霧島連山に囲まれ、鹿児島県湧水町から、宮崎県えびの市にかけて広がるカルデラ性盆地である加久藤盆地。周りを田園風景が広がり、素朴な一面もあり、えびの高原に代表されるように、壮大で、風光明媚な観光地も多い加久藤は九州の中でも指折りの癒しスポットでもあるんです。

北九州から、鹿児島まで通ずる九州自動車道を南に走れば、加久藤盆地の中心、えびの市が見えてきます。高速で、えびのICを降りると、雄大な霧島連山が加久藤に訪れた旅客の皆さんをニッコリとお出迎えしてくれているように見えます。

勿論、車でなく列車で加久藤を訪れる方もたくさんいらっしゃることと思います。加久藤への最寄り駅である、えびの駅までの道のり、車窓に映った霧島連山の美しさに目を奪われたことでしょう。

今回ご紹介するディナースポットは全て、えびの駅を拠点に駅から比較的近い距離に点在しています。加久藤で一日中遊んだ後はディナーへ繰り出しましょう。朝から、夜まで楽しくて堪らない休日が加久藤で待っています。

白龍のおすすめは肉厚の牛タン。牛タンの食感と、その味わい深さは独特なものがありますよね。この白龍の牛タンは口の中でジュワーっと溶けてしまうと何回も足を運ぶお客さんも多いと聞きます。タレの美味さも牛タンと相まって絶妙な味わいに仕上がります。

皆さん大好きな焼肉は、家族で、カップルで、友達同士でと、それぞれの輪を深められるグルメの一つですね。ここ加久藤にある"焼き肉レストラン白龍"は加久藤の中でもお客さんからの評判も上々でお店の雰囲気も昔ながらの焼肉屋、といった印象を持ちます。

一押しの穴場といったところでしょうか。全国的にいっても小さな焼肉屋さんて結構おいしいお店が多いんですよね。場所はJR吉備線、えびの飯野駅から徒歩20分弱、加久藤から訪れた場合でもJR吉備線で46分で到着できます。

その間、列車の車窓からの加久藤の景色も楽しめます。車でも加久藤保育園から国道221号線を経由、最短で12分(渋滞なしで)で来られます。加久藤に遊びに来られたら是非、覚えて頂きたいディナースポットの一つですね。

北は福岡県北九州市から、南は鹿児島県鹿児島市まで連なる九州自動車道。美しい加久藤盆地が眼下に見えるえびのPAエリアは夜のドライブ中のデイナースポットとしても非常に重宝するサービスエリアです。

車の窓から見える霧島連山を背景に、九州自動車道を走り、えびのへ。ここはえびのパーキングエリア上り線スナックコーナー 。夜の8時までの営業でドライブの疲れをディナーで癒しましょう。グルメはシャキシャキッとゴボウ天うどんがおすすめ。加久藤からも僅かな距離なので気軽に立ち寄れます。

もう一つのおすすめはもちもちのうどんに大きな、鶏のもも肉がのった肉うどん、宮崎と言えば東国原元知事のトップセールスで一世を風靡した、炭焼き地鶏が有名なように地鶏の名産地ですよね。そんな地元の鶏肉を使用しているんですから美味しさはお墨付き、ディナーのお供にご賞味ください。

実はディナーだけでなく昼間も是非立ち寄って頂きたいおすすめのソフトクリームがあるんです。その名も"アップルマンゴーソフト"。甘酸っぱいシャーベット状の食感が、爽やかな心地良さであなたの舌に訴えかけます

加久藤から歩いて20分、黒地に白字の"えびの黒豚館"の文字がインパクトを与えます。このえびの"黒豚館"が入る国際交流センターは宿泊もできるそうで時間に余裕のある方は一泊、というのもおすすめです。しかも格安。節約型のディナースポットと言えるでしょうか。

さてこの"えびの黒豚館"、ランチでは様々な黒豚料理がバイキング形式で楽しむことが出来、こちらもおすすめです。メインのディナータイムでは、一押しのトンカツを味わってみてはいかがでしょう。素材の良さが最も伝わるメニューだと思います。

しかも付け合わせに付いてくるキャベツは丼での盛り、更にはご飯とトン汁(汁ものにも黒豚使用というこだわりよう)が無料でお代わりできるというサービスぶり。朝食、昼食共に軽めに摂って、お腹いっぱい、至福のディナーに備えましょう。

大好きな人や、大切な人と食事するときって本当に幸せな気分になりますよね。誕生日や、デートにと皆さんの大事な人を誘って加久藤へ是非。

加久藤から車で6分、味わいのある水車小屋が目を惹きます。落ち着いた雰囲気の中、美味しいうどん、蕎麦を食べさせてくれる"山椒茶屋えびの店"が次のおすすめしたいディナースポットです。夜になれば店内の提灯にほっこりとさせられ、ついつい引き寄せられてしまいます。

この"山椒茶屋えびの店"(山椒茶屋全店共通)は、2009年にサラダバーを開始しました。雄大な霧島連山が見守る広大な野菜畑で育てられた野菜を季節ごとにチョイス、お客さんの健康を願うお店の心意気が見えてきます。しかもこのサラダバー、何と、無料なんですよ！

サービスばかりでなく、健康・安全・安心の信念の元、飽くことのない食へのこだわりがそのまま料理や、雰囲気に反映されてるようです。おすすめする側も自信を持ってご紹介できるのはこういったお店の方の日頃からのご苦労があってのことでしょう、

そして"山椒茶屋えびの店"の主役はなんといってもうどんです。その自慢の麺の、腰の強さと。食感は自家製麺だから美味さは抜群。もう一方の雄、蕎麦も先ほどご紹介した野菜畑で育てるという徹底ぶり、大地の恵みが皆さんの身体に注ぎ込まれますよ。

迷路のような路地を抜ければそこは加久藤、えびの市にある美味しいイタリアンレストラン、イルミナンテが見えてきます。デートや、誕生日の記念に加久藤でイタリアンで、ディナーを楽しみたいという方にはおすすめできるおしゃれなお店です。

狭い路地を進むと(まるで迷路みたい)見えてくるのは、加久藤から歩いても6分とかからないえびの市にあるイタリアンのお店、"イルミナンテ"が見えてきます。どちらかというとカップル向きでしょうか、二人で入るのにピッタリな雰囲気を醸し出しています。

口コミなどでは皆さん、場所が分かりにくいというのが大方の声ですが、しかし"イルミナンテ"で過ごしたすべての方の評判は上々。予約なしでは入店が困難なほど料理の味も、お店の雰囲気も大好評です。

おすすめはお肉が口の中で雪崩現象を起こさせる牛軟骨の赤ワイン煮、そして特大サイズのピッツアなど、東京のイタリアンで修業したお墨付きのシェフの腕前に感動しますよ。彼氏から彼女への誕生日プレゼントとしても最高の贈り物になりますね。

今まで加久藤という地域を知らなかった方も、ここまでご紹介したおすすめのディナーのお店を通じて、このカルデラで形成されたこの地で、「へぇ～、こんなにおしゃれなお店や、思わず行きたくなる所がイッパイあるんだぁ」と、どなたも感慨深くなるんではないでしょうか。是非四季を問わず魅惑の地、加久藤へお出掛け下さい。