ノルウェーの断崖絶壁「プレーケストーレン」
まずは「プレーケストーレン」ご説明いたします。「プレーケストーレン」とは、日本ではサーモンなどで馴染みのある北欧の国ノルウェーにある崖の名称です。氷河に侵食されてできた地形フィヨルド、リーセフィヨルドの一種ですね。崖下を流れる湾の入り口から奥まで、ほとんど幅を変えずに細長く形成されているのが特徴です。
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「プレーケストーレン」とは直訳すると「演説台」という意味なのだそうで、この名前の由来は、水面からの高さが垂直で約600m、頂上は約25m四方のほぼ正方形を形作る四角柱の一枚岩でできているところからきています。頂上からは、絶景を見ながら思わず大声を出したくなってしまうような、まさに「演説台」という名前にふさわしい場所ですよね。
プレーケストーレンからの眺めは絶景
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「プレーケストーレン」の魅力はなんと言っても、壮観で壮大な絶景です。断崖絶壁になっている頂上から見渡す景色の前には、遮るものは何もなく北欧ならではの大自然とクールな空気が流れています。
柵などの人工物もなく自然と一体になったような感覚を味わえる反面、絶壁付近は大変危険なので、観光に行かれる際は十分に注意をしてくださいね。そんなスリルと隣り合わせのこちらのスポットでは、写真でも絶景が素晴らしいことが分かりますが、スリルを味わいながらたどり着いた感動は現地でしか味わえないものです。
4月から10月がおすすめ!
そんな北欧のを代表する観光名所「プレーケストーレン」、ぜひ生で見てみたいと思いますよね。しかも、どうせ行くならベストシーズンに最高の景色を見たいと思いますよね。ご紹介します「プレーケストーレン」に観光で訪れるベストシーズンは、北欧で最も過ごしやすい夏の時期6月~8月頃です。
北欧というだけあって冬はとっても冷え込みます。特に遮るもののない高台の「プレーケストーレン」は、相当寒いです。また、冬場は地面が凍ってしまい、雪に追われトレッキング自体ができません。頂上までトレッキングができるのは、大体4月~10月頃。せっかくですから頂上まで行ける時期を狙って観光に行きましょう。
こんな挑戦をする強者も
先ほども触れましたが「プレーケストーレン」の頂上には柵などの身を守るものはなく、特に規制があるわけではないので、ギリギリの淵に寝転がったり座ったりして写真を撮るなどといった、度胸試しをする観光客が多少います。ですが何度も言うように、十分に気をつけて安全に美しい景色を見ることをおすすめします。
また「プレーケストーレン」は、他では決してみられない美しい景色が見られる名所ではありますが、頂上までのトレッキング道中は、険しいものがあります。あまり慣れてない方や、経験が少ない方は、特に注意して登ってください。そうすれば、死ぬまでに一度はみたいと言われる最高の景色をその目に焼き付けることができますよ。
死ぬまでにいってみたい絶景「プレーケストーレン」
フィヨルドという世界的にも北欧地域あたりにしかない特別な絶景。頂上まで苦労して登って遠くまで見渡すのは最高の気分、最高の思い出になるはずです。ですが、決して無理をせず楽しんでください。
また「プレーケストーレン」では、フィヨルドの湾をフェリーに乗って「プレーケストーレン」を見上げながらゆっくりと観光することができるツアーもあります。頂上とは違いますが、そのダイナミックな姿をまじかで見ることができ、自然のありありとした姿を楽しむことができるとってもおすすめな観光コースです。
ここでしか見られない最高の景色!
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いかがだったでしょうか?北欧ならではの独特な地形と広大な土地に広がる大自然が作りだす、他では決してみられない最高の絶景。道中は険しかったり、スリルを感じたりなどはありますが、それらを乗り越えて見られる景色絶対に後悔のないものだと思います。「プレーケストーレン」に興味を持っていただけたなら、ぜひ十分に準備と注意をして、楽しい旅と最高の景色を堪能しに訪れてみてください。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめします)