季節を感じる旅に出ない?中国・江蘇省の“春の絶景スポット”7選

寒い冬が終わり、いよいよ春まっさかり。桜や菜の花、チューリップなどのほころぶ花の季節は女の子の大好物ですよね! 花が散れば緑が萌えて、その先には紅葉の季節も控えています。今回は、そんな季節の豊かさを感じられる美しい花や草木に出会える絶景スポットを、中国の江蘇省から厳選してご紹介します。

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このまとめ記事の目次

美しい花や草木を探す旅はいかが?

長く寒い冬が過ぎて、いよいよ暖かなシーズンの到来。梅や菜の花、桃や桜の花がほころぶ花の季節は、女の子の大好物ですよね! 花が散れば緑が萌えて、その先には紅葉の季節も控えています。今回は、そんな季節の豊かさを感じられる美しい花や草木に出会える絶景スポットを、中国の江蘇省から厳選してご紹介します。 shutterstock

長く寒い冬が過ぎて、いよいよ暖かなシーズンの到来。梅や菜の花、桃や桜の花がほころぶ花の季節は、女の子の大好物ですよね! 花が散れば緑が萌えて、その先には紅葉の季節も控えています。

今回は、そんな季節の豊かさを感じられる美しい花や草木に出会える絶景スポットを、中国の江蘇省から厳選してご紹介します。

①湖畔に桃の花が咲き乱れる「蠡園(れいえん)」(無錫市)

まずご紹介するのは、中国5大湖の一つ「太湖」の入り江「蠡湖(れいこ)」のほとりに広がる「蠡園(れいえん)」。江蘇省・無錫を代表する江南庭園で、どの季節に訪れても山水画のような景色を楽しめますが、特に見事なのが、桃の花が春の訪れを告げる3月から4月。揺れる柳と桃のおりなす風景が美しく、いつまでも水辺にたたずんでいたくなります。 提供:江蘇省観光局

まずご紹介するのは、中国5大湖の一つ「太湖」の入り江「蠡湖(れいこ)」のほとりに広がる「蠡園(れいえん)」。江蘇省・無錫を代表する江南庭園で、どの季節に訪れても山水画のような景色を楽しめますが、特に見事なのが、桃の花が春の訪れを告げる3月から4月。揺れる柳と桃のおりなす風景が美しく、いつまでも水辺にたたずんでいたくなります。

見てください、この素敵さを! ちなみに蠡園の名は、紀元前6世紀の春秋時代にこの地で晩年を過ごした越王家臣「范蠡」にちなんでつけられたもの。范蠡は、中国4大美人の1人と歌われた西施を、呉の王様・夫差に貢ぎ物として送り届けた人物。西施の美貌に溺れた夫差は国を滅ぼしてしまい、范蠡は西施を連れてこの地に戻り、晩年を舟遊びなどして暮らしたと言われています。 提供:江蘇省観光局

見てください、この素敵さを! ちなみに蠡園の名は、紀元前6世紀の春秋時代にこの地で晩年を過ごした越王家臣「范蠡」にちなんでつけられたもの。范蠡は、中国4大美人の1人と歌われた西施を、呉の王様・夫差に貢ぎ物として送り届けた人物。西施の美貌に溺れた夫差は国を滅ぼしてしまい、范蠡は西施を連れてこの地に戻り、晩年を舟遊びなどして暮らしたと言われています。

②中国最大規模の桜「黿頭渚(げんとうしょ)公園」(無錫市)

提供:江蘇省観光局
こちらは、先にご紹介した蠡園と同じ太湖のほとりに所在する「黿頭渚(げんとうしょ)公園」。黿頭渚とはスッポン(黿)の頭のような形から名付けられました。かつては蒋介石の私庭であったこの公園は、春の桜、初夏の蓮の花、秋の月と紅葉、冬の雪景色と、四季折々に異なる美しさを見せ、「天然の画」などと賞賛されています。
中でも4月に見頃を迎える桜の美しさは圧巻。水面に散る花びらと、映し出されるピンク色の花木が夢のような情景を生み出します。約65万平方メートルという、中国でも最大規模のサクラの植樹面積を誇り、「日中桜友誼林」ともなっている黿頭渚公園で、湖畔に沿った散策路を歩き、無錫随一と称えられる風景を堪能しましょう。 提供:江蘇省観光局

中でも4月に見頃を迎える桜の美しさは圧巻。水面に散る花びらと、映し出されるピンク色の花木が夢のような情景を生み出します。約65万平方メートルという、中国でも最大規模のサクラの植樹面積を誇り、「日中桜友誼林」ともなっている黿頭渚公園で、湖畔に沿った散策路を歩き、無錫随一と称えられる風景を堪能しましょう。

③6平方キロに及ぶ広大な菜の花畑「千島菜の花景勝地」(泰州市)

続けてご紹介するこちらは、絶景写真集などで見たことがある方も多いかも。江蘇省・泰州の東側・興化に所在する約6平方キロメートルにもおよぶ広大な菜の花畑「千島菜の花景勝地」です。交差する川に浮かぶ“千の島”、通称・千島の畑に一斉に菜の花が咲き、一面が金色に輝く素晴らしい光景を作り出します。 提供:江蘇省観光局

