梅雨にしか見られない"神の庭"。雨に濡れる京都「祇王寺」が美しすぎる

毎年やってくる、梅雨の季節。毎日雨が続いてちょっぴり憂鬱な気分になりがちな季節ですが、そんな梅雨の時期だからこそ行くべきスポットがあるのです。今日は、雨の日におすすめの京都「祇王寺(ぎおうじ)」をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

もうすぐ梅雨がやってくる…。

やっと暖かくなってきたと思ったら、もうすぐ梅雨の季節がやってきます。毎日毎日雨続きでお出かけもできないと、気分もどんよりしてしまいますよね。
そんな雨の日、あなたはお家で過ごしますか?それとも、てるてる坊主を作ってひたすら晴れることをお祈りしますか?

毎年そんな6月の休日を過ごしているあなたにご提案。今日は、雨だからこそわざわざ出かけたい貴重なスポットをご紹介します。

雨だからこそ緑が映える「祇王寺」

梅雨にこそ行くべきおすすめスポットは、京都の嵐山にある「祇王寺(ぎおうじ)」です。嵐山駅から徒歩20分の場所にひっそりと佇んでおり、まるで違う世界に足を踏み入れてしまったかのような「緑の世界」が広がっています。

美しすぎる「苔庭」

祇王寺の見どころはなんと言っても、一面に広がる苔庭。この苔が一番生き生きと輝くのが、雨がたくさん降る梅雨の時期なんです。雨に濡れる苔は、まさに日本の侘び寂びの真骨頂を感じさせます。
露が付いてしっとりした苔やシダは、緑がとても美しく、自然の生命力がみなぎっているような不思議なパワーを発しているようです。雨の中もしっとりとしていて落ち着きますが、雨が上がった瞬間はさらに緑が美しいかもしれませんね。

祇王寺は歴史的にも雨がぴったり

平安時代、平清盛は「祇王」という名の踊り子を寵愛していましたが、新たにやってきた「仏御前」という踊り子のあまりの美しさに、祇王を追い出してしまいました。そのショックで、祇王は母と妹とともに出家し、さらには仏御前も後を追って出家してしまう、という悲しい実話があります。
その4人の像と平清盛の像が本堂にひっそりと置かれているのが、ここ祇王寺。そんな悲しい歴史が眠る寺だと思うと、なんだか苔や雨にもさらなる情緒が感じられますよね。

今年の梅雨は、ぜひ祇王寺へ。

雨の多い梅雨におすすめな京都の「祇王寺」をご紹介しました。今年の梅雨はおうちで過ごすばかりではなく、ぜひ美しい京都へプチ観光をしに行ってみてはいかがですか?

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