経験者がお勧めする!旅好きが今「キューバ」に行くべき5つの理由!!

旅好きの人が今行きたい国といえば? 中南米のキューバはいかがでしょうか!! アメリカと国交正常化したことでなにかと話題のキューバ。 経験者がおすすめするキューバの魅力をお届けします!!

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このまとめ記事の目次

その1:今しかない!一見おんぼろな街並みが逆に美しい!

ハバナの街に入って、タクシーから眺める街並みに息を飲みました。街の建物のあまりのぼろぼろさに唖然とした筆者。治安が悪そうな予感がしたものの、いざ歩いてみると全然のどかな街並みであることがわかった。ただ古いだけ。近代化に慣れすぎた感覚が古いものは立て替えなければならないという物差しで見ていたことに気がつきました。よく見ると味があって逆に美しい。そんなハバナの街は歩けば歩くほど引き込まれる魅力があるようです。

空港から市内への行き方!
空港は市内から南に35Kmも離れており、鉄道などはありません。流しのタクシーで約25〜30CUC(1CUC=約113円)程度かかります。予約した宿によってはオーナーがチャーターしてくれる場合もあるので確認を!

旧市街 ラ・アバーナ・ビエハ地区

ハバナの一番の見所はやはり旧市街。ユネスコ世界遺産に登録されている地区でコロニアルな街並みを散歩することできます。メインのオビスポ通りにはレストランやカフェ、お土産屋も点在。建物の前に座っているおじさんがたくさんいましたが、どうやら単に暇で通行人ウォッチャーをしているだけのようでした!

しかし、最近日本語で声をかけてくる現地人が多数!「俺の妹が東京に住んでいる」「キューバダンスを教えてあげる」「葉巻安くで買える店知っている」は上等文句な様です。
筆者も何回も声をかけられましたが低調にお断りをすれば問題無しでした。

老朽化については気になりますが、なかなかお目にかかれないほど年期の入ったマンション。ハバナの街並みはほとんどがこのような古い建物です。アメリカ資本がまだ入っていなかったためか、社会主義国の国の財政によるのかはわかりませんが、ある意味今しか見れない街並み。

その2:まるで映画の世界!クラシックカーが街中を疾走!!

キューバ名物といえば、クラシックカー!今なお現役で60年代のオープンカーが街中を疾走しています。観光客用のタクシーとして大活躍。ピカピカに磨かれたかっこいい車がずらりと並んでいます。
お気に入りを見つけたら、チャーターしてハバナ観光はいかがでしょう!!
クラシックカーで観光はややお値段が張ります!!

せっかくなのでできればクラシックカーに乗ってみたい!しかし、観光客用に値段が設定されていますので割高です。通常のタクシーの約3倍ほど!
チャーターした場合:1時間3000円ほどになるかと。乗る前にしっかり交渉が必要です!
近距離の移動には流しの普通のタクシーがおすすめ!
旧市街〜革命広場:5〜8CUC

観光バスが市内を巡回しており観光客には便利!詳細は後ほど下記に!

その3:革命とは!? 英雄チェ・ゲバラの生き方がかっこいい

キューバを知るきっかけになったのが「チェ・ゲバラ」。アルゼンチン人医師のゲバラは、独裁政権であったバティスタ政権によって貧しい生活を虐げられていた国民の現状に胸を痛め、独裁政権からの解放を目指したカストロらと協力してゲリラ活動を行った革命家なのです。1959年のキューバ革命の立役者の一人として国民から絶大な人気があったゲバラですが、安住のキューバを離れ、さらなる革命運動を繰り広げるためボリビアに渡り革命家として人生を全うしました。そのルックスもさることながら、冷静な判断力とリーダーシップを兼ね備えた英雄は世界中にファンが多いようです!


行く前に見るべき映画!
その1:モーターサイクル・ダイアリーズ
その2:チェ 28歳の革命
その3:チェ 39歳の手紙

キューバ内務省の壁には、英雄チェ・ゲバラのモミュメントがあり、ハバナ観光の目玉になっています!

街のあちこちにチェ・ゲバラが!いろんなモチーフで描かれており、アート性の高い落書きを探しながら歩くのも楽しみの一つ。

チェ・ゲバラ第1邸宅

旧市街から海峡を挟んだ逆サイドにある。
旧市街のセントラル広場前からT3ルートの巡回バスに乗ってカバーニャ要塞で下車。そこから歩いて15分ほど。あまり人通りはないのでタクシーを拾うのは難しそう。
ボリビアに潜入した際の変装した偽造パスポートの写真なども公開。見晴らしもよく旧市街が一望できます。

その4:ホテルは少ないが宿は十分!!パルティクラルで市民の生活を体験!

