みなさん、ロシアといえば何が思いつきますか？政治や経済面でのロシアの存在力は世界規模で見ても大きいもの。ニュースで度々目にすることもありますよね。そんなロシアですが、実はとっても可愛い観光スポットがたくさんあるんです。今回はその中でも特にオススメな、「聖ワシリイ大聖堂」について紹介します。

ロシアの首都モスクにある、カラフルな玉ねぎの形をした屋根のある大聖堂、「聖ワシリイ大聖堂」です。ロシアにはいくつもの大聖堂がありますが、「聖ワシリイ大聖堂」が最も有名でしょう。

ロシアに数多くある聖堂の中でも、飛び抜けてカラフルでユニークな「聖ワシリイ大聖堂」。当時、強大な力を持っていたカザンハン国を打ち破ったことを記念して作られました。

こんな素敵で可愛らしい大聖堂ですが、実は悲しい伝え話もあるんです。この大聖堂を造ったイヴァン4世は、出来上がった美しい姿の「聖ワシリイ大聖堂」をみて、感嘆しました。そして、2度とこのような美しい教会が建てられることがないようにするため、設計者の目を潰してしまった。というような伝説が残っています。本当かどうかはわかりませんが、それだけ当時の人々からも美しいと評価されていたということですね。

いつ見ても美しい「聖ワシリイ大聖堂」ですが、特に訪れて欲しいのが、冬の大聖堂です。白い雪と、暖かく灯る照明の光、その中でひときわ存在感を放つカラフルな大聖堂。ぜひ一度実際に訪れて欲しい、冬のロシアでは欠かせない景色です。

もちろん、この大聖堂の中に入ることができます。たまねぎ型の屋根の部分を中から見上げると、また違った面白さが見つかります。年に一度、入場料が無料になる日があるので、調べて訪れてみるのがオススメです。

この可愛らしい姿をした大聖堂、どこかで見たことがある、なんだか懐かしい、と感じていた方はいませんか。それはもしかしたら、人気ゲーム「テトリス」に登場していたからかもしれません。

ロシア・モスクワに訪れたら絶対に見たい、「聖ワシリイ大聖堂」について紹介しました。この可愛らしく美しい大聖堂の姿、人生で一度は絶対に自分の目で見てみたいですよね。ぜひ、機会を作ってこのおとぎ話の世界から出てきたような大聖堂を見に行ってくださいね。