナルに到着!!所用時間2〜2時間半。
急に大都会になりました!さすが、首都というだけあって人も車もかなり多いです!しかも熱帯地方、暑い!!

クアラルンプールでバスターミナルが大きく2つあるので注意!!
南方面を結ぶバスはTBSバスターミナル、ペナンなどの北部へ向かうにはもう一つのペドラヤバスターミナルに移動しなければならないのでご注意を!!

ペイトロナスタワー

88階建て、452mの世界で一番高いツインタワー。イスラム的なデザインが美しいマレーシアのシンボルです。 41階(地上170M)に架けられたスカイブリッジからはクアラルンプール市内の街並みを一望できます。スカイブリッジは夕方までなので、しっかり時間を確認してから行きましょう!

正直、想像以上に活気にあふれていたクアラルンプールのショッピングモール。

マレーシア有数のビーチリゾート ぺナン

ぺナン行きのバスは、プドラヤバスターミナルから1〜2時間間隔で出発。所要時間5〜6時間。
ペナンは島ですので、陸地側のバタヤース行きに乗車。バタヤースからはフェリーでペナンにわたるとジョージタウンに到着することができます。

バトゥフェリンギビーチ

ペナンのビーチは高級リゾートというわけではなく、庶民派ビーチ。夕方になると地元民も涼みに浜辺でのんびり。マリンスポーツも楽しめちゃう。しかも割安!

カピタンクリン モスク

マレーシアでもっとも美しいとも言われるカピタンクリンモスク。ドームの天井にある美しいミナレットは一見の価値あり。時間によっては中に入れてもらえます。

ペナン島は、東西貿易の中継地として18世紀後半より発展してきました。島の中心地であるジョージタウン地区は、イギリス植民地時代の歴史的な街並みが残っておりユネスコ世界遺産に登録されています。海で遊んだら、街に繰り出してペナン最大の屋台街バーニードライブへ行くべし!!たくさんの屋台で現地のおすすめ飯を堪能することができます。
物価も安く、人も優しく、治安もよし! アジアビーチリゾートとして今後ますます発展しそうなペナンでした。
残念ながらペナンの夜の写真は見つかりませんでした。

カピタンクリンモスク

14, Jalan Buckingham, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang, Malaysia

3.00 06

さらに北上し、ついにタイへ

タイでの目的地は、レオナルド・ディカプリオ主演「ザ・ビーチ」の舞台となったピピ島!
ぺナンから、乗り合いバンでタイ南部の都市ハジャイ、さらに乗り換えてクラビーへと北上していきます!
クラビーからピピ島行きの船が出ています。

パラダイスを求め世界中のバックパッカーが目指した秘境

美しすぎる青!!ピピ島はホテルやお店のあるピピ・ドン島と、無人島のピピ・レイ島の2つからなる島!
ドン島で宿を見つけたら、早速海へ!!こんなに青いなんて、想像以上でした!シーズン中はピピ・ドン島の宿がいっぱいに。事前に予約をおすすめします。

秘境ピピ・レイ島に上陸!

映画の舞台となったピピ・レイ島はまさに秘境。港もないので船から海にダイブして泳いで岸へ!アドベンチャー気分満載のツアーでした!

映画で舞台となっていたマヤ・ベイ

ツアーにもよりますが、1〜2時間ほどビーチで遊ぶことができます。綺麗な砂浜と周囲を囲む奇岩が秘境感をより演出。

夕食付きのクルーズもコストパフォーマンスが良好!マヤベイで遊んだ後、夕日を見ながら船上でのディナーをいただけます!

惜しまれつつも、バンコクを目指し再び出発

ピピ島から船でプーケット島に渡り、プーケットからは長距離バスが運行しているのでバンコクまで一気に行くことができます!1日3本。
時間がある人はプーケットでの滞在もおすすめ!とても賑わっている街なので、島とはまたちがった盛り上がりがあります。
滞在しなくても、3時間ほどの待ち時間にレンタルバイクで街中をドライブするのも最高です!風きりながら海岸線を駆け抜けてみてはいかがでしょう!
時間に余裕がある場合は、他にもサムイ島やクラビー、カオラック、ホアヒンなどもおすすめです。
自然豊かなタイ南部はバンコクとはまた全然違う表情を見せてくれますよ。
物価も安い上に、食べ物も美味しく、しかもアドベンチャー感満載の今回の旅プラン!バックパッカー未経験者でも、ぜひお勧めしたいルートです!
次のお休み決まったら、マレー半島も要チェックです!!

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

aki514初めて旅をしたインドの衝撃が人生を変えた。バックパッカーをしながら多くの人に出会い、旅と写真の魅力にのめり込む。現在は学位取得のためドイツに留学中。人間が作り出した文化の違いをより多くの人に伝えたい。

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