京都の台所、錦市場のそばにある泊まれる懐石料理の店、「近又」はさしずめ「和のオーベルジュ」と言ってもいいかもしれません。泊まらなくても朝食から食べる事が出来ます。朝食はおばんざいを中心にしたほっこりする料理で、庭を眺める事ができる1階の和室でどうぞ。優しい女将さんがきちんともてなしてくれます。我々は宿泊で利用したのですが、客室は2階で部屋出し、食事に関して質問すると大将が部屋まで顔を出してくれて説明してくれます。注意すべきことはクルマで行ったのですが、言われたパーキングに停めて8000円ほど支払う羽目に（笑）ですので、クルマで行かれる方は駐車場の確認をお店になさってくださいね。

江戸時代、幕末期に倒幕を行った桂小五郎と芸妓幾松の生家が、登録有形文化財として…遺されて現在の人々に、今は昔…的な感動を与えています。

間違いなく京都御三家の頂点にはこの「俵屋」が君臨するでしょう。「柊家」の対面に位置し、舟橋聖一の『花の生涯』にも出て来ますし、S・ジョブスやレオさまがお泊りになったことでも有名です。玄関から入ってすぐの坪庭に活けられる月替りのしつらいが楽しみです。館内は探検し甲斐がありますよ。インスタ映えするような場所ばかり。部屋はそれぞれ違った間取りやしつらいでとてもおもしろいと思いますが、難点は改装するたびに宿泊料金が上がっていくこと。宿泊料金も御三家の頂点に君臨します（笑）食事はシンプルながらもやはり京都の上質な会席料理の部類になります。特別な日の宿泊にいいかもしれませんね。

大戦前からの建物ですが、日頃からの手入れと修繕もされており、清潔感あるレトロモダンな内装です。

夜にお酒を飲むために伺いました。 建物の外見はもちろん、室内も綺麗で、新しすぎないところや、日本らしい雰囲気が素敵でした。 お酒もとても美味しく、おしゃれな時間でした。

西の迎賓館と呼ばれる奈良ホテル。 設計は辰野金吾氏。辰野氏といえば東京駅や日本銀行などを設計した超有名な方ですね！ ロビーが5階にあるので新館に宿泊する際はエレベーターで下ります。 スタンダードダブルのお部屋は自然光が入って良い感じの明るさでした。