ベイエリアの絶景スポット!米ボルチモア「フェデラル・ヒル・パーク」

アメリカ合衆国メリーランド州最大の都市ボルチモアのシンボル「フェデラル・ヒル・パーク(Federal Hill Park)」は、古くから集会場として使用されていた小高い丘の上にある芝生公園です。ボルチモアの町並みが一望できるビュースポットとして、夕景や夜景の頃まで人気のスポットです。園内には素晴らしい景観をゆっくり眺めるためのベンチと子供たちが遊べる遊具、バスケットボール用のコートも一面あります。いつもジョギングやヨガを楽しむ人たちの姿が絶えない憩いの公園「フェデラル・ヒル・パーク」をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

フェデラル・ヒル・パークとは

アメリカ合衆国メリーランド州最大の都市・ボルチモアの再開発区域として人気の観光スポットになっているインナーハーバーは、直線距離にして約270km、165,800平方メートルという広大な面積をもつチェサピーク湾の際奥に位置する古い港町です。「フェデラル・ヒル・パーク(Federal Hill Park)」は、そんなインナーハーバーに位置するボルチモアの代表的な公園です。
ダウンタウンの南に位置し、インナーハーバーのウォーターフロントから歩いてすぐのところにある小高い丘の上の公園には、南北戦争で使用された大砲が飾られています。天然の良港として長い歴史をもつチェサピーク湾を一望できる展望スポットとしても知られる公園で、眼下には世界屈指の規模を誇る水族館や美術館、たくさんのショッピングモールが広がっています。

古墳みたいな小高い公園

フェデラル・ヒルの歴史は、16世紀のイギリス人探検家ジョン・スミスがチェサピーク湾を探索中にナンティコーク川を遡り、この地を地図に書き残したことに始まります。小高い丘は長く集会場として使用され、のちの1608年には地元市民4,000人がメリーランド州の米国憲法批准を祝って「Maryland Federalist(メリーランド州連邦議員)」という名の船を建造したのを機に「フェデラル・ヒル(連邦政府の丘)」と名付けられました。
チェサピーク湾に注ぐパタプスコ川沿いの大通り、キー・ハイウェイ(key hwy)とバッテリー通り(Av.Battery)に面した小高い丘は、1880年(明治13年)に市によって買い取られ、フェデラル・ヒル・パークとして整備されました。頂部の四角い公園へは麓に数か所ある石段でアクセスします。

公園のアメニティ

フェデラル・ヒル・パークの中には遊歩道が整備され、散歩やジョギングなど思い思いに楽しむ人の姿が見られます。また丘の上の芝生エリアには子どもが遊べる遊具なども設置されています。いくつかのモニュメントや、南北戦争で使用された大砲も佇んでいます。フェデラル・ヒルは内戦時代の重要拠点だったため、小高い丘は見晴らしの良い前哨基地としての役割を担っていました。
フェデラル・ヒル・パークの麓にあるバスケットボールのコートは、ボルチモアに拠点を置くスポーツ用品メーカー「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」によって改修されました。フェデラル・ヒル・パークの地下に残っているトンネルは、はかつて1800年代に地元の醸造業者が作った貯蔵庫の跡だそうです。

湾岸再開発エリア

古くから南部産タバコの輸出港として開かれ、ボルチモアの要所として栄えたボルチモアは、1960年代になると主産業の衰退から人口が流出し、スラム化しました。そこでウォーターフロント開発の先駆けともいわれる30年計画による再開発計画が始まり、整備されたのがフェデラル・ヒル・パークの北に広がるインナーハーバーです。
フェデラル・ヒル・パークの麓には、イベント会場として賑わう“ラッシュ・フィールド”、夏になるとビーチバレーボールのコートとして人気の“ボルチモア・ビーチ”があります。ヨットハーバーの先に見えるのは対岸に建つ世界最大規模の国立ボルチモア水族館、湾に浮かぶ船は退役軍艦や潜水艦を展示したミュージアムです。メリーランド州科学センターのような文化施設のほか、IMAXシアターなどのレジャー施設も充実しています。

いかがでしたか?

インナーハーバーの夜景もきれいに見える丘の上のビュースポット「フェデラル・ヒル・パーク」をご紹介しました。徒歩圏内にはミュージアムやカフェがたくさんあります。ボルチモアへお出かけの際はぜひ足を運んでみてください。

基本情報

所在地:300 Warren Avenue, Baltimore, MD 21230
TEL:+1 410-396-5828
営業時間:24時間
アクセス:ボルチモア・ワシントン国際空港より車で20分

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