保存版!初心者さんもリピーターさんも大満足の1泊2日伊勢観光ルート

“お伊勢さん”の愛称で知られる神宮以外にも、かつて伊勢の台所として栄えた商人のまち「河崎」や、夫婦岩が美しい二見浦など、定番スポットの他にも訪ねてみたい場所がいっぱい。素敵な体験や、おいしいものも満載の三重県「伊勢」を楽しみ尽くす1泊2日のモデルルートをご紹介します。

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このまとめ記事の目次

神宮だけじゃない!何度でも行きたくなる「伊勢」

みなさんは三重県の「伊勢」には行ったことがありますか? “お伊勢さん”の愛称で知られる「伊勢神宮」の「内宮(ないくう)」や、鳥居前町の「おはらい町」「おかげ横丁」を訪れたことはあるけれど、「最後に行ったのは修学旅行」、「それ以外にもおすすめスポットがあったの?」なんて方が意外に多いかもしれません。今回は、食物を司る神様が祀られている「外宮(げくう)」、かつて伊勢の台所として栄えた商人のまちの「河崎」、「夫婦岩」が美しい「二見浦」など、定番スポットの他も訪ね、存分に伊勢を楽しみ尽くす1泊2日のモデルルートをご紹介します。 Photo by Ryo Shimomura

みなさんは三重県の「伊勢」には行ったことがありますか? “お伊勢さん”の愛称で知られる「伊勢神宮」の「内宮(ないくう)」や、鳥居前町の「おはらい町」「おかげ横丁」を訪れたことはあるけれど、「最後に行ったのは修学旅行」、「それ以外にもおすすめスポットがあったの?」なんて方が意外に多いかもしれません。

今回は、食物を司る神様が祀られている「外宮(げくう)」、かつて伊勢の台所として栄えた商人のまちの「河崎」、「夫婦岩」が美しい「二見浦」など、定番スポットの他も訪ね、存分に伊勢を楽しみ尽くす1泊2日のモデルルートをご紹介します。

①外宮前の茶屋で「朝かゆ」をいただく

伊勢に着いたらまずは朝食から。伊勢神宮の外宮参道にある「あそらの茶屋」では、朝7時半から10時までの時間帯に特別なおかゆがいただけます。巫女さんの装いをしたお店の方が白い木箱に入れてしずしずと運んできてくれる様子に感激! Photo by RETRIP

伊勢に着いたらまずは朝食から。伊勢神宮の外宮参道にある「あそらの茶屋」では、朝7時半から10時までの時間帯に特別なおかゆがいただけます。巫女さんの装いをしたお店の方が白い木箱に入れてしずしずと運んできてくれる様子に感激!

お重の中はこんな感じ。フタが取られる瞬間、その美しさに思わず歓声が上がります。おかゆに使われるお米は、契約栽培しているという「伊勢ひかり」。奇跡の稲とも称されている特別なお米です。おかゆのお供も一つひとつが丁寧に仕込まれており、特に、とろりとした秘伝の出汁が絶品です。写真のおかゆのほかに、あわび、伊勢エビ、鯛、さざえのおかゆもあります。 Photo by RETRIP

お重の中はこんな感じ。フタが取られる瞬間、その美しさに思わず歓声が上がります。おかゆに使われるお米は、契約栽培しているという「伊勢ひかり」。奇跡の稲とも称されている特別なお米です。おかゆのお供も一つひとつが丁寧に仕込まれており、特に、とろりとした秘伝の出汁が絶品です。写真のおかゆのほかに、あわび、伊勢エビ、鯛、さざえのおかゆもあります。

住所:三重県伊勢市本町13-7電話:0596-65-6111営業時間:朝かゆ 7:30~10:00昼げ  11:30~14:30カフェ 7:30~17:00定休:年中無休URL:http://sekiya.com/shops/#isesekiya-honten Photo by RETRIP

あそらの茶屋

住所:三重県伊勢市本町13-7
電話:0596-65-6111
営業時間:
朝かゆ 7:30~10:00
昼げ  11:30~14:30
カフェ 7:30~17:00
定休:年中無休
URL:http://sekiya.com/shops/#isesekiya-honten

