南アフリカ屈指の野生動物保護区「クルーガー国立公園」
最大の魅力は地元で ‘wildtuin’ (野生の庭)とも呼ばれる所以である、多数の動物たちの存在。2万平方キロにわたる広大な敷地内にはゾウやライオン、サイにチーターなど動物園の檻の中でしか見たことがないような美しい動物たちのありのままの姿があります。
今回はそんなクルーガー国立公園でのサファリの醍醐味と周辺エリアの魅力をご紹介します。
魅力1:生涯わすれられないような圧倒的な自然景観に会える
ブライデ・リバー・キャニオン
マックマックの滝
ブルックス・ラック・ポットホールズ
神の窓
「神の窓」のポイントからさらに奥に進むと、熱帯雨林のような森に入る短いハイキングコースとなっています。片道15分-20分程度ですので、気分転換に森に包み込まれながら散歩してみるのも良いでしょう。
魅力2:ワイルドな動物たちと出会うサファリがとにかく楽しい
そして最大の魅力であるところの動物たちとの出会い。サファリでは特に「ビックファイブ」と呼ばれる動物たちライオン、ヒョウ、サイ、象、バッファローを探します。朝と午後の1日2回あるサファリにはサファリ用の四輪駆動車で移動。
ちなみに一般的には一台の車に6人を乗せるロッジが多い中、例えば「Rattray’s on Mala Mala」では一台に最大4人までのゲストしか乗せないというポリシーを設けて、レンジャーと密なコミュニケーションが取れるように配慮するなど、ロッジによっても若干特徴が異なるようです。
朝5時半に担当のレンジャーからモーニングコールがかかり、朝6時にコーヒーと軽食を食べていよいよサファリに出発!
おすすめは「プライベート・ゲームリザーブ」と呼ばれる私営動物保護区内のツアー。実はクルーガー国立公園の一部にはこうした私営動物保護区が複数あり、移動範囲について厳しいルールが設けられた国立公園と異なり、これらエリアではレンジャーの判断により、自由に動き回れます。つまり、より自然の中に溶け込めるため、動物との遭遇率も高く、動物との距離も近く取れるというわけ。そうして出会えた動物たちは、たとえば・・・
魅力3: 南アフリカワインを飲みながら眺める夕焼けが感動的
さらなる魅力の一つが、サファリの醍醐味の一つとも言える「サンダウナー」。南アフリカ産のワインやカクテルを飲みながら夕焼けを鑑賞できます。
大自然の絶景を鑑賞しながらワイングラスを傾けるひとときは一生の思い出となること間違いなし。ちなみにサファリでのサンダウナーでは実はジントニックを飲むのが通なのだとか。
魅力4:自然に囲まれたサファリ・ロッジでの滞在が素敵すぎる
サファリとサファリの間の時間を過ごすリゾートでの滞在も極上。写真の「Rattray’s on Mala Mala」は、1927年に創設した南アフリカで最も歴史あるプライベート・ゲームリザーブ「Mala Mala Game Reserve」が運営する3つのロッジの中で最も格式が高いリゾート。クルーガー国立公園に隣接しており、動物との遭遇率が最も高いプライベート・ゲームリザーブの一つと言われています。
重厚なエントランスの先は、たった8棟しかない一軒家タイプの客室のみで構成されており、プライベート感たっぷり。アンティーク家具でまとめられた室内も、上質で落ち着きます。
魅力5:ショッピングやゴルフも楽しめる
たとえば、エリア内で人気のホテルの一つ「Sabi River Sun Resort」は、自前のゴルフコースを持っており、ゴルフクラブを持っていない人もホテルでレンタル可能。大自然の中でゴルフボールを打つ瞬間は、本当に爽快です。
いかがでしたか?
クルーガー国立公園は、アフリカで最も歴史が古い国立公園であると同時に、野生動物保護という視点からは“World's greatest Animal Kingdom”と自負するように、アフリカでもっとも先進的な国立公園であり、世界をリードする国立公園であるといっても過言ではありません。
そんな素晴らしい場所で、時には都会から離れ、最高の感動体験をしてみてはいかがでしょう。