作った人は天才か?断崖絶壁にあるバリ島「ロックバー」が凄すぎる!

インドネシア・バリ島にインド洋の絶景を臨める凄いバーがあるって知ってました!? フォーブストラベルガイドの「眺めの良い世界のベストバー」ほか各国で数々の賞にも輝いた「アヤナ リゾート&スパ バリ」の「ロックバー」の知られざる魅力に迫ります!

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このまとめ記事の目次

まるでテーマパーク!崖肌をつたうケーブルカーで海上に

フォーブストラベルガイド「眺めの良い世界のベストバー」
CNNトラベル「世界のベストビーチバー」
グレートワインニュース「ベストオーシャンサイドワインエクスペリエンス」

など数々の賞に輝いた「ロックバー」は、インドネシアにあるバリ島の人気リゾート「アヤナ リゾート&スパ バリ」内に所在します。
週末にはリゾートの駐車場から大渋滞。素晴らしいサンセットを眺めようと観光客だけではなくバリ島に住む人々も列を作ります。
垂直にせりたったゴツゴツの崖肌を特設のケーブルカーで降りると忽然と現われるそこは、岩に囲まれた自然景観の美しさと、現代的でミニマルなデザインとが印象的な、特別すぎる空間。100メートルにわたり続くコーラルリーフ上を荒々しく砕ける波の音や姿を「水の花火」と呼ぶ人もあるんだとか。
最上層のこのバーカウンターは宿泊者専用。垂涎の的になること間違いなしの特別席です(C)Maaya Ishimine

最上層のこのバーカウンターは宿泊者専用。垂涎の的になること間違いなしの特別席です
(C)Maaya Ishimine

インド洋から14メートルの海上の天然岩の上に作られたオープンエアのバーは日本のデザインスタジオSPIN・小市泰弘氏の手によるもの。太陽光の加減で時々刻々と色彩の変わるバーカウンターはガラス作家・鳥毛清喜氏がリサイクルガラスを何千層ものレイヤーにふき仕上げたものだそう。
(C)Maaya Ishimine

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もともとの地形を活かし複数階に分けて作られたスペースで、思い思いに過ごしながらサンセットの瞬間を待ちます。

とにかく感動的なサンセットタイム!240席が瞬く間に満席に

メインバーを中心に幾つものテラスが広がり、240席程度が用意されているにも関わらず、すぐに満席になってしまう人気ぶり幾つもの段差に細かくスペースが分かれているのは、なるべく環境破壊をせず、自然の美しさを残し、多くの人がわざわざでも来てくれる場所を作りたいというオーナーの意向を反映した結果なのだそう。

メインバーを中心に幾つものテラスが広がり、240席程度が用意されているにも関わらず、すぐに満席になってしまう人気ぶり

幾つもの段差に細かくスペースが分かれているのは、なるべく環境破壊をせず、自然の美しさを残し、多くの人がわざわざでも来てくれる場所を作りたいというオーナーの意向を反映した結果なのだそう。

頭上から流れるサウンドは岩が突き出したわずかなスペースに作られたDJブースから!波の音とスピーカーから流れる音楽とか交じり合い、絶妙な空気感を醸しています。

頭上から流れるサウンドは岩が突き出したわずかなスペースに作られたDJブースから!波の音とスピーカーから流れる音楽とか交じり合い、絶妙な空気感を醸しています。

いよいよ日の入り。はてしなく続く海面を沈む太陽が鮮やかな色に変えていきます。遠く見えるバリの伝統的な漁船までもが一幅の絵のよう。

いよいよ日の入り。はてしなく続く海面を沈む太陽が鮮やかな色に変えていきます。遠く見えるバリの伝統的な漁船までもが一幅の絵のよう。

(C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

会話も忘れ、写真撮影に夢中になっちゃうのも、わかりますよね!
もちろん日が沈んでからの時間も極上。満天の星空の下、DJのチョイスに耳を傾け、パートナーや友人と会話の興じる豊かな時間が流れていきます。

もちろん日が沈んでからの時間も極上。満天の星空の下、DJのチョイスに耳を傾け、パートナーや友人と会話の興じる豊かな時間が流れていきます。

名前に「ロック」を冠した絶品オリジナルドリンクの数々!