②しきたりどおり「外宮」から参拝

伊勢神宮へ参拝に行くなら、まずは外宮から。伊勢神宮は、皇室の祖・天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る内宮や、食を司る豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る外宮ほか、125におよぶ宮社から構成されますが、正しい参拝順序は外宮から内宮。「外宮先祭(げくうせんさい)」といって、衣食住や産業の守り神とされる外宮の神様に先に食事を奉る祭典の順序に倣い、そのようなしきたりとなっているのだそうです。ちなみに伊勢神宮の正式な名称は、「神宮」。伊勢という地名を冠するのは俗称なのだそうです。 Photo by Ryo Shimomura

伊勢神宮へ参拝に行くなら、まずは外宮から。伊勢神宮は、皇室の祖・天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る内宮や、食を司る豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る外宮ほか、125におよぶ宮社から構成されますが、正しい参拝順序は外宮から内宮。

「外宮先祭(げくうせんさい)」といって、衣食住や産業の守り神とされる外宮の神様に先に食事を奉る祭典の順序に倣い、そのようなしきたりとなっているのだそうです。ちなみに伊勢神宮の正式な名称は、「神宮」。伊勢という地名を冠するのは俗称なのだそうです。

初めての神宮参拝なら「お伊勢さん観光案内人」に案内してもらうのがおすすめ。神宮の歴史的な説明から、参拝の方法など丁寧に教えてくれます。手水での作法や、参拝時のおじぎなど、今までなんとなくやってしまっていたことを改めて意識することができるようになります。特に参拝時、「二礼二拍手一礼」といいますが、二拍手の際に右手を一関節分ぐらい下に引いて手を叩きます。これは、自分が神様よりも少し下がるという気持ちを表しているそう。ぜひ参拝の際は気持ちを込めて実践してみてくださいね。 Photo by Ryo Shimomura

初めての神宮参拝なら「お伊勢さん観光案内人」に案内してもらうのがおすすめ。神宮の歴史的な説明から、参拝の方法など丁寧に教えてくれます。手水での作法や、参拝時のおじぎなど、今までなんとなくやってしまっていたことを改めて意識することができるようになります。

特に参拝時、「二礼二拍手一礼」といいますが、二拍手の際に右手を一関節分ぐらい下に引いて手を叩きます。これは、自分が神様よりも少し下がるという気持ちを表しているそう。ぜひ参拝の際は気持ちを込めて実践してみてくださいね。

また、外宮にいったらぜひ併せて訪れてみていただきたいのが「月夜見宮(つきよみのみや)」。豊受大御神の別宮であり、月夜見尊(つきよみのみこと)が祀られています。伊勢のまちなかにあるのですが、周囲を木々に囲まれピンと張り詰めた神聖な空気に包まれています。外宮から月夜見宮まで続く「神路通り(かみじどおり)」は、月夜見尊が外宮と月夜見宮を行き来するのに通っていると言われており、いまも中央だけ色が違う道になっているのも興味深いところです。 Photo by Ryo Shimomura

また、外宮にいったらぜひ併せて訪れてみていただきたいのが「月夜見宮(つきよみのみや)」。豊受大御神の別宮であり、月夜見尊(つきよみのみこと)が祀られています。伊勢のまちなかにあるのですが、周囲を木々に囲まれピンと張り詰めた神聖な空気に包まれています。

外宮から月夜見宮まで続く「神路通り(かみじどおり)」は、月夜見尊が外宮と月夜見宮を行き来するのに通っていると言われており、いまも中央だけ色が違う道になっているのも興味深いところです。

③ご当地どんぶりの「御饌丼(みけどん)」でランチ

お伊勢さん観光案内人によるガイドツアーの中には、おすすめのランチ付きのものもあります。今回は、外宮参道で「御饌丼(みけどん)」を。御饌丼というのは、伊勢の外宮さんにちなんだご当地どんぶりの総称で、御=尊い大切な、饌=食べ物、という意味で名付けられたのだそうです。写真は幾つかある選択肢の一つで、参道の入り口近くにある「割烹・寿司 桂」の「伊勢まぐろの豊穣丼(ほうじょうどん)」。伊勢まぐろを中心に伊勢志摩産の魚介をふんだんに使った贅沢な海鮮ちらし丼です。 Photo by Ryo Shimomura

