知らないなんてもったいない!刺激溢れる街・シカゴがおすすめな理由6つ

恋に仕事にと大忙しの毎日。次のお休みは、どこに行こうーー。少し長めのお休みが取れそうなら、音楽にアート、グルメにナイトライフにスポーツなど、アメリカ文化の最高峰を、まるで暮らしているかのようにして楽しめる街、イリノイ州のシカゴがオススメ。今回は、全米・第3の都市シカゴの魅力を存分にお伝えします。

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このまとめ記事の目次

次の旅先はどこにしよう?

恋に仕事にと大忙しの毎日。次のお休みは、どこに行こうーー。枯れないように渇かぬように、世界最高峰のアートやエンタテインメントに触れながら、まるで暮らすような旅ができる街「シカゴ」はいかがでしょう?ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ人口を誇るイリノイ州シカゴは、オバマ前大統領の地元としても有名で、大統領として最後のスピーチもこの街で行われました。大統領を3名も輩出していることからも分かるように、アメリカの中でも文化レベルが高い街として有名です。日本からの飛行時間は約11時間。直行便も多くストレスフリーで旅立てます。今回は「いま旅をするならシカゴが最高と言える理由」をご紹介します。 shutterstock

恋に仕事にと大忙しの毎日。次のお休みは、どこに行こうーー。枯れないように渇かぬように、世界最高峰のアートやエンタテインメントに触れながら、まるで暮らすような旅ができる街「シカゴ」はいかがでしょう?

ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ人口を誇るイリノイ州シカゴは、オバマ前大統領の地元としても有名で、大統領として最後のスピーチもこの街で行われました。大統領を3名も輩出していることからも分かるように、アメリカの中でも文化レベルが高い街として有名です。日本からの飛行時間は約11時間。直行便も多くストレスフリーで旅立てます。今回は「いま旅をするならシカゴが最高と言える理由」をご紹介します。

①街全体がライブハウス、いつ行っても最高の音楽を聴けるから

©Adam Alexander Photography
ジャズクラブやブルースクラブが数多くあるシカゴ。毎夜いたるところで最高のノリのライブが行われていて、10ドル程度のカバーチャージで気軽に好みの音を探しに行けます。

その起源は古く1900年代の初頭から。産業都市としての発展に伴い、米国南部ニューオリンズからの労働者が持ち込んだ音楽に端を発するのが「シカゴ・ジャズ」、そして、メンフィスからの労働者が持ち込んだ音楽が「シカゴ・ブルーズ」として確立されてきました。そんな移住者の一人、マディー・ウォーターズの名は、英国のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの名のもととなった曲名から知っている方も多いかも。
©Andrew Miller
夏には、世界最大の無料ブルースイベント「シカゴ・ブルース・フェスティバル」をはじめ、「シカゴ・ジャズ・フェスティバル」、「シカゴ・ゴスペル・フェスティバル」(写真)など多くの大規模な無料の野外コンサートも行われ、国内外から大物ゲストも来場します。

ちなみにゴスペル音楽も発祥はシカゴなんですよ! そしてクラシック好きなら125年の歴史を持つ「シカゴ交響楽団」の名前は、もちろん聴いたことがあるでしょう。クラシックからハードロックまでどんなジャンルの音楽でも必ずやっているお店を見つけられるシカゴは、音楽好きには本当にたまらない街なんです。

②星付きレストランからB級まで!食べ物が最高においしいから

©Clayton Hauck
実は日本の大阪が姉妹都市というシカゴ。大阪同様、こちらも有数の“食い倒れの街”として知られています。流通の中心地であるシカゴには地元の新鮮な食材を含め、ありとあらゆる食べ物が集まり、多彩に発展してきました。食べるのが好きな人たちが多く、オープンエアの心地いいレストランが多いのも素敵なところです。

米国では3都市のみという、あの有名グルメガイドももちろんシカゴにはあり、「Alinea」「The Gage Restaurant」など世界的にも有名なレストランが名を連ねます。まるで理科の実験のようなお料理で知られるAlineaは、見た目のフォトジェニックさもすごいですが、さらに味は抜群。ステーキにマッシュポテトがどーん!といった豪快なアメリカの料理のイメージが覆されること間違いなしです。
©Clayton Hauck
高級志向のレストランだけではなく、庶民派のいわゆる“B級グルメ”も超充実。とりわけシカゴといえば、この厚〜い「シカゴピザ(Deep Dish Pizza)」はハズせません。ピザというよりもタルトのような深さでなんと4〜5cmも厚みがあるんです。