キューバ旅行を計画して思ったこと、宿が少ない!!Booking.comで検索できた宿はわずか。しかもなかなかの値段。しかし、おすすめなのが今や利用者急増中のAirbnb!
キューバでは個人で自宅の空いた部屋を開放して民泊をおこなっているケースが多い。パルティクラルと呼ばれる宿には、認定された宿には青い看板が掲げてあるのでぜひ利用してみてください!

参考までに筆者が止まった宿!外観は旧市街ならではのぼろアパートでしたが、中に入ると綺麗な普通のお部屋!キューバ人夫婦が暮らしており、余った2部屋を旅行者用に提供しているそうです!1泊1部屋4300円+清掃代1200円でした。旧市街から徒歩数分という利便性。オーナーが空港までのタクシーを予約してくれたりとすごく親切!全く不自由ない滞在ができました。

かならず青い看板が付いている宿に宿泊しましょう!外観はどこもこんなもんです。内装に期待してください!

宿泊した部屋から眺めるハバナ旧市街。近代化により変わって欲しくない街並み。

その5:観光客急増の波!行くなら今!ハバナの見所!

市内観光バスが巡回! ハバナ・バスツアー

市内をオープンエアーの二階建てバスが巡回しているので観光客には便利。T1ルート、T3ルートと決まっているが、ずっと乗っていれば1週も出来る。途中降りたいところで降りて、次のバスにもホッピングできる。1日券をバスの中で買える(5CUC)が、30分おきにしか次のバスは来ない上に、時刻表はない。しかもバス停がわかりにくいのが難点。今後のインフラ整備に期待!安く済ませるならバスだが、効率的に回るならタクシー利用を!

革命広場

新市街の中心にある革命広場。ラウルカストロ議長が演説を行う広場で、ゲバラとカミーロの肖像モニュメントがある。旧市街からは巡回バスT1ルートに乗って20分ほど。ただし、広場にこれといってお店や土産物屋があるわけではないので、写真撮影をして時間を潰して次のバスを待つことに。旧市街に戻るバスに乗る場合、降りたところとバス停が違うため要注意!

グランマ号

革命博物館の隣にカストロとチェ・ゲバラがメキシコから密航した際に使用した船「グランマ号」が展示されています。ガラスケースの中で警備が厳しく見学はできませんが、眺めることはできます。

ラ・ボデギータ・デル・メディオ

文豪ヘミングウェイが晩年通った店として有名で、カウンターではキューバ発祥のモヒートを飲むためにたくさんの人だかりが!モヒート=6CUC!旧市街の中にありカテドラルからすぐそこ。筋がいっぱいあって迷子にならないように!

その他 キューバ旅行に役立つ体験談

キューバを旅行する場合、ツーリストカードを取得する必要があります!筆者の場合は、メキシコ、カンクン発でしたので、カンクン空港内で取得しました。ただ、これといった看板もないデスクで車椅子のおじさんが手書きで書いてくれました。料金は日本で取得する場合の2100円よりは現地通貨で若干安。怪しさ満点でしたが問題なく入国できました。

また、キューバ入国の際に海外旅行保険の加入が義務付けられています。しかもアメリカ系の保険会社は当時ダメでした。保険契約証明書のコピーを持参といろんな本書かれてあります。筆者の場合特にチェックなくスルーでしたが、こういうことは後でダメになっても困るだけなので事前に入っておくことをお勧めします。

通貨については、CUCという兌換ペソが旅行者用の通貨になります。現地人は人民ペソCUPを使用しますが、通貨が違うことが驚きです。キューバではほぼ旅行者用に値段が設定されており物価は日本と変わらないほどです。しかし、現地人の平均月収なんと2000円!かなりの開きがあり、ちなみに今キューバの一番儲けている職業は、タクシードライバーと民泊経営者だそうです。また、銀行での両替ではもちろんCUCにしか変えてくれません。道端で「人民ペソと交換しよう」と言ってくる人がいますのでご注意を。両替詐欺まがいなことをふっかけてくる人が実際にいましたのでご注意を!
以上 キューバの魅力をハバナ中心にまとめさせていただきました。
アメリカとの国交正常化により、今後多くのアメリカ資本が流入するでしょうし、2016年11月25日にはチェ・ゲバラと共にキューバ革命を起こしたフィデルカストロ議長が没されました。今後、大きく変革を迎えそうなキューバですが、今のうちに旧市街の風情を味わってみてはいかがでしょう。
旅好きが行くべき国としてお勧めいたします!

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

aki514初めて旅をしたインドの衝撃が人生を変えた。バックパッカーをしながら多くの人に出会い、旅と写真の魅力にのめり込む。現在は学位取得のためドイツに留学中。人間が作り出した文化の違いをより多くの人に伝えたい。

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