お伊勢さん観光案内人によるガイドツアーの中には、おすすめのランチ付きのものもあります。今回は、外宮参道で「御饌丼(みけどん)」を。御饌丼というのは、伊勢の外宮さんにちなんだご当地どんぶりの総称で、御=尊い大切な、饌=食べ物、という意味で名付けられたのだそうです。

写真は幾つかある選択肢の一つで、参道の入り口近くにある「割烹・寿司 桂」の「伊勢まぐろの豊穣丼(ほうじょうどん)」。伊勢まぐろを中心に伊勢志摩産の魚介をふんだんに使った贅沢な海鮮ちらし丼です。

住所:三重県伊勢市本町17-16電話:0596-28-3001営業時間:11:00~22:00(オーダーストップ 21:30)URL:http://ise-katsura.co.jp/ Photo by Ryo Shimomura

割烹・寿司 桂 ―外宮―

住所:三重県伊勢市本町17-16
電話:0596-28-3001
営業時間:11:00~22:00(オーダーストップ 21:30)
URL:http://ise-katsura.co.jp/

④「外宮参道」でフォトジェニックなスイーツを食べ歩き

食後は、外宮参道の散策を。外宮参道には、昔ながらの旅館や土産物店だけではなく、最近オープンしたばかりの人気カフェやスイーツショップも多数あり、ぶらぶらとお気に入りを探すのが楽しいところ。ここでは、ランチを食べた後でもついつい食べ歩きしたくなるスイーツショップを幾つかご紹介します。 Photo by RETRIP

食後は、外宮参道の散策を。外宮参道には、昔ながらの旅館や土産物店だけではなく、最近オープンしたばかりの人気カフェやスイーツショップも多数あり、ぶらぶらとお気に入りを探すのが楽しいところ。ここでは、ランチを食べた後でもついつい食べ歩きしたくなるスイーツショップを幾つかご紹介します。

まずは、伊勢抹茶・ほうじ茶を使った新しいスイーツやドリンクを販売している「木下茶園」から。こちらのお店は、可愛いもの・スイーツ好きが心ときめくキラキラスイーツでいっぱい。写真は、週末限定のフローズン「抹茶ストロベリー・ホワイトチョコレート」。見た目の可愛さも素敵ですが、抹茶とホワイトチョコの甘さ、苺の甘酸っぱさがあわさって、ぺろりといただけちゃいます。 Photo by Ryo Shimomura

まずは、伊勢抹茶・ほうじ茶を使った新しいスイーツやドリンクを販売している「木下茶園」から。こちらのお店は、可愛いもの・スイーツ好きが心ときめくキラキラスイーツでいっぱい。写真は、週末限定のフローズン「抹茶ストロベリー・ホワイトチョコレート」。見た目の可愛さも素敵ですが、抹茶とホワイトチョコの甘さ、苺の甘酸っぱさがあわさって、ぺろりといただけちゃいます。

住所:三重県伊勢市岩渕1-1-31(豊恩館内)営業時間:10:30~17:00定休:水曜日・木曜日URL:http://www.kinoshitachaen.com/ Photo by Ryo Shimomura

木下茶園 外宮前店

住所:三重県伊勢市岩渕1-1-31(豊恩館内)
営業時間:10:30~17:00
定休:水曜日・木曜日
URL:http://www.kinoshitachaen.com/

一見、普通の饅頭(まんじゅう)のようなこちらは、昔から伊勢で親しまれてきた「三ツ橋ぱんじゅう」の「ぱんじゅう」。名前の通り、パンと饅頭が合わさった不思議なお菓子です。中の餡はこしあんやカスタード、栗など定番の7種類と季節ごとにかぼちゃや焼き芋などの餡も販売されます。持ち帰りもでき、自宅で食べる場合に冷めてしまっていたら1個10秒を目安にレンジで温めたあと、オーブントースターで2分ほど焼くと中はしっとり、表面はカリッとおいしくいただけるので、お土産にもおすすめです。 Photo by Ryo Shimomura

