ドイツ連邦共和国ノルトライン・ヴェストファーレンの州都・デュッセルドルフの観光名所「ケーニヒスアレー(Konigsallee)」は、長さ800メートルのマロニエの並木道で、1801年に作られたデュッセルドルフの目抜き通りです。ホーフガルテン (Hofgarten)からグラーフ・アドルフ・プラッツ(Graf Adolf Platz)まで一直線に伸びる幅31メートルの運河に沿って、両岸に高級ブランドのショップやレストランが軒を連ねます。世界屈指の“優雅な並木道”として知られる、ケーニヒスアレーをご紹介します。
デュッセルドルフは、ライン川の東岸に沿って南北に延びる人口約61万人の都市です。デュッセルドルフのカーニバルはケルン、マインツと並んでライン川地方の3大カーニバルにも数えられるほど有名で、毎年7月に開催されるライン川沿いの移動遊園地(Die Größte Kirmes am Rhein)には国内外から450万人を超える人が訪れます。また世界4大見本市のひとつ「国際印刷・メディア産業展(drupa)」の開催地としても知られています。
世界で最も美しいショッピング・ストリートのひとつにも数えられるケーニヒスアレーは、旧市街を流れる幅31メートルの運河に沿って、北はデュッセルドルフのメインパークであるホーフガルテン (Hofgarten)から、南はグラーフ・アドルフ・プラッツ(Graf Adolf Platz)まで、南北にまっすぐ続いています。
ケーニヒスアレーの東側には、高級ブランド店やカフェ、レストランが軒を連ねるシャドゥストラウス(Schadowstraße)があります。デュッセルドルフでもっとも賑わうこのエリアは、ベルリン出身でドイツロマン主義の画家フリードリッヒ・ヴィルヘルム・フォン・シャドー(Friedrich Wilhelm von Schadow)にちなんで名づけられました。世界でも屈指の“優雅な並木道”として有名です。