この写真、海のあまりの透明度の高さから船が宙に浮いて見えますよね。絶景好きのあなたならきっとイタリアのランペドゥーザ島では...?と思ったはず。しかし、実はこの写真は日本のあるビーチの写真だったのです!ここは高知県にある「柏島」。一体、どんな絶景ビーチなのでしょうか。
“船が宙に浮いて見える”といえば、ヨーロッパのあの島。
透明度があまりにも高く美しいビーチ。世界にはそんな美しいビーチがいくつか存在しています。中でもヨーロッパ圏にあるイタリアの「ランペドゥーザ島」は、“船が宙に浮いて見える”ほどの抜群の透明度を誇り、世界的にも有名になった美しいビーチが存在します。
ここ「ランペドゥーザ島」はその海の透明度の高さと太陽光によって、船が浮いているように見えるんだとか。浮いているボートの陰が海底に映るほど透き通ったビーチ、人生で一度でいいからこの目で見てみたいですよね。ああ、それにしても美しい!
しかしこの「ランペドゥーザ島」があるのはイタリア。日本からは遠く、お金も時間もかかってしまい簡単に行ける場所ではありません。だけどこんな透き通った美しいビーチを見てみたい...今回はそんなあなたに驚きの情報をお教えしましょう!
なんとこの「ランペドゥーザ島」のような絶景を、日本のある場所でも見ることができてしまうのです!まさに目からウロコな情報、最後までお見逃しなく。それでは、ご覧あれ!
日本の“ランペドゥーザ島”が高知県に存在した!
まるで「ランペドゥーザ島」のような透明度抜群のビーチは、なんと高知県にある「柏島」で見ることができるんです。一体、どんな場所なのでしょうか。
柏島(かしわじま)
ここ「柏島」は、高知県にある大月町の西南端に浮かぶ周囲約4kmの小さな島。本島と2本の橋で結ばれ、目の前には沖ノ島や鵜来島を望むことができる島です。
太平洋の黒潮と豊後水道がぶつかる周辺海域は、魚類が約千種類にも上る豊かな海となっています。スキューバダイビングや磯釣りの穴場スポットでもあり、夏になると周辺の多くの観光客が訪れるビーチに。
黒潮の海と聞くと、海水中における光の散乱と吸収により海の色が紺青色になるのが一般的ですが、ここ「柏島」の海はエメラルドグリーン色。ありえないほど透き通った美しいビーチと化しているのです!
あまりの透明度の高さに悶絶!
前述にもある通り、高知県屈指の透明度を誇る「柏島」。日本で美しい海を見ることができる場所と言えば沖縄ですが、ここ「柏島」はその沖縄の数々のビーチにも匹敵する、いやそれ以上に美しいビーチと言える絶景が広がっています。
船だってこの通り。ここは本当に日本なの?と疑ってしまうほどの絶景を目にすることができます!まさに「日本のランペドゥーザ島」と呼べる光景ですね。
ここ「柏島」へは高知龍馬空港から車で3時間半ほど、もしくは高知駅から最寄りの宿毛駅まで電車で行くことができます。アクセスは決して良いとは言えませんが、わざわざ行って見てみたい絶景が眠っている場所です。橋を本土から渡ったあたりにトイレと駐車場がある休憩所があるので、車で行く場合はそこに車を置いて海を見に行くのがオススメですよ。
釣りバカ日誌のロケ地にもなった、地元では有名な場所。
実はここ「柏島」は、平成15年公開の松竹映画「釣りバカ日誌14」のロケ地にもなった場所なのだとか。「柏島」にある旧柏島橋にて、三宅裕司さんと高島礼子さんのシーンが撮影されたそう。現地のタクシードライバー役として宿毛出身の間寛平さんもこの地を訪れ撮影したようです!
もちろん主役の西田敏行さんや三國連太郎さんもこの地を訪れ撮影した模様。今後もこの美しい海が注目され、多くのロケ地としてフォーカスされるのが楽しみですね!
水中にはカラフルな生き物も!
そしてここ「柏島」は冒頭で触れたようにダイビングスポットとしても非常に注目を集めている場所。日本全国のダイバーたちがこの美しい海を求めにやってくるのだとか。
通常の海ではお目にかかれないような海中生物がたくさん。透明度の高い海に映える、カラフルな生き物がとっても可愛いですね!
大月町には「柏島」でのスキューバダイビングツアーを行っているお店がいくつかあり、器材もそこでレンタルできるので身軽にスキューバダイビングが楽しめるのも魅力的。透明度の高い海を陸から楽しんだ後は、「柏島」の美しい水中世界へ!
高知県、いや日本にこんなにも美しい海があったなんて驚きです。海外へ行くよりも安く近いので、週末旅行や一人旅、グループ旅そして家族旅行にもおすすめですよ!
高知県の知られざる絶景ビーチへ、さあ行こう!
いかがでしたか?
“船が宙に浮いて見える”イタリアのランペドゥーザ島のような絶景ビーチを楽しめる高知県の「柏島」。日本一美しい秘境ビーチとも言えるこの場所へ、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
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