太郎山ってどんな山?
太郎山の山頂付近は西側が大きく崩壊し、稜線沿いは切れており、アルプス感覚を感じられる山でもあります。また山頂付近は、ハクサンフウロ、ウスユキソウ、ホソバイワベンケイなどの高山植物を見ることができ、登山の疲れを癒してくれます。
太郎山は、古くから山岳信仰の山として知られており、山頂には太郎山神社が祀られており、四方の展望も開け、遠くは尾瀬の山並みまで眺めることができます。太郎山は、男体山と女峰山の間に生まれた長男とされており、太郎山と名付けられたとされています。
太郎山の登山
太郎山の登山口は帰りのことも考えてマイカーで、新薙登山口(1660m)まで行くのがよく、登山口には5台〜6台ぐらいの駐車スペースがあるので、そこの停めて登山を楽しむのが、とてもいいです。
登山道のはじめはササ原であるが、後にダケカンバなどの林の中を進み、しばらく行くと左手の大きく開けた新薙が現れます。ここからは、急な登りでガレ場が続き、ちょっとした冒険気分を味わえるところです。
しばらく行くと新薙をトラバースすると、視界が開けて日光の山々を眺めることができます。新薙と別れると数少ない花畑が現れ、登山での疲れを癒してくれます。お花畑をひと登りすると山頂に着きます。
太郎山のこのコースはガレ場や急な岩場などがあり、少し怖い思いをすることもあるので、慎重に登山を楽しんでいただきたいです。
太郎山周辺の観光スポット① 男体山
男体山は円錐型の山容を有し、裾野が広く関東地方一円から望むことができ、独立峰のような堂々とした姿で、女峰山や大真名子山、小真名子山等と並んで日光を代表する山となっています。
男体山という名は北東に位置している女峰山と対で名付けられたとされており、女峰山との間の長男とされるのが太郎山で、大真名子山、小真名子山は子供とされています。
基本情報
【電話番号】0288-54-2496 (日光市観光協会日光支部)
【アクセス】東武日光駅から東武バス約53分で登山口中宮祠(日光二荒山神社)から山頂まで登りが4時間、下りが3時間
太郎山周辺の観光スポット② 女峰山
女峰山は、日光連山の中で、最も尖った外観になっており、日光三剣の1つ「剣ガ峰」とされるやせ尾根とつながっており、山頂付近は100mもの絶壁があります。
女峰山も山岳信仰の山として親しまれており、修験道の修行日光三山掛けの一番山とされています。女峰山は名前から想像できないくらい登山ではしんどい山で、標高1800m近くを登らなければならなく、山頂には約6時間の行程があります。長い尾根沿いは登山家から女峰の馬鹿尾根とも呼ばれています。
基本情報
【電話番号】0288-53-3795 唐沢避難小屋
【アクセス】日光駅から東武バスを利用し二荒山神社前で下車する
太郎山周辺の観光スポット③ 戦場ヶ原
戦場ヶ原は、湿原を囲むように自然研究路が整備され、約2時間あまりで歩けるハイキングコースもあり、大人から子供まで自然を満喫できるところであります。
また350種類もの植物が自生していて、たくさんの野鳥が訪れることでも知られています。所々には、男体山を背景に雄大な景色を楽しめる展望スポットもあり、四季折々の自然を楽しめるところでもあります。日光に訪れる際は、是非訪れてみて自然を満喫してみてはどうでしょうか?
基本情報
【電話番号】0288-54-2496 (日光市観光協会日光支部)
【アクセス】JR日光駅または東武日光駅より東武バス湯元温泉行き乗車約50分、「三本松」バス停下車徒歩1分
まとめ
イメージ画像
基本情報
【電話番号】0288-53-3795 唐沢避難小屋
【アクセス】JR日光駅・東武日光駅から東武バスを利用し約70分。湯元温泉バス停