一見、普通の饅頭(まんじゅう)のようなこちらは、昔から伊勢で親しまれてきた「三ツ橋ぱんじゅう」の「ぱんじゅう」。名前の通り、パンと饅頭が合わさった不思議なお菓子です。

中の餡はこしあんやカスタード、栗など定番の7種類と季節ごとにかぼちゃや焼き芋などの餡も販売されます。持ち帰りもでき、自宅で食べる場合に冷めてしまっていたら1個10秒を目安にレンジで温めたあと、オーブントースターで2分ほど焼くと中はしっとり、表面はカリッとおいしくいただけるので、お土産にもおすすめです。

住所:三重県伊勢市本町5-3電話:0596-29-3284営業時間:10:00~18:00定休:毎週水曜日・第3木曜日URL:http://www.panjyu.com/ Photo by Ryo Shimomura

三ツ橋ぱんじゅう

住所:三重県伊勢市本町5-3
電話:0596-29-3284
営業時間:10:00~18:00
定休:毎週水曜日・第3木曜日
URL:http://www.panjyu.com/

こちらは伊勢で長年愛され続けている「山村乳業」の製品を多くの人に食べてもらいたいということで作られた「山村みるくがっこう」。山村乳業の瓶牛乳や瓶ヨーグルト、瓶プリンなどに加え、特に人気なのが「プリンソフト」。プリンの入った瓶に山盛りのソフトクリームが入り、ミルクのコクが最高においしいのはもちろん、見た目にもとっても可愛いんです。プリンソフトがいただけるのは、4月〜12月。1月〜3月は写真のパンプティング&ソフトになり、暖かいパンプティングと冷たいアイスの相性バツグンのスイーツなんです。 Photo by Ryo Shimomura

こちらは伊勢で長年愛され続けている「山村乳業」の製品を多くの人に食べてもらいたいということで作られた「山村みるくがっこう」。山村乳業の瓶牛乳や瓶ヨーグルト、瓶プリンなどに加え、特に人気なのが「プリンソフト」。プリンの入った瓶に山盛りのソフトクリームが入り、ミルクのコクが最高においしいのはもちろん、見た目にもとっても可愛いんです。

プリンソフトがいただけるのは、4月〜12月。1月〜3月は写真のパンプティング&ソフトになり、暖かいパンプティングと冷たいアイスの相性バツグンのスイーツなんです。

住所:三重県伊勢市本町13-6電話:0596-28-4563営業時間:10:00~17:30(夏季)、10:00~17:00(冬季)定休:年中無休URL:http://www.yamamuramilk.co.jp/milk-school.shtml Photo by Ryo Shimomura

山村乳業 みるくがっこう

住所:三重県伊勢市本町13-6
電話:0596-28-4563
営業時間:10:00~17:30(夏季)、10:00~17:00(冬季)
定休:年中無休
URL:http://www.yamamuramilk.co.jp/milk-school.shtml

⑤「金近(かねちか)」で朝熊黄楊(あさまつげ)の根付け作り

お腹いっぱいになったところで、ちょっと変わった体験も。こちらは伊勢の最高峰「朝熊山(あさまやま)」でしか採れない「朝熊黄楊(あさまつげ)」の樹を使った彫刻品・伊勢根付や、伊勢型紙などの三重県の伝統工芸品を主に扱うお店「伊勢菊一 金近」。根付けというのは、ポケットのない着物で財布やタバコ入れなどを持ち歩く際、帯から下げるそれらが落ちないよう紐につける留め具のこと。 Photo by Ryo Shimomura

お腹いっぱいになったところで、ちょっと変わった体験も。こちらは伊勢の最高峰「朝熊山(あさまやま)」でしか採れない「朝熊黄楊(あさまつげ)」の樹を使った彫刻品・伊勢根付や、伊勢型紙などの三重県の伝統工芸品を主に扱うお店「伊勢菊一 金近」。根付けというのは、ポケットのない着物で財布やタバコ入れなどを持ち歩く際、帯から下げるそれらが落ちないよう紐につける留め具のこと。

