映画の都として知られるアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市のハリウッド。マダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)(Madame Tussauds Hollywood)は、中国風寺院建築で有名なチャイニースシアターの隣にあります。動き出さないのが不思議なくらいリアルなマダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)の蝋人形はすべて本人公認で、髪の毛の一本から職人が手作業で植毛する1点もの。250年以上の歴史と高度な技術を受け継ぐマダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)をご紹介します。
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マダム タッソー ろう人形館(ハリウッド)とは
チャイニーズ・シアターの隣で2009年(平成21年)にオープンした「マダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)」は、世界20か国の観光地に点在する蝋人形展施設の支店です。ハリウッド映画の銀幕スターをはじめ、有名政治家や人気スポーツ選手などなど、映画やマスコミでおなじみの人々が、本物そっくりの蝋人形になって展示されています。
マダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)の蝋人形はすべて本人の公認で、公開にあたっては本人立ち合いのもとでお披露目されるのが恒例なのだとか。唯一の定休日が“アカデミー賞授賞式の当日”というのもシャレてますよね。ネットで事前購入すればお得な割引も適用されます。
マダム・タッソーって誰?
フランス出身の蝋人形作家、マリー・タッソー(Marie Tussaud)は案外古い時代の人で、1778年(江戸安永7年)頃から活躍し、1850年に亡くなっています。教師としてベルサイユ宮殿に住んでいたためフランス革命に巻き込まれ、ギロチン刑になるところを蝋人形技術を買われてデスマスクを作ったそうです。リアルでナポレオンに会ったりもしています。
マダムの蝋人形館は世界約10か国に所在します。初オープンは1835年(江戸天保6年)のロンドン「マダム・タッソー館」で、彼女が作った自身の人形ほか何点かは今も展示されているのだとか。日本では2013年3月に東京都港区台場・デックス東京ビーチに「マダム・タッソー東京」がオープンし、等身大の蝋人形が常時70体以上展示されています。
本物よりリアルかも?
映画「スティーブ・ジョブズ」でジョアンナ・ホフマン役を演じてゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞を受賞したケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)は、映画「タイタニック」のヒロイン役で有名な女優さん。レオナルド・ディカプリオ、ブルース・ウィリスなど銀幕のスターが本物そっくりで勢ぞろい。実物が混ざっていても気づかないでしょうね。
第44代アメリカ合衆国大統領・バラクオバマ氏。蝋人形になってもさすがの存在感の元大統領!まったく違和感がありませんね。みなさん、横に並んで同じように手を前に組んで記念写真を撮っていました。
かつてのスターもリアルに蘇る!
実話を題材にした1962年の大ヒットイギリス映画「アラビアのロレンス」で主役を演じた若かりしころのピーター・オトゥールや、まだ痩せてあごが尖っていたころのエルヴィスや、「グリース」の頃のトラボルタなど、懐かしい顔ぶれも揃っています。
マダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)の蝋人形は、実物のあらゆるサイズを測ること200カ所以上、頭髪はもちろんホンモノの人毛です。身に着けている衣裳はご本人や映画関係者から寄贈されたものだとか。製作費は日本円にして一体あたり、なんと2,700万円だそうです。
見れば見るほどホンモノそっくり!
マダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)をご紹介しました。マダム タッソー ろう人形館 (ハリウッド)の人形は、フェンスや囲いがないのが特徴です。とても高価なのに、顔や髪の毛以外なら自由にさわったり、お気に入りの御人形とツーショット写真も撮影できるんです。見れば見るほどホンモノそっくりな蝋人形でした。
基本情報
所在地:6933 Hollywood Blvd Hollywood, CA 90028
TEL: +1 323-798-1670
営業時間:10:00~19:00(土日 10:00~20:00)
料金:$29.95(4歳~12歳$22.95 3歳以下無料)
定休日:アカデミー賞授賞式当日
アクセス:レッドラインHollywood&Highland駅下車