(C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

そんなロックバーのカクテルをデザインするのは国際的なバーコンサルタント、セバスチアン・ボンフォイ氏。選び抜いたリキュールに地元産のフルーツやハーブ、スパイスなどをブレンドしたトロピカル感たっぷりのドリンクは、どれもめちゃくちゃおいしい!

ワインやスピリッツのセレクションも充実しています。
メニューには「ロック(Rock)」の文字がたくさん!

メニューには「ロック(Rock)」の文字がたくさん!

ウォッカやグランマニエに柑橘系のジュース・コブミカンの葉などを合わせた「ロック・マイ・ワールド(Rock My World)」・絞り立てのオレンジやレモンにミントの葉やパッションフルーツのシロップを合わせた「ロッキート(Rockito)」など、名前に「ロック」を冠したカクテルの数々が素敵。
パイナップルなどリゾートが所有するオーガニック農場から収穫したものも使っているんだとか。
(C)Maaya Ishimine

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フードメニューも充実。写真のチキンは揚げたてにオリーブオイルと特製のミックススパイス、ライムを絞っていただきます。

岸壁沿いに続くプールやレストランも素敵すぎる!

さらに、ロックバーのある岸壁にはバー以外の楽しみも延々と続く階段沿いに用意されているんです。
こちらのプールは宿泊者限定。水平線と一体になったかのように感じられる幻想的な光景の中で、ぷかぷかと浮いていたら、日頃の悩みなんてどこへやら。
遠くにバリ島とジャワ島の山々を臨む絶景ポイント

遠くにバリ島とジャワ島の山々を臨む絶景ポイント

サンセット時も素敵ですが、昼間に泳ぐのも素敵。オーシャンサイドのホテルは沢山ありますが、岩を砕く波音や背後に迫る熱帯ならではの樹々、「海」と「山」のリゾート両方の魅力を足し合わせたかのようなこんな景色の中で泳げる機会はそんなにないのでは。
プールの先に現われるのがレストラン「キシック・バー・アンド・グリル」。キシックは地元の言葉で「海にせり出す崖」の意味を持つのだとか。海風を感じながらいただくディナーは最高に快適でリゾート感たっぷり。
シェフと相談しながら好きなシーフードを選びます

シェフと相談しながら好きなシーフードを選びます

アヤナ リゾート&スパ バリが所在するバリ島のジンバランというエリアは、昔ながらの素朴な生活の残る静かな漁村。周辺のビーチには「イカンバカール(焼き魚)」と呼ばれる、その日にあがった魚介をその場でグリルして食べられる屋台が立ち並びます。キシック・バー・アンド・グリルでは、このスタイルを模して、毎日近隣の市場から仕入れてくる新鮮な魚介類を客自身が選んで好きに調理してもらいます。
伊勢エビやカニ、イカや様々な種類の白身魚など、好みのものを選び、シェフオリジナルのソースで。
幾種類かのシーフードを長い串に刺したメニューも人気。様々な味を少しずつ楽しめます。バリスタイルのソースの数々が絶品。
ちなみに、広大な敷地を有し、総合リゾートとして絶え間なく新たな施設を追加しては魅力を増しているアヤナ リゾート&スパ バリは、「今年のサプライズは何?」と毎年やってくるお客も多いのだそう。写真はその一つ。拡張中のロックバーの新施設をこっそり公開しちゃいます。岩の形を活かして作られた大きな円形の敷地には周囲をぐるりと取り囲むようにして席を配し、ウェディングセレモニーなどもできるようにするのだとか。楽しみすぎる!
(C)Maaya Ishimine

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いかがでしたか?世界が認めた極上のバーに、いつか、あなたも是非、行ってみてくださいね。
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