こちらでは、地元の職人さんたちが作った根付けを購入することもでき、自分で根付けを作る体験もできるんです。2時間ほどの体験コースでは、彫刻刀で彫り出した朝熊黄楊を磨いてピカピカのペンダントトップを作ることができます。磨きのみの最短30分コースもあるのでちょっと体験してみたい人はぜひ!丁寧に磨いた分、キラキラなペンダントトップができるので、ついつい集中しちゃいます。 Photo by Ryo Shimomura

こちらでは、地元の職人さんたちが作った根付けを購入することもでき、自分で根付けを作る体験もできるんです。2時間ほどの体験コースでは、彫刻刀で彫り出した朝熊黄楊を磨いてピカピカのペンダントトップを作ることができます。磨きのみの最短30分コースもあるのでちょっと体験してみたい人はぜひ!丁寧に磨いた分、キラキラなペンダントトップができるので、ついつい集中しちゃいます。

住所:三重県伊勢市本町6-4シャレオ2F営業時間:10:00~18:00定休:水曜日URL:http://isekikuichi.com/kanechika Photo by Ryo Shimomura

民芸品店 伊勢菊一 金近

住所:三重県伊勢市本町6-4シャレオ2F
営業時間:10:00~18:00
定休:水曜日
URL:http://isekikuichi.com/kanechika

Photo by Ryo Shimomura
作業の後には、朝9時からオープンしている「camino coffee(カミノコーヒー)」でショートブレイク。オープンしたばかりの店内はコーヒーのとっても良い香りに包まれています。コーヒーの種類がたくさんありすぎて迷ってしまったら、店長さんに相談してみて。好みを伝え、おすすめを教わりながら会話する時間も、旅先ならではの楽しさです。
住所:三重県伊勢市吹上1丁目4-13電話:080-5076-4728営業時間:9:00~17:00定休:日曜日URL:http://ameblo.jp/yukakokassan/ Photo by Ryo Shimomura

camino coffee

住所:三重県伊勢市吹上1丁目4-13
電話:080-5076-4728
営業時間:9:00~17:00
定休:日曜日
URL:http://ameblo.jp/yukakokassan/

⑥伊勢エビ、アワビ、牡蠣…伊勢グルメざんまいの夕食

夕食は、伊勢エビ、あわび、牡蠣などの伊勢志摩ならではの魚介類を豪勢に楽しむのがオススメ。あわびは、神宮にも献納される海の恵みで、近くの鳥羽や志摩などで海女さんが一つひとつ丁寧に獲ったものが運ばれてきます。このほか、「日本一コシがない」、などと言われる極太・ゆるふわの麺「伊勢うどん」も伊勢ならではのもの。 提供:RETRIP

夕食は、伊勢エビ、あわび、牡蠣などの伊勢志摩ならではの魚介類を豪勢に楽しむのがオススメ。あわびは、神宮にも献納される海の恵みで、近くの鳥羽や志摩などで海女さんが一つひとつ丁寧に獲ったものが運ばれてきます。このほか、「日本一コシがない」、などと言われる極太・ゆるふわの麺「伊勢うどん」も伊勢ならではのもの。

⑦翌朝は「内宮」に参拝、「おはらい町」にも

次は伊勢市駅からバスで20分ほどの内宮に、いよいよ参拝しましょう。内宮に祀られている天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、皇室の始祖で、日本の総氏神(そううじがみ)とも言われています。こちらも初めて見てまわる際には、お伊勢さん観光案内人にお願いするといいかも。 Photo by RETRIP

次は伊勢市駅からバスで20分ほどの内宮に、いよいよ参拝しましょう。内宮に祀られている天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、皇室の始祖で、日本の総氏神(そううじがみ)とも言われています。こちらも初めて見てまわる際には、お伊勢さん観光案内人にお願いするといいかも。

内宮参拝が終わったらおはらい町・おかげ横丁で食事&お土産探しに行きましょう。おはらい町は、宇治橋から五十鈴川(いすずがわ)に沿って続く800mの石畳の通りで、たくさんの飲食店やお土産屋さんが建ち並んでいます。その真ん中にあるのが、おかげ横丁。江戸時代から明治時代にかけての伊勢の代表的な建築物を移築・再現した雰囲気たっぷりな場所で、写真を撮ってまわるにも楽しい場所です。 Photo by RETRIP

