温泉が大好きで入りに行きたい気持ちもわかる。彼女も好きなはずと思っていても、初めてのデートで、相手の事前了承なく温泉に行ってはいけない。貸切風呂など入ろうとした日には魂胆丸見えで女は引いてしまう。女の子の都合だってあるのだから、連れて行って「入れない」と拒否されてしまったら、その後の時間は冷え冷えしてしまう。もう彼女とは終わりです。女性は身支度に時間がかかるもの。何度も着替えたり、乾かしたり化粧直しするのは大変で、待ってる男の方も待つのが嫌になってきます。

絶景の露天風呂はいりたいですよね。彼女も好きだって言ってたし！といっても初デートではNGです。最もいけないのが混浴露天風呂。他の男の目にさすの？と彼女は自分のことを大事に思ってくれてないと感じてしまいます。

初めから登山好き同士ならかまわないが、歩くのがハードで、虫がでるところへ女性を連れて行っては女性のテンションが下がってしまいます。夏は特に女性は虫刺されなどで肌が汚くなることを嫌うので注意です。

山だけじゃなく、シューズを履いていかなければいけないところはNG。なぜなら女性はあなたに気に入られたいから、初デートでは綺麗な格好で行きたいもの。その服装に合う靴と言えば、パンプスやヒールになってしまう。筆者はそれで、新しいヒールを一日でゴミ箱行きにしてしまった苦い思い出があります。

山へ行くなと書きましたが、体温調整が必要な所だからという理由もあります。絶景だからと標高の高いところへ行っては、上着が必要になります。また、急な体温変化で体調が悪くなっては、せっかくのお出かけが台無し。素敵な思い出どころか、辛かった記憶にしかなりません。

また、極端な話、思い切って沖縄や北海道などというところへ行っては、半そで、またはコートなど、今着ている服装では足りなくなってしまい、その場に合わない服装になります。現地で買うか、荷物として持っていかなければならなくなり面倒になります。

音楽などのライブは別ですが、満員電車に乗らなければならないとか、オープン初日で1時間以上並ばなければならないなど、混雑しているところは二人の思い出よりも、すごく待たされた、疲れたという思い出のほうが強くなってしまいます。

足を踏まれた、押された、髪がなにかに引っかかった、服を汚された、そんな嫌な思いをさせてしまっては、初デートは失敗です。人出が多いところは構わないのですが、激込のところは避けましょう。

デートプランを念入りに立てて、その通りにしようとあせってはいけない。時間がないからと言って彼女をせかしたり走らせたりしては、うまく計画が立てれない、臨機応変に物事を運べない人なんだなと思われてしまいます。

バス、電車、飛行機の時間に遅れることのないよう、また自動車なら渋滞にはまって予定時刻に目的につかないなど、現地に着いてから「がっかり」することがないよう、時間には余裕をもって行動しましょう。時間が余ったら、散策なりカフェで時間をつぶせばいいのです。

「私、庶民的なの」と言っていたとしても、安い食事処へは初デートでは行ってはいけない。庶民的であっても、ここはデート！デートにふさわしい食事を提供してください。私って安く見られてるの？と思われてしまいます。

高級な所へ連れて行けば彼女は満足するはず、と思っていませんか？付き合ってる時ならいいのですが、初デートではNGです。彼女のほうも初デートで緊張しているのに、高級なレストランなどに連れられて行ったら更に緊張してしまいます。食事マナーを知らない人が多い昨今、ミスでもおかしてしまっては双方恥ずかし思いをします。初デートは少し高めぐらいにとどめておきましょう。

すごくいい所で絶対彼女も気に入ってくれるはずの場所も、初デートでサプライズにしていくのはNGです。「こんな素敵な所あったんだ」と感動してもらいたいのはわかりますが、実は来たことがあるかもしれませんよ。筆者はそれで大喧嘩になったことがあります。先にも書いたように、そこにふさわしくない服装や靴だったり等いろんな理由でがっかりしてしまうことが多いのです。

ここまでくれば泊まるしかないだろうと目論んでも、一人前の女性なら引き返してしまいますよ。なんとしてでも帰ります。付き合って長いのならいいのですが初デートでサプライズはダメです。もっと彼女のことを知ってからサプライズしてあげましょう。

皆さんもすでに経験したあるあるがあったのではないでしょうか。何が良くなかったのかわからなかった方も、これで分かったという方もいるのでは？では、いったい初デート、どこに行ったら良いのかというと、オシャレな所です。都内なら自由が丘や代官山など、歩き疲れたらカフェでゆっくり休めるような、そんな所にするのが無難です。温泉や絶景スポットは付き合ってお互いを理解し始めてからです。おしゃれな場所(カフェやバー)に連れて行ってくれたら、そこがふさわしい女と思ってくれていると彼女も喜んでくれるはずですよ。