1.青柳ういろう(あおやぎういろう)/青柳総本家
まずご紹介するのがういろうです。名古屋土産と言えばういろうという方も多いと思います。そのういろうで日本一の生産量を誇るのが青柳総本家です。通常の青柳ういろうにはしろ・くろ(黒砂糖)・さくら・抹茶・あがり(こしあん)の5つの種類があります。他にも栗やさつま芋、小豆が入ったういろうもあります。
どれも舌触りが良く上品な味わいです。大きさは一口サイズのものまであり、食べやすいところも魅力の一つです。手土産にも最適ですね。ういろうの他にも青柳総本家ではカエルまんじゅうやきしめんパイなども売られています。ういろうを食べたい方はぜひ青柳総本家のういろうを食べてみて下さい。
2.しるこサンド
みなさんはしるこサンドというお菓子をご存知でしょうか。なにそれ?という方も少なくないと思います。しるこサンドというのはビスケットにしるこのあんを挟んだ愛知県発祥のお菓子です。実は作られ始めてから50年も経つんです。おしるこを飲んだことがある方は多いと思いますがそれをビスケットで挟む意外性と手軽に食べられるという便利性で人気です。
最近ではしるこサンドアイスというものも登場し話題を呼んでいます。しるこサンドやつぶあんが入っていたり、アイスは砕かれたしるこサンドが入ったこしあんベースとなっていたりと食感まで楽しめる商品になっています。確かにビスケットはアイスに合いますよね。他にもヨーグルトに入れてもおいしいですし、意外とお酒のおつまみにもいいですよ。
3.鬼まんじゅう/梅花堂(ばいかどう)
次に紹介するのが鬼まんじゅうです。鬼まんじゅうとは小麦粉、砂糖、さつま芋を混ぜて蒸したお菓子で、生地がモチモチとしていて、さつま芋の自然な甘味が生かされた優しい味わいです。なぜ「鬼」と言われているかというと、表面にいくつもさつま芋の角切りが見える様子が鬼を連想させたからだそうです。
この鬼まんじゅうは東海地方では庶民的なお菓子とされていて、人気を誇っています。東海地方の和菓子店には必ずと言っていいほど売られているそうです。サイズは手のひらくらいの大きさでおやつにはもってこいの和菓子です。美味しくてついつい食べ過ぎてしまうことに注意ですね。
4.小倉トースト
小倉トーストも愛知県の代表的な名物です。小倉トーストとはトーストした食パンにマーガリン、小倉あんを乗せたもののことを言います。この商品が生まれたのは名古屋市のある喫茶店だったそう。学生がバタートーストをぜんざいにつけて食べているのを見て思いついたようです。
その小倉トーストをお菓子にしたのが小倉トーストラングドシャです。小倉トーストの味がそのまま再現されていてとても人気になっています。いまや名古屋土産の定番となっています。一度食べたらクセになりますよ!
5.五平餅(ごへいもち)
続いては五平餅です。お菓子ではないですがおやつとして食べられる、中部地方山間部に伝わる伝統料理です。食べたことがある方も多いのではないでしょうか。五平餅の魅力は何といってもタレです。タレのベースとなるものは地域によって違うのですが、一般的には味噌ベースです。このタレに含まれる胡麻の風味が食欲をそそります。
名古屋で五平餅の有名店は山田五平餅店です。犬山の城下町に店を構え、小ぶりなサイズで1本100円というリーズナブルな値段の五平餅がとても人気になっています。ぜひ城下町を五平餅をお供に食べ歩きしてみて下さい。