内宮参拝が終わったらおはらい町・おかげ横丁で食事&お土産探しに行きましょう。おはらい町は、宇治橋から五十鈴川(いすずがわ)に沿って続く800mの石畳の通りで、たくさんの飲食店やお土産屋さんが建ち並んでいます。その真ん中にあるのが、おかげ横丁。江戸時代から明治時代にかけての伊勢の代表的な建築物を移築・再現した雰囲気たっぷりな場所で、写真を撮ってまわるにも楽しい場所です。

⑧商人のまち「河崎」で多種多様なモノ作りを体験

Photo by RETRIP
内宮参拝のあとは、伊勢市駅または宇治山田駅から外宮さんとは逆方面に徒歩15分ほどのエリア「河崎」に行ってみましょう。文字通り川沿いのこのエリアは、江戸時代に「伊勢の台所」として、年間数百万人規模で訪れていた参拝客をまかなう物流の拠点となっていた場所。その面影は今も残り、最近では古い蔵を利用したカフェやショップなど今と昔の良さが混じり合ったオシャレなスポットが点在する場所として注目されています。

そんな河崎には実は、たくさんの“体験型”のコンテンツが。
たとえばこちらは老舗昆布舗「酒徳昆布」で体験できる、珍しい「おぼろ昆布削り」。神様への献上品でもある幅広の昆布を、薄く削り、おむすびやお味噌汁用として持ち帰れます。白く幅広に削れた昆布をつまんで食べてみると、そのおいしさにビックリするはず。小さな子どもたちにまで作業用の作務衣や法被を用意して着せてくれるので、思い出写真を撮るにもピッタリです。 提供:酒徳昆布

たとえばこちらは老舗昆布舗「酒徳昆布」で体験できる、珍しい「おぼろ昆布削り」。神様への献上品でもある幅広の昆布を、薄く削り、おむすびやお味噌汁用として持ち帰れます。白く幅広に削れた昆布をつまんで食べてみると、そのおいしさにビックリするはず。小さな子どもたちにまで作業用の作務衣や法被を用意して着せてくれるので、思い出写真を撮るにもピッタリです。

住所:三重県伊勢市神久2-7-20電話:0596-28-2068営業時間:8:30~18:30定休:水曜日(ただし、祝日、12月は営業)おぼろ昆布削り体験料:1500円※ご希望予定の1週間前までにご予約をURL:http://sakatoku-kombu.jp/ Photo by Ryo Shimomura

酒徳昆布(さかとくこんぶ)

住所:三重県伊勢市神久2-7-20
電話:0596-28-2068
営業時間:8:30~18:30
定休:水曜日(ただし、祝日、12月は営業)
おぼろ昆布削り体験料:1500円
※ご希望予定の1週間前までにご予約を
URL:http://sakatoku-kombu.jp/

伊勢かまぼこを製造・販売している「若松屋」では「かまぼこ作り体験」。上質の魚のすり身を丁寧に練り、かまぼこ板の上に整形していきます。やってみると意外に難しく、ついつい我を忘れて没頭してしまうこと間違いなし。できあがったかまぼこを蒸している間に、残ったすり身は魚やハートなど好きな形にして焼きかまぼこに。 Photo by Ryo Shimomura

伊勢かまぼこを製造・販売している「若松屋」では「かまぼこ作り体験」。上質の魚のすり身を丁寧に練り、かまぼこ板の上に整形していきます。やってみると意外に難しく、ついつい我を忘れて没頭してしまうこと間違いなし。

できあがったかまぼこを蒸している間に、残ったすり身は魚やハートなど好きな形にして焼きかまぼこに。

焼きたてのかまぼこは、その場で試食。おいしい!それもそのはず、若松屋は明治38年に創業された老舗の練り物店。地元で長く愛されてきた味は伊達ではありません。ちなみに特に人気なのは揚げたてを店内でも購入できる「伊勢ひりょうず」。ひりょうずとは関東名でがんもどきのこと。9種類の具材がゴロゴロと入った素朴で味わい深い逸品です。 Photo by Ryo Shimomura

焼きたてのかまぼこは、その場で試食。おいしい!