色々なトッピングが何層にも重なっているのがシカゴスタイル。オーブンで30分近く焼くからチーズや具が焦げないようにソースが一番上になっているのも特徴です。シカゴっ子にオススメのピザ屋さんを聞くと論争が起こる、と言われているほど皆さんピザには思い入れがあるんだとか。
©Adam Alexander Photography
アメリカ名物のホットドックもシカゴスタイルは特別です。ケチャップを使わないのが何よりも他と違うところ。ポピーシードがついたパンにビーフソーセージ、玉ネギのみじん切り、レリッシュ(ピクルスのみじん切り)、セロリソルト、そしてケチャップではなくマスタードだけをかけていただきます。

このほか、ステーキハウスも充実しており老舗からモダンなレストランまで市内に40軒以上で食べ比べができます。ちなみにこれは加工肉産業が華やかだった時代があるため。食通が多いシカゴでは「ベスト・ステーキ・レストラン」や「ベスト・ブラディマリー・レストラン」など様々なジャンルの食のランキングもしばしば発表されているので注目してみてくださいね。

③世界2位の印象派コレクションも!大作を身近に見られるから

©Choose Chicago
アート好きにもシカゴは堪えられない魅力をたくさん持っています。数多くの美術館や博物館がありますが、特に「シカゴ美術館」は必見。パリのルーブル美術館に次ぐ世界第2位の印象派のコレクションを保有し、ゴッホ、モネ、ゴーギャンなど名だたる作家の作品がずらり。

寄贈者の遺言によりシカゴ美術館から門外不出となっているジョルジュ・スーラの「グランデ・ジャッテ島の日曜日の休日」(写真)は文字通り、ここでしか見られない名作です。これら作品の多くが、表面にガラスを貼らない自然な状態で展示されており、ストロボ不使用であれば写真撮影もさせてもらえるというのも貴重です。
パブリックアートも充実。ピカソやカルダー、シャガールなど著名な芸術家の作品が街歩きをしていると、突然にあらわれて驚かされます。美術館以外に、水族館に博物館、プラネタリウムといった公共施設も素晴らしいものが多く、たとえばミュージアム・キャンパスにある「シェッド水族館」は世界最大規模の室内型水族館。5つの常設展示エリアがあって、シロイルカやカマイルカなどの海洋哺乳類がいるエリアは特に人気です。さらに隣接する「アドラー・プラネタリウム&天文学博物館」および「フィールド自然史博物館」もそれぞれかなり大規模な展示なので、アートに歴史に自然科学にと、どっぷり文化的な体験に身を浸す1日を過ごすのもいいかもしれません。 ©Adam Alexander Photography

パブリックアートも充実。ピカソやカルダー、シャガールなど著名な芸術家の作品が街歩きをしていると、突然にあらわれて驚かされます。

美術館以外に、水族館に博物館、プラネタリウムといった公共施設も素晴らしいものが多く、たとえばミュージアム・キャンパスにある「シェッド水族館」は世界最大規模の室内型水族館。5つの常設展示エリアがあって、シロイルカやカマイルカなどの海洋哺乳類がいるエリアは特に人気です。さらに隣接する「アドラー・プラネタリウム&天文学博物館」および「フィールド自然史博物館」もそれぞれかなり大規模な展示なので、アートに歴史に自然科学にと、どっぷり文化的な体験に身を浸す1日を過ごすのもいいかもしれません。

④“摩天楼”発祥の地、あらゆるスタイルの建築物を撮り歩けるから

©City of Chicago
シカゴは街そのものが建築博物館のようだとも言われています。世界最古の鉄骨高層ビルから超近代建築まで様々な時代やスタイルの建築が入り混ざる都市の光景は建築好きならずとも見飽きることがありません。

工業都市だけあって、もとからレンガや鉄、ガラスなどを使った高度な建築様式が普及していましたが、1871年にシカゴ市内で発生した大規模火災をきっかけに、街の再開発がアメリカの他の都市に比べて一気に進んだと言われています。ちなみに「摩天楼」も、ニューヨークが有名ですが、実は発祥の地はこちらシカゴなんですよ。
©City of Chicago
アールデコ、ゴシック様式、グリークリバイバル様式など多種多様な建築を巡るなら、シカゴ建築財団が提供しているツアーに参加してみて。特に「シカゴ建築リバー・クルーズ」は、シカゴで1番人気のツアーなのだとか。残念ながら解説は英語のみですが、川からの風を感じながら美しい街並を眺めるだけでも、思いきりリフレッシュできちゃいそう。
©Clayton Hauck
古き良き建築物の代表各の一つ「マリーナタワー」(左)。トウモロコシのような2本の丸いタワーはシカゴの名建築として大人気。映画にもよく映りこんでいるので、ご存じの方も多いのでは?

