長崎県平戸市とは
1550年フランシスコ・ザビエルの平戸滞在によって、全島にキリスト教が広まり、翌年には日本最初の教会が立てられました。キリスト教禁止令後、下中野、白石、春日、高越、獅子などの各集落で「隠れキリシタン」として殉教と迫害が繰り返される信仰が続きました。
市の産業は、農漁業が主とし、米、麦、サツマイモのほかミカン栽培が行われています。古くから放牧が盛んで平戸牛で知られています。トビウオ漁は、初秋に行われ、近年はウチワエビ、ヒラメが水揚げされており、水産加工品も生産されています。
平戸市内の名所旧跡を中心とした観光産業は、一時停滞していましたが、観光資源の掘り起こしや隣接地域の連携やお祭り・イベントの活用で拡大を図っています。
1.平戸南風夜風人まつり~秋の陣~【長崎県平戸市】
【前夜祭】では、18時からオープニングセレモニーで始まり、11チームが踊りを披露し、総踊り、そして交流会が会場で行われます。【本祭】では、10時オープニングセレモニーのあと準備運動があり、始まります。1部と2部の構成で、1部で39チームが参加しました。
1部で全チームが踊りを披露し、パフォーマンスを競います。審査員は、開始時から審査し、集計後審査発表されます。抽選会が行われます。その後、第2部が始まります。9月なので、日中の暑さ対策は考慮して下さい。港なので木陰はありません。テントを利用する程度です。
スポット情報
2.平戸海道渡海人祭【長崎県平戸市】
海浜のイベントは、「渚のお魚大捜査網」で、地引き網&魚つかみ大会(4日・5日のみ14時~)、「GO!GO!タコまっしぐら」で、タコつかみ大会(3日14時~、4日・5日12時30分~)などが行われます。有料イベントなので、申込手続きを行って下さい。
公園イベントは、「渡海人うまかもん物産店」で新鮮農産品・農水産加工品・地酒、銘菓等が勢揃いしています。地酒の試飲会など、平戸のうまかもんが大集合しています。お店ごとのサービスやPRも楽しみになさってください。
基本情報
【開催期間】毎年5月3日~5日
【会場】平戸大橋公園特設会場 長崎県平戸市
【問合せ先】平戸産業まつり実行員会(平戸商工会議所内)
【電話番号】0950-22-3131
【アクセス】JR佐世保駅から西肥バス平戸桟橋行きで1時間30分、平戸大橋公園前バス停下車後、徒歩3分
3.平戸ひらめまつり【長崎県平戸市】
ヒラメに限っては、「天然のヒラメは大きければ、大きいほど旨い」と、地元の漁師さんは断言します。平戸では、普段は見ることもないような5kg級の「ザブトン」と呼ばれる巨大なヒラメが珍しくありません。旨い時期は、「寒ビラメ」と言われる今の時期です。
脂がのり、身もふっくらと肥えて、その品格ある味や食感は、とにかく絶妙な味わいなのです。栄養素は、脂肪分が少なく、ビタミンやミネラルのバランスが良く、ゼラチン質が多いので、美肌効果などが期待されます。シャブシャブもおすすめです。
基本情報
【開催期間】毎年1月20日~3月31日
【会場】平戸市内
【問合せ先】社団法人平戸観光協会
【電話番号】0950-23-8600
4.たびら春まつり【長崎県平戸市】
毎年恒例なのが「ながさき和牛」の即売です。たびら春まつりの名物で、お客さんが列を作って並びます。大好評で、用意された牛肉は、二日で2頭分が準備されましたが、30分ほどで売り切れました。田平は、繁殖牛の産地ですが、地元産の牛肉は入手困難です。
青年団・職人組合・ダンスチームなどによる多彩な手作りイベントで盛り上がります。出店の中には、鯨肉、鯨竜田揚げ、たこ焼き、回転焼、黒毛和牛串などが販売されています。このほか、小学生以下が無料で参加できる、魚のつかみ取りが行われます。
基本情報
【開催日】毎年4月下旬 開催日については問合せ先へ確認して下さい。
【会場】平戸市田平港一帯
【問合せ先】田平支所地域振興課
【電話番号】0950-57-1111
5.たびら夏まつり【長崎県平戸市】
当日は、13時のオープニングセレモニーのあと、「チキチキ チキンレース」、「田平権現太鼓」、「瀬戸のカラオケ大会(職場対抗)」、「ダンス(大塚ヘルシーサークルほか)」、20時30分から「打上花火(約2,000発)」などが催されます。
花火大会の見所は、玄界灘に浮かぶ平戸大橋のライトアップです。その上に、大輪の花火が咲き誇る様は、迫力があります。港で行われるので、水中花火も魅力です。水面で花火が開きますので、ぜひ近くで鑑賞されるのがお勧めです。また、花火大会には有料席はありません。
基本情報
【開催日】毎年8月17日
【会場】田平港一帯 平戸市田平町
【問合せ先】たびら夏祭り実行委員会事務局(平戸市商工会内)
【電話番号】0950-57-0223