それもそのはず、若松屋は明治38年に創業された老舗の練り物店。地元で長く愛されてきた味は伊達ではありません。ちなみに特に人気なのは揚げたてを店内でも購入できる「伊勢ひりょうず」。ひりょうずとは関東名でがんもどきのこと。9種類の具材がゴロゴロと入った素朴で味わい深い逸品です。

住所:三重県伊勢市河崎1丁目9-28電話:0596-23-1721営業時間:工房 9:30~15:00、店舗販売 9:00〜18:00定休:年末年始および職人不在の時かまぼこ体験料:1500円URL:http://www.wakamatsuya.co.jp/fs/kamaboko/c/koubou Photo by Ryo Shimomura

若松屋 本店

住所:三重県伊勢市河崎1丁目9-28
電話:0596-23-1721
営業時間:工房 9:30~15:00、店舗販売 9:00〜18:00
定休:年末年始および職人不在の時
かまぼこ体験料:1500円
URL:http://www.wakamatsuya.co.jp/fs/kamaboko/c/koubou

江戸時代の雰囲気を今に残す「伊勢河崎商人館」では、なんとヨガの体験まで。基本の呼吸法や、カラダが固くても安心のポーズなどから丁寧に教えてもらえるので初心者でも安心。ヨガマットなども用意されているので、手ぶらでOKです。昔ながらの空間で、静かに自分と向き合うリラックス体験。ちょっと新しくて嬉しいかも。 提供:伊勢まちづくり株式会社

江戸時代の雰囲気を今に残す「伊勢河崎商人館」では、なんとヨガの体験まで。基本の呼吸法や、カラダが固くても安心のポーズなどから丁寧に教えてもらえるので初心者でも安心。ヨガマットなども用意されているので、手ぶらでOKです。昔ながらの空間で、静かに自分と向き合うリラックス体験。ちょっと新しくて嬉しいかも。

住所:三重県伊勢市河崎2-25-32営業時間:9:30~17:00、商人蔵 10:00~17:00定休:火曜日(祝日の場合は翌日)入館料:大人300円 大学・高校生200円、小・中学生100円 小学生未満無料、商人蔵は無料ヨガ体験料:2160円(税込)URL:http://www.isekawasaki.jp/ Photo by Ryo Shimomura

伊勢河崎商人館

住所:三重県伊勢市河崎2-25-32
営業時間:9:30~17:00、商人蔵 10:00~17:00
定休:火曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:大人300円 大学・高校生200円、小・中学生100円 小学生未満無料、商人蔵は無料
ヨガ体験料:2160円(税込)
URL:http://www.isekawasaki.jp/

⑨「二軒茶屋」で江戸時代の伊勢まいりに想いを馳せる

Photo by Ryo Shimomura
江戸時代にはお伊勢参りが盛んで、最も賑わうときには、当時の人口の10分の1にあたる400万人もの人々がこの地を訪れました。かつては、交通の中心が徒歩や船であり、人々はこの餅屋のまさに裏手の川(船着場)から陸にあがり、疲れた体を甘い餅菓子とお茶で休ませたあと、外宮や内宮を目指したといわれ、創業400年のこちら「二軒茶屋餅角屋本店」では、往時の雰囲気をリアルに想像することができます。

お伊勢さんを船でお参りすることを「船参宮(ふなさんぐう)」といい、当時、このあたりには、「角屋(餅)」と「湊屋(うどん、すし)」の二軒の茶屋があったことから「二軒茶屋」と呼ばれています。
Photo by Ryo Shimomura
お伊勢参りの際、お餅は「栄養価も高く、腹持ちもよい」「日持ちもする(固くなっても焼いたら食べられる)」などと参拝者から喜ばれたことから、伊勢までの道中には名物餅が幾つもあります。

