世界でここだけ!死ぬまでに食べて欲しい、バリの最強ディナーとは

インドネシア料理といえば、ナシゴレンやサテなどが日本でもお馴染みですが、もしバリ島に行く機会があったら是非、試してほしいのが「バリニーズ・リスタフェル」!伝統的なバリ料理・インドネシア料理を、家族や恋人と取り分けていただくビュッフェ形式の食事なのですが、これが、とっても素敵なんです!

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このまとめ記事の目次

鳥かご型の可愛いガゼボと伝統料理が素敵!

今回、バリニーズ・リスタフェルを体験したのはバリ島の人気リゾート「アヤナ リゾート&スパ バリ」の敷地内にある姉妹ホテル「リンバ ジンバラン バリ by アヤナ」。
こちらでは、単に伝統料理をズラリと並べるだけでなく、緑の中にある鳥かご型ガゼボ(西洋風あずまや)を草花や果実で見事に飾りつけ、もてなしてくれます!
鳥かご型ガゼボ (C)Maaya Ishimine

鳥かご型ガゼボ (C)Maaya Ishimine

ちなみに、そもそも「リスタフェル」とは?

日本では聞きなれない「リスタフェル」はオランダの植民地時代のジャワ島で、王族や農園主らが豊かな暮らしを誇り、食卓に何十種類もの料理を並べたものが起源。ジャワの宮廷料理とオランダ料理とが融合して形作られていったものなんだとか。
時代が代わり、徐々に伝統が消える中、今は市中に住む庶民の人々がこのスタイルを残そうということで様々に取り組んでいるのだそう!
サラダ、サテ、スープ、バナナの葉で包まれた焼き魚、ご飯、デザートなどなど、次から次へと食べたことのないような料理が運ばれてきます。

上の写真は魚のサテ(串焼き)と、バリ風のサラダ2種!
オックステールのスープ「Sop Buntut(ソプブントゥッ)」。発音は難しいですが、絶品です!(C)Maaya Ishimine

オックステールのスープ「Sop Buntut(ソプブントゥッ)」。発音は難しいですが、絶品です!(C)Maaya Ishimine

草木に描かれたメニューは近くの村で手作りされたもの

ロンター(昔、本を作るのに使われていた木の皮)に手書きされたメニューも、とっても素敵。
食事の最後にプレゼントされるこちらのメニューは、バリ東部の「カランガセム村」の人々の生活支援の一環としてリゾートが作り始めたものなんです。バトラー(専属の客室係)が一つひとつ丁寧に説明してくれます。
(C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

メインコースはチキンカレーや魚の焼き物、バリ風のローストダックやエビ、牛肉のシチューや卵など、圧巻の7品。どれもスパイスが複層的に絡み合い、丁寧に時間をかけて作られたものであることもわかります。日本で言うところの「おせち」みたいなものかしら。
ちなみに料理に添えられた「サンバル」(辛味調味料)もインドネシア料理ならでは!唐辛子、ニンニク、エシャロット(小型たまねぎ)などを生のまま合わせた「サンバルマタ」や、青唐辛子を赤玉葱と一緒に炒めた「サンバルヒジョウ」など、数種類かが供され、複数のお料理とともに一つのお皿にとって味と味の重なりを楽しむのがバリ流です。
デザートも、めっちゃゴージャス!蒸した黒米を使った、おはぎのような食味の甘いお菓子もあり、不思議な懐かしさも味わえるかも。(C)Maaya Ishimine

デザートも、めっちゃゴージャス!蒸した黒米を使った、おはぎのような食味の甘いお菓子もあり、不思議な懐かしさも味わえるかも。(C)Maaya Ishimine

ナシゴレンにガドガド・・・シェフによる料理教室も!

異国ならではの伝統的な料理や雰囲気を味わい、インドネシア料理やバリ料理の虜になってしまう人のために、最近は料理教室もいたるところで開かれています。

アヤナリゾートの「Cooking Class」もその一つ。外にあるとても気持ちがいいキッチンで、現役バリバリのシェフが秘伝の味や技を教えてくれます。
(C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

一品目は茹で野菜などをピーナッツソースで和える温かいサラダ「ガドガド」。

蒸したお米をお餅のように固めた「longtong(ロントン)」や、多種多様な唐辛子など、日本で手に入りづらい食材についても、「こんなものを代わりに使ってみるといいよ」とアドバイスしてもらえるので安心。
エビ煎を添えて食感を遊ばせるのもインドネシアならでは!? (C)Maaya Ishimine

エビ煎を添えて食感を遊ばせるのもインドネシアならでは!? (C)Maaya Ishimine

さて二品目。これは何を作るための材料でしょうか?

答えはインドネシア風チャーハンの「ナシゴレン」。「ナシ」は「ごはん」、「ゴレン」は「炒める」の意。ナシが「ミー」(麺)になると、焼きそばになります。ナシゴレンには醤油味とトマトソース味があり、目玉焼きを載せるのがお約束。
重たい中華鍋をふるのは、やっぱり男性。盛り上がります

重たい中華鍋をふるのは、やっぱり男性。盛り上がります

トマトソースから手作りしたナシゴレンのおいしさに感動。自宅に帰ってからも同じ味を作れるなんて、旅に帰ってからも楽しい時間が続くようで、お得感がありますね!

トマトソースから手作りしたナシゴレンのおいしさに感動。自宅に帰ってからも同じ味を作れるなんて、旅に帰ってからも楽しい時間が続くようで、お得感がありますね!

ケチャの独特のリズムに酔いながら名物グルメを満喫!

ちなみに、もう少し気軽にインドネシア料理を楽しみたい方には、現代風のビュッフェ形式のディナーがオススメ。
何種類もの料理を少しずつ試し好きな味をみつけられるのがビュッフェの有り難いところ。 (C)Maaya Ishimine

何種類もの料理を少しずつ試し好きな味をみつけられるのがビュッフェの有り難いところ。 (C)Maaya Ishimine

こんなふうに一品一品、説明もついているので、じっくり読んでインドネシア料理に詳しくなることもできちゃいます。ちなみにこちらのレストランは、アヤナリゾートの「パディ」。美しい庭園・蓮池に囲まれた、茅葺屋根造りの開放的なレストランです。(C)Maaya Ishimine

こんなふうに一品一品、説明もついているので、じっくり読んでインドネシア料理に詳しくなることもできちゃいます。

ちなみにこちらのレストランは、アヤナリゾートの「パディ」。美しい庭園・蓮池に囲まれた、茅葺屋根造りの開放的なレストランです。(C)Maaya Ishimine

設備もとってもきれい。センターに敷かれたクロスのチェックはバリではよく見かける図柄。白は善、黒は悪を意味し、寺院の神像やバリダンスの男性の衣装などにも使われ、魔除けの役割を果たします。 (C)Maaya Ishimine

設備もとってもきれい。センターに敷かれたクロスのチェックはバリではよく見かける図柄。白は善、黒は悪を意味し、寺院の神像やバリダンスの男性の衣装などにも使われ、魔除けの役割を果たします。 (C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

おいしい料理を楽しんだら、バリ舞踊を堪能。男性が円陣を組み唱和する「チャッチャッチャッ」というリズムが耳に残る「ケチャ」は、声のガムラン(インドネシアの民族音楽)とも言われ、パワフルかつ神秘的。囚われの身となった王妃を、王子と神猿が救い出す古典劇「ラーマーヤナ物語」が定番です。
(C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

ちなみにアヤナリゾート敷地内にあるリンバ ジンバラン バリ by アヤナに過日、野外劇場をのぞむレストラン「Kampeng Bali(カンポン バリ)」もオープン。ライステラス(棚田)を抜けた先に控える美しい劇場でケチャを楽しみながら、屋台料理がいただけます。リゾート気分満載すぎる!
(C)Maaya Ishimine

(C)Maaya Ishimine

いかがでしたでしょうか?土地ならではの食の魅力に満ちたバリ島。あなたも是非、行ってみてくださいね。
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