コロッセオやトレビの泉など、人気観光地がたくさん揃うローマ。映画「ローマの休日」の舞台としても有名ですね。その街並みは、訪れた人を魅了し、世界で最も美しい都市の一つと言われています。

ローマにはたくさんの素敵なスポットがあり、中にはあまり観光地として取り上げられない少しマニアックな遺跡もあるんです。今回紹介する「トッレ・アンジェリーナ広場」もそのひとつです。

ローマが共和制だった頃神殿が立っていた聖域のある広場の遺跡として、今もなお保存されている「トッレ・アンジェリーナ広場」。共和制ローマ時代の軍人として知られる「ユリウス・カエサル」が暗殺された場所としても有名です。

広場には4つの神殿があり、その建物の一部が今でも残っています。ローマの街並みの中に、こうして現在に至るまで歴史的に重要とされる遺跡が残っているなんて、その歴史含め、全てが素敵ですね。

この「トッレ・アンジェリーナ広場」では、たくさんの猫がのびのびと暮らしている姿をみることができます。実は、この広場には、野良猫・捨て猫を保護するためのセンターがあるんです。

この「トッレ・アンジェリーナ広場」の発掘調査が行われ始めた1930年頃から、すでにこの広場にはたくさんの野良猫が住み着いていたそうです。古くから人々の生活の中に猫が溶け込んできたことが伺い知れます。

こんなに至近距離まで猫が近づいてくることもあります。この地域の人々や、観光客に大切にされてきた猫たちは、250匹以上いるそうです。また、ここでは様々な猫グッズを買うことができます。お土産を買うのにももってこいですね。

たくさんの猫に会える、ローマの隠れた素敵な観光スポットについて紹介しました。たくさんの魅力的な遺跡のあるローマ。ぜひ、ローマを訪れる際はこの「トッレ・アンジェリーナ広場」へ訪れることも検討してみてくださいね。