ここ「二軒茶屋餅角屋本店」では、あずき餡のたっぷり入った薄皮のお餅にきな粉をまぶした二軒茶屋餅がいただけます(毎月25日には、当時も沖縄からわざわざ取り寄せていたという黒糖をつかった黒砂糖の二軒茶屋餅を限定販売)。また、すぐ向かいの蔵では、味噌や醤油の造り、最近では地ビールの醸造、宿場もかねていた当時の道具など珍しいものも色々と見せていただけます。
■二軒茶屋餅本店住所:三重県伊勢市神久6-8-25電話:0596-23-3040営業時間:8:00~18:00(売切れ次第終了)定休:年中無休URL:http://www.biyagura.jp/■伊勢角屋麦酒直売店 麦酒蔵(びやぐら)住所:三重県伊勢市神久6-428電話:0596-23-2880営業時間:10:00~18:00定休:年中無休URL:http://www.biyagura.jp/ Photo by Ryo Shimomura

■二軒茶屋餅本店
住所:三重県伊勢市神久6-8-25
電話:0596-23-3040
営業時間:8:00~18:00(売切れ次第終了)
定休:年中無休
URL:http://www.biyagura.jp/

■伊勢角屋麦酒直売店 麦酒蔵(びやぐら)
住所:三重県伊勢市神久6-428
電話:0596-23-2880
営業時間:10:00~18:00
定休:年中無休
URL:http://www.biyagura.jp/

⑩身を清める場所「二見」で「夫婦岩」の絶景を眺める

Photo by Ryo Shimomura
さらに海側に向かうと、かつて神宮を参拝する人たちが身を清め、また伊勢のまちなかに入る前の滞在先としても栄えた「二見浦」があります。伊勢市駅からは電車や車で約10〜20分ほどの距離。

ここでは恋の願いがかなうと言われる「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」への参拝や、大注連縄で太く堅く結ばれた2つの岩「夫婦岩(めおといわ)」に出会えます。特に夫婦岩は絶景写真の撮れるフォトスポットとしても有名で、5月から7月の初夏には、岩と岩の間から、ちょうど朝日が昇る素晴らしい光景も見られるんです。
Photo by Ryo Shimomura
二見浦では、神社や建物などいたるところで愛嬌のある“かえる”の置きものも目にします。これは二見興玉神社に祀られている猿田彦大神の使いで「二見かえる」と言われ、「無事かえる」「貸したものがかえる」「若がえる」など、縁起物として親しまれています。
夫婦岩のすぐ近くにある「賓日館(ひんじつかん)」は、明治20年に建設され、平成22年6月には「国指定重要文化財」になりました。ここは神宮に参拝される皇族や賓客(ひんきゃく)が休憩・宿泊していた由緒ある建物。和室にシャンデリアが輝く空間など、和洋が美しく混ざり合ったインテリアが素敵です。 Photo by Ryo Shimomura

夫婦岩のすぐ近くにある「賓日館(ひんじつかん)」は、明治20年に建設され、平成22年6月には「国指定重要文化財」になりました。ここは神宮に参拝される皇族や賓客(ひんきゃく)が休憩・宿泊していた由緒ある建物。和室にシャンデリアが輝く空間など、和洋が美しく混ざり合ったインテリアが素敵です。

住所:三重県伊勢市二見町茶屋566-2電話:0596-43-2003営業時間:9:00~17:00(最終入館 16:30)定休:火曜日(祝日の場合は翌日休)入館料:大人 300円 小人(小・中・高) 150円URL:http://hinjitsukan.com/ Photo by Ryo Shimomura

賓日館

住所:三重県伊勢市二見町茶屋566-2
電話:0596-43-2003
営業時間:9:00~17:00(最終入館 16:30)
定休:火曜日(祝日の場合は翌日休)
入館料:大人 300円 小人(小・中・高) 150円
URL:http://hinjitsukan.com/

いかがでしたか?

Photo by Ryo Shimomura
いかがでしたか?今回は伊勢観光で1泊2日のおすすめルートをご紹介しました。つい最近行われた1300年続いている20年に1度お宮をお遷りいただく式年遷宮(しきねんせんぐう)や伊勢志摩サミットなどでも注目の伊勢。今年の4月21日からは日本随一のお菓子の祭典「お伊勢さん菓子博2017」なども予定されています。

神宮だけでなく、素敵な体験やおいしいものでいっぱいの伊勢。幾度おとずれても新しい発見のある伊勢に、是非また旅に出てみてくださいね。
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