イタリアの北東部にあるヴェネツィアは「ヴェネツィアというと、水の都！」とすぐにイメージされる方も多いほどに、ヴェネツィアの街を道路のようにうねうねと走っている運河、が有名な都市です。

もともとたくさんの島々からなるヴェネツィアの道路代わりとなっていたのはゴンドラでした。市民の生活には欠かせなかったゴンドラ、今では観光としても人気を集めています。

運河に浮いているゴンドラも、運河に架かっている橋もとても可愛くて一つ一つにテンションが上がってしまう場所です。そんな素敵な風景を求めて、世界各地からの観光客は絶えません。

ヴィネツィアの中心街の建物はとても美しいことで知られています。美しい建物やその横を流れる運河に文化的価値が高いと認められ、世界遺産登録されている場所があります。

例えば、ムラーノ島やブラーノ島は島ごと世界遺産に登録されていると言います。それほどに価値のある風景、一度は見てみたいですよね。

そんな水の都にぴったりなのが、ペギー グッゲンハイム美術館です。ヴェネツィアのカナル・グランデ沿いに位置するペギー グッゲンハイム美術館はソロモン氏財団の美術館のひとつです。

ペギー グッゲンハイム美術館の建物は18世紀に建てられました。ペギー・グッゲンハイムが自分の住宅として購入して住んでいましたが、彼女の死後、美術館として公開されています。

ペギー・グッゲンハイムの生活の場所だったところも今では展示の場所になっています。その一角には当時の写真も展示されています。その写真からは彼女が芸術をとても愛していたことを垣間見ることができます。

美術館内には、マックス・エルストン、ピカソ、ダリなど近代絵画が多く展示されていて楽しめるようになっています。なんと！庭園にも作品が飾られているのだとか！他では味わうことができない方法で作品を楽しめそうですね。

とても静かな空間に賑やかなヴェネツィアにいることをついつい忘れてしまうほどの空間です。

ペギー グッゲンハイム美術館はその作品だけでなく、庭園やテラスもとても美しいと評判なんです。特にテラスから眺めるヴェネツィアの景色は絶景で落ち着くといわれています。
とても賑やかな街中とは裏腹に、テラスから眺める景色はとても静かでリラックスできます。

ペギー グッゲンハイム美術館にはカフェもあります。そのカフェもとてもいい雰囲気だと評判です。芸術を十分に堪能した後は、カフェでほっと一息というのもいいですね。イタリアの本格エスプレッソがいっそう美味しく感じられそうです。

もともとペギー・グッゲンハイムが住んでいたお屋敷だった場所。さすが！プライベートな時間を大切にできるように作られています。こんな景色を独り占めできていたなんて羨ましいですね。まさに水の都ヴェネツィアを味わう特等席と言えそうです。

ヴェネツィアといえば、ヴェネツィアガラス！カラフルな色や細かい作業が人気で多くの人の心を魅了しています。一つ一つ手作業でとても丁寧に作られていくガラスたち。せっかくヴェネツィアに来たのだからお土産に買っていきたいという人も多いと思います。

最近は偽物も出回っているといいます。正規品の場所にはちゃんとヴェネツィアガラスのサインがあります。そのサインを目印にお買い物をすることができます。

F. G. B. Vetri di Muranoというお店はリーズナブルな値段で可愛らしいガラス製品が売られているお店として人気です。可愛らしい木の家のお店です。穴場的スポットです。

またL'Isolaでは実際にガラスを作っているところを見ることができるのだとか。興味がある人は是非行ってみたいお店ですね。それ以外にもたくさんのお店があるのであえて調べずに気になるお店にふらっと入っていくのも面白いです。その時はサインの確認をしましょう。

場所：イタリア Santa Maria del Giulio, San Marco, Venezia

住所：San Marco 2970 Calle de le Botteghe 30124 Venice Italy

いかがでしたか？水の都ヴェネツィアらしく、運河沿いに位置しているペギー グッゲンハイム美術館です。もともと人が住んでいたお屋敷を美術館にしたとあって、プライベートな時間を楽しめるように静かな環境になっています。

ペギー グッゲンハイム美術館では、現代芸術を十分に楽しむことができます。教科書に載っているような対策がないのもここの美術館の魅力です。その分先入観にとらわれずに自分の思いのままに好きな芸術を楽しむことができます。

ペギー グッゲンハイム美術館のテラスから望むことができる美しい風景も忘れずに心に刻み込みましょう。水の都、ヴェネツィアの美しい景色を誰にも邪魔されずに楽しむことができる最高の場所がここにあります。入場料は少し高いですが行く価値はあり？

住所： Dynamism of a Cyclist、 Silver Bed Head