続けてご紹介するこちらは、絶景写真集などで見たことがある方も多いかも。江蘇省・泰州の東側・興化に所在する約6平方キロメートルにもおよぶ広大な菜の花畑「千島菜の花景勝地」です。交差する川に浮かぶ“千の島”、通称・千島の畑に一斉に菜の花が咲き、一面が金色に輝く素晴らしい光景を作り出します。

興化の地は河川や沼が多く、畑作に向く土地が充分になかったことから、約750年も前の人々が、水の中から土を掘り、それを積むことで豊かな農作文化を作り出しました。点々と島のように浮かぶ土地は、その名残り。一面の菜の花を楽しめるのは、日本より少し遅めの4月上旬から下旬頃。見頃の時期には「千島菜の花旅行祭り」も催行されます。迷路のような水路を船でめぐり、一面、黄金色のフォトジェニックな光景を満喫しちゃいましょう。 提供:江蘇省観光局

興化の地は河川や沼が多く、畑作に向く土地が充分になかったことから、約750年も前の人々が、水の中から土を掘り、それを積むことで豊かな農作文化を作り出しました。点々と島のように浮かぶ土地は、その名残り。

一面の菜の花を楽しめるのは、日本より少し遅めの4月上旬から下旬頃。見頃の時期には「千島菜の花旅行祭り」も催行されます。迷路のような水路を船でめぐり、一面、黄金色のフォトジェニックな光景を満喫しちゃいましょう。

④欧米?いえいえ中国です!「オランダ花海」(塩城市)

提供:江蘇省観光局
見渡す限りのチューリップの花に風車という「ここはオランダ?」と見まごうばかりの光景ですが、こちらも中国・江蘇省なんです。塩城市大豊にある「オランダ花海」は、春のチューリップから、夏のヒマワリ、ラベンダー、秋のユリなど、ほぼ1年中、一面の花に出会える楽園。
提供:江蘇省観光局
4月中旬に見頃を迎えるチューリップの花は、なんと200品種あまりが栽培されており、お気に入りの色や形を探して歩くのも楽しい。広々として見飽きることのない中国最大のチューリップ花園で、のんびりとした時間を過ごしてくださいね。

⑤4万本の梅が咲き誇る「明孝陵・梅花山」(南京市)

提供:江蘇省観光局
こちらは江蘇省・南京の明の王様の陵墓「明孝陵」の景区内にある「梅花山」。例年2月中旬から3月中旬になると、400品種あまり、約4万本もの梅の花が満開となり、訪れる人の目を楽しませます。最盛期には「南京国際梅花祭り」も開催され、梅の時期だけで約10万人の観光客が訪れるのだとか。
提供:江蘇省観光局
まるで天国のような美しさ。「中国4大梅園」のうちでも最高位に位置づけられ「天下一梅山」の別名で呼ばれているのも頷けます。

⑥船から臨む竹林が素晴らしい「南山竹海」(常州市)

提供:江蘇省観光局
花の季節が終わりを迎えた後の、美しい草木の光景もご紹介します。こちらは江蘇省・常州南部の「天目湖風景区」の一角にある「南山竹海」。天目湖風景区は、森林や湖の観光や保護、アグリツーリズムにも力を入れている一大観光地で、イノシシやウサギ、キジなどの野生動物も多く棲息。水墨画を思わせる「天目湖」の静かな美しさでも知られています。
提供:江蘇省観光局
「南山竹海」の見どころは文字通り、一体に広がる竹林と湖のコントラスト。そうなんです。一見すると杉などの一般的な樹木にも見える緑は全て、竹の木。遊歩道とロープウェイとで楽しむ陸からの景色も素敵ですが、オススメは竹で作った船に乗り「竹海静湖」を渡る旅。新緑の季節に、青青とした竹が風にそよぐ音を聞きながら、清冽な空気を吸うひとときは最高のオトナ時間と言えそうです。

⑦紅葉を愛でるなら「花果山」(連雲港市)

提供:江蘇省観光局
最後にご紹介するのは、孫悟空で知られる『西遊記』の舞台として知られる江蘇省・連雲港、雲台山景区内に所在する「花果山」。奇峰、怪石が印象的な景観を作り出す場所で、中腹は唐代創建の古刹「三元宮」が、存在感を示しています。
提供:江蘇省観光局
あれ、でも花や草木と関係ないんじゃない?と思われた方、お待たせいたしました。こちらは秋の紅葉の絶景で知られる景勝地でもあるんです。中国の歴史ドラマに出てくるような緑の季節もいいものですが、もし機会があれば山腹が真っ赤に染まる秋にも訪れてみてください。

いかがでしたか?

提供:江蘇省観光局
いかがでしたか? 中国・江蘇省の四季を感じられる花や草木の美しい光景を厳選してご紹介してきました。いつの季節に訪れても楽しみがあるお隣の国、中国に、是非でかけてみてくださいね。
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