秋には紅葉するこの小径。でもこの小径には緑の小径という名称がつけられていて、四季折々に自然を感じられる小径となっています。金沢の市街地中心にもこんな自然の残った遊歩道あるんですね。しかもこの緑の小径は、美術館と哲学者資料館をつなぐ特別な小径なんです。心静かな物思いにふけりながら歩くにはもってこいの小径です。日本のわびさびを存分に味わえる中村記念美術館、金沢を代表する石垣や水景の中で静かに心を落ち着かせられる鈴木大拙館とそのふたつの文化館をつなぐ緑の小径をご紹介します。
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緑の小径とは
金沢市街地の中心とは思えないほど自然が残されている遊歩道、緑の小径。茶道具や絵画を所蔵している中村記念美術館から、金沢生まれの哲学者鈴木大拙の思想に触れることのできる鈴木大拙館へと続く心静かに想いを巡らせながら歩けるステキに小径です。ほぼ400mの遊歩道です。
中村記念美術館から北側にある石川県立美術館へとつながる道は美術の小径と言われ、緑の小径と区別されています。
緑の小径の北側の起点、中村記念美術館
茶室梅案、庭園、旧中村邸を左に見ながら進んでいくと右手に本多公園がありその奥に中村美術館があります。茶道具など常設展示のほかに定期的に展示会やイベントを行っています。中村美術館の玄関から右手の方向に進んでいくと“緑の小径”につながっています。
金沢ナイトミュージアム開催
2016年も夏・秋とおみな割れていた“金沢ナイトミュージアム”。金沢の17の文化施設で夜間開館と多種多様なイベントを毎週末に開催していました。“文化的夜遊び”という粋なコンセプトの催しをここ中村記念美術館 本多公園でも行っていました。
幻想的なオープニングイベント“Lightning Forest”は、緑の小径の立地相応しいイベントでした。次回の開催時にはぜひ行ってみてください。
中村記念美術館本館お休み処、呈茶席
中村記念美術館で千利休が所有してた茶道具や短刀などを見学したあとは、本館1階の呈茶席でお抹茶をお召し上がりいただけます。お抹茶と半生菓子のセットで300円です。
茶室 耕雲庵
中村美術館から“緑の小径”の入り口にあるのが茶会、句会、香席などに利用できる茶室耕雲庵。江戸時代末期の建物をこちらに移設したそうです。“緑の小径”の雰囲気を引き立ててくれています。
緑の小径の南側の起点、鈴木大拙館
緑の小径の南側の起点となっている鈴木大拙館。哲学者の展示館に相応しく、単にものを鑑賞するだけでなく、自然な心で鈴木大拙に接することができるよう建物も工夫されているそうです。
書や写真、著作などの資料が展示されている展示空間、学習空間と思索空間で自ら知る、学ぶ、考えるの3つの行動を体験できる施設となっています。緑の小径もそんなことを想いながら歩いてみるとよいかもしれません。
緑の小径 交通アクセス
中村記念美術館
【住所】石川県金沢市本多町3-2-29
【TEL】076-221-0751
【開館時間】9:30~17:00
【入館料】
一般:300円
高校生以下:無料
鈴木大拙館
【住所】石川県金沢市本多町3-4-20
【TEL】076-221-8011
【開館時間】9:30~17:00
【入館料】
一般:300円
高校生以下:無料
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四季折々に自然を楽しめる緑の小径、ちょっと心が疲れた時ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。また、金沢観光のひとつにも加えてみてください。ぜひ参考にしてください。