東北の素敵な宿へ行こう
秋も深まり、紅葉が散れば、冬はもう目前。今年の最後はどこに旅行に行きますか? もしまだ決まっていないようでしたら、東北に向かうのはいかがでしょう。
紅葉や雪景色を温泉につかりながら眺められる宿や、寒さが増す中で圧倒的な輝きを見せる夜空を楽しめる宿。海鮮や特産の和牛をおなかいっぱいに味わえる宿や、素朴な心づくしの郷土料理がいただける宿など、実は知られざる、魅力的な宿泊先のいっぱいある東北地方。今回は、そんな宿の中から12カ所を厳選してご紹介します!
①深山荘 高見屋(山形)
まずはスキーや温泉で有名な山形・蔵王に所在するこちらの旅館「深山荘 高見屋」。創業は江戸時代・享保元年(1716年)。今年で300年を迎える老舗中の老舗です。趣ある純和風建築の建物に歴史を感じます。
②四季館 彩冬(岩手)
盛岡の少し先、安比高原の豊かな自然に囲まれた宿が「四季館 彩冬」。森の中に所在する自然と人間の物語が共生する宿には、同じ間取りやしつらえのお部屋がふたつとなく、全19室すべてがそれぞれの個性を持っています。
特に2016年9月にオープンしたばかりのラグジュアリースイート。「森の別邸・226かたくり」は、紅葉が一番綺麗に見れるお部屋。客室内の露天風呂もライトアップされた森を眺められる絶好のロケーションにあります。
そして、このホテルのイチオシが食事。夕食は、料理長自慢の「彩冬の極めつき美食膳」に加え、前沢牛サーロインステーキやあわびのお造りなど8つの料理から好きなものを4つチョイスできるという贅沢さです。また、心づくしの“田舎料理”がビュッフェスタイルで供される朝食は、楽天トラベルの「朝ごはんフェスティバル」の東日本大会で過去準優勝に輝いた経歴もあるんだとか。
③仙峡の宿 銀山荘(山形)
テレビドラマ「おしん」の舞台になったことで知られる銀山温泉。銀山川の両岸に温泉宿が立ち並ぶこの日本情緒漂う景観でご存じの方も多いかもしれません。とりわけ雪が降り積もり冬の時期の夕方から夜にかけての光景は美しく、ガス灯がともる街並みはひたすらにフォトジェニックなんです。そんな銀山温泉の中でもひときわ人気の旅館が「銀山荘」。
④会津東山温泉 向瀧(福島)
⑤浄土ヶ浜パークホテル(岩手)
本州最東端の街・宮古市 三陸復興国立公園内の名勝「浄土ヶ浜」を臨む高台に建つホテルがこちらの「浄土ヶ浜パークホテル」。2016年3月にリニューアルオープンし、従来の和室に加え、洋室のツインベッドルームやビューバス付きの和室ツインベッドルームなど客室の選択肢が多彩に。エステ、マッサージ、ライブラリーなど施設も充実しています。
名勝「浄土ヶ浜」までは、海岸線遊歩道を通り徒歩10分という好立地。海沿いの部屋やロビーからは宮古湾の雄大な景色が見渡せます。白い岩と松の緑、海の青の群青が織りなす景観は、文字通りの絶景。
宮古湾を一周40分で周遊する「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」や、“青の洞窟”と呼ばれる八戸穴に小舟で向かう「青の洞窟さっぱ船遊覧」なども是非、体験して帰りたいところです。
夕食は、三陸の海の幸をいただける部屋食と、リニューアルしたばかりのダイニングで地元の名物料理をビュッフェスタイルでいただく形式の2種類。ウニとあわびの吸い物「いちご煮」や「ウニご飯」など、旅先ではやはり郷土料理が嬉しいですね!(※時季により内容が異なります)
⑥仙渓園月岡ホテル(山形)
季節のこだわりバイキングは、なんと約40品目60種類の料理がズラリ。地元・米沢牛の牛丼や、自家農園野菜、手打ち蕎麦に、季節の地産フルーツを使ったクレープの実演など、和から洋まで幅広く、目移りしてしまいます。