また隣に並ぶ黒いIBMビルもミース・ファン・デル・ローエがデザインしたビル。鉄骨を使った建築工法により大きなガラス窓を使うことが可能になったシカゴ派建築を代表するビルの一つなんです。
このほかシカゴの街には、関空やポンピドゥーセンターをデザインしたレンゾ・ピアノ氏デザインのシカゴ美術館新館やルイス・コンフォート・ティファニー作の世界最大のガラスドーム(シカゴ文化センター)、シカゴ派建築の第一人者であったダニエル・バーナムが設計したジョージアン様式のシカゴ・シンフォニー・ホール(シカゴ交響楽団の本拠地)など、見どころが盛りだくさんです。
また20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトは、自宅兼事務所をシカゴに構えていた時期があり代表的なプレーリースタイルはシカゴで築かれました。シカゴ郊外のオークパークには彼が手がけた家が並んでいる住宅街があります。また彼の自邸は一般公開されているので、建築好きならずとも見学しておきたいエリアです。

建築とは関係ないですが、ライトの自宅から3ブロックのところに小説『老人と海』で有名なヘミングウェイの生家もあります!

⑤ミュージカルに夜景にクラブ…ナイトライフも充実しているから

©Choose Chicago
治安がよく、文化レベルの高いシカゴには、オトナな夜の楽しみもいっぱい。先にご紹介した音楽以外にも、オペラに演劇、ミュージカルにコメディなど、ニューヨークに負けず劣らずの、全米トップレベルのエンターテインメントを夜ごと観られます。
歴史あるシアターは外観もフォトジェニック。写真の「シカゴ劇場」はバロック様式の建物と、電飾の「CHICAGO」のロゴのアンバランスさも魅力で、ついつい写真におさめたくなってしまいます。
※写真はイメージです shutterstock

※写真はイメージです

高層ビルの多い土地がら、夜景も最高。「ウィリスタワー(旧シアーズタワー)」と並んでシカゴの超高層ビルとして人気なのが「ジョンハンコックセンター」。94階にある展望台「360°CHICAGO」は絶対にハズせません。
アメリカでも人気ナンバー1クラスの絶景で、季節によっては花火のあがるのが見られることも。ちなみに昼間にはシカゴのダウンタウン、湖畔、そして隣接する4つの州まで見渡せる日もあるのだそう。
©Adam Alexander Photography
もちろんバーやクラブも。オシャレなカクテルもいいですが、地ビール産業も盛んなので、カウンターに座ってお気に入りを探すのもいいかも。おしゃれなルーフトップバーも多くあり、や、トランプ・インターナショナル・ホテル&タワーの16階にある「ザ・テラス」といった人気店は夕暮れ時からいつも賑わっています。

⑥アメリカ5大スポーツのメッカ、最高のゲームを観戦できるから

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そして忘れてならないのが、スポーツ観戦です。強豪チームが多く存在するアメリカ国内にあってもシカゴはバスケ、アメフト、野球という3大メジャースポーツのチームが拠点にしているスポーツのメッカ。なかでも赤い牛のロゴ、あのバスケの神様マイケル・ジョーダンが所属していた「シカゴ・ブルズ」は日本でもおなじみですよね。
©️Clayton Hauck
また全米広しと言えどもメジャーリーグのチームが2つあるのはシカゴとニューヨークだけ。シカゴでは家族の中で「シカゴ・ホワイトソックス」派と「シカゴ・カブス」派に分かれて応援なんてこともあるんだそうです。

ホワイトソックスは過去に高津臣吾選手、井口資仁選手といった日本人選手も在籍していたのでご存じの方も多いかも。また2017年から上原投手がシカゴ・カブスに移籍。全米で2番目に歴史あるカブスの本拠地リグレーフィールドでの上原投手の活躍が楽しみですね。
©City of Chicago
野球のメジャーリーグのシーズンは4月から9月、バスケットのNBAは10月から翌4月、またアメフトのNFLも9月から翌1月まで、さらにアイスホッケーとサッカーを加えたアメリカ5大スポーツが名を連ねているので、年間を通してプロスポーツの迫力あるゲームを楽しめます。

球場やフィールドに足を運ぶのも良いですが、ファンが集まるスポーツバーに行って、地元のファンの皆さんと一緒にお酒を飲み交わすのもオススメです。ただし、かなり熱狂的な方々も多いのでくれぐれも応援するチームを間違えたり、不用心なヤジを飛ばしたりしないようお気をつけてくださいね!

いかがでしたか?

©City of Chicago
いかがでしたか? 音楽にアート、グルメにスポーツにと、アメリカ文化の豊かさを存分に楽しめるシカゴでは、ゆっくりと時間をとって、是非、まるで暮らしているかのようにリラックス、かつエキサイティングな休日を過ごしてきてください。

そうそう、ちなみにシカゴに行くなら水族館やプラネタリウム、360°CHICAGOといった人気アトラクションをおトクな価格で楽しめる「Chicago CityPASS」がオススメ。通常価格より合算で53%も安いお値段もですが、ファストパスと呼ばれる行列無用の権利もついてくるので旅先での時間を無駄にせずに済むのも嬉しいところなんです。
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