韓国と言えば?
みんな大好きな旅先「韓国」。“プチプラ”のコスメや、伝統的なサウナ・汗蒸幕(ハンジュンマク)でのリラックスタイム、チーズたっぷりのタッカルビや、屋台でいただくトッポギといった辛旨グルメなど、週末弾丸旅行に出かけては、おトクに気軽に楽しんでいる方が多いのではないでしょうか。
格安で行ける航空便も多く、お財布にも優しい韓国。でも、リピーターも増えている最近は、そうした定番は卒業! ちょっぴり贅沢な“プチ・ラグジュアリー”を探し、ワンランク上の素敵時間を過ごしているオトナ女子も目立つのだそう。
今回は、日本から飛行機で2時間ちょい。韓国の首都「ソウル」で、そんな最旬のプチ・ラグジュアリーを、Instagramで人気の石田一帆さん(@ishidakazuho)と一緒にご紹介します。オトナ女子の韓国・新定番を、みなさんも是非、体験しに行ってみてくださいね。
①韓流ピンクでいっぱいの「カフェ」で写真を撮る
Mr. Holmes Bakehouse
写真は、ソウルのトレンドの中心地、新沙(シンサ)の「カロスキル(街路樹通り)」にあるカフェ「Mr. Holmes Bakehouse」。サンフランシスコ発のハイブリッドスイーツ「クロフィン」が食べられる世界2号店で、お店のかわいさだけではなく、素材にこだわり抜いたお味もお墨付き。クロワッサンのサクサク感とマフィンのしっとり感があわさった生地には、毎日、違う味のフィリング(クリーム)が入ります。
mAgnstudio coffee
こちらも、韓国ならではのキュートなピンクで彩られたカフェ「mAgnstudio coffee」。地下鉄の「新金湖(シンクモ)」駅から急坂を登った先にあらわれる、とってもオシャレな空間で、どこを切り取ってもインスタ受け間違いなし。
なかでも是非、試したいのがモコモコの綿あめに熱いカフェオレをかけていただく綿あめラテ。カップに名前を書いて順番待ちをしていると、ドラマにでも出てきそうなイケメンの店員さんから「できましたよ!」と声がかかります。その笑顔もプチ・ラグジュアリー♡ 他にも続々と登場している素敵カフェは「#韓国カフェ」などのハッシュタグで探してみてくださいね。
②ワンランク上のこだわり「グルメ」をいただく
Yido Mansion
続けてご紹介するのは、ワンランク上のこだわりグルメ。わいわいがやがやと賑わうお店でいただく本場の焼き肉も楽しいけれど、たとえば、たまにはこんなオトナな空間で最高級の「韓牛(ハヌ)」をいただくのはいかがですか?
韓牛は、良質の赤身肉が特徴の韓国の国産牛。ソウルの中心部から、ちょっと離れたところに所在する「Yido Mansion」は、キラキラの空間で、韓牛をはじめ様々な肉料理を、素材を活かしたシンプルな味付けでいただくことができます。
ステーキのように分厚いお肉は、黒服の店員さんがミディアムレアの焼き加減で提供。厚いお肉をハサミで切ってその柔らかさをアピールする瞬間や、最後にアルコールを飛ばす炎のパフォーマンスなど、シャッターチャンスも盛りだくさんです。
土俗村 参鶏湯
参鶏湯は、鶏肉に、高麗人参や松の実、ナツメ、餅米といった漢方食材を入れて煮込んだ薬膳スープで、土俗村でも、普通の鶏肉を使ったものが定番として食べられています。ですが、そんな中、ツウが注文するのが、写真の「烏骨鶏(ウコッケイ)」で作った参鶏湯。
お忍びで多くの著名人も訪れる人気店。週末は行列もできるので、なるべく早めに足を運んでみてください。
③自分好みにディテールを仕上げた「オシャレ」を手に入れる
ps. Mary Jane
ショッピングも最高潮に楽しめる韓国。なかでも江南の「カロスキル」や「狎鴎亭(アックジョン)」、続く「清潭洞(チョンダムドン)」には名だたるブランドも店を連ね、オシャレ好きを集めています。流行の発信地・カロスキルのセレクトショップで全身コーデして帰るのが、ハイセンス女子の定番。でもさらに1歩すすめて「自分だけ」のディテールにこだわったオシャレをゲットして帰るのも素敵です。
その一つが「オーダメイドシューズ」。狎鴎亭の「ps. Mary Jane」では、生地やパイピングのリボンを自分好みに組み合わせたバレエシューズが作れます。
高額なイメージが強いオーダーメイドですが、こちらのシューズは日本円で1万円〜2万円程度。既製品を買うのと、さほど変わらない値段でプチ・ラグジュアリーが手に入ってしまうんです。スエードやカーフなど素材や色も豊富。
足の形に併せて幅などの調整もしてくれるので安心です。送料を支払い、仕上がりは1週間程度の後に日本で受け取る仕組み。送られてくるのを待つ時間も、帰ってからも旅の楽しみが続くようで嬉しいですよね。
N♡nail
④素敵にアレンジされた「韓国文化」を体験する
ATELIER 道受香
伝統的な韓国文化を、現代風にアレンジされた空間で体験して帰ることもできます。とっておきは、こちら。ブランドショップが並ぶ「清潭(チョンダム)」エリアの表通りから1本入ったところに所在する「ATELIER 道受香(アトリエ ドスヒャン)」です。
わざわざ人が通りがからない裏道を選び、1日10人しか受け入れないという小さなレストランで、営業はランチ&カフェタイムのみ。イタリアやフランスで暮らしていたというオーナーのキムさん兄妹が、韓国の優しい家庭の味と、イタリアの懐かしい味とを、お弁当スタイルの器で供しています。
もともとは北朝鮮のものという白い豆を使ったお餅(写真)を、ご両親が店を開き、手作りで売っていたものを、「箱で買わずとも、1つ2つだけでも食べられるようにしたい」と、カフェを作り、出し始めたのが興りだそう。
友人宅に招かれたようなアットホームな設えで、お餅のお雑煮には蓋付きの器、続くまるでサラダみたいなジェラートとカフェオレには、洋食器に韓国の伝統的な陶器をカフェオレボウルとして組み合わせて、と、食器も美しく、心に贅沢な時間が過ごせます。口コミで広がりリピーターも多い人気店。予約は必ず、日本にいる間に済ませることをオススメします。
HANBOKNAM
かわってこちらは、韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」を着て街歩きできる「HANBOKNAM」。世界遺産の宮殿「昌徳宮」や「景福宮」。伝統的な家屋なども残る「三清洞(サンチョンドン)」「仁寺洞(インサドン)」エリアにあり、日本円で2000円程度での着付けのあと、外に出て、歴史を感じる土壁や家屋をバックに写真撮影などして楽しめます。
ちなみに近くの景福宮や昌徳宮は夜になるとライトアップされて昼間とはまた異なる幻想的な美しさに。韓服を着ていると無料で入場できるサービスなどもあるので事前にチェックして是非、活用してくださいね。
⑤まるで暮らすように過ごせる「デザイナーズホテル」に泊まる
SLA Seoul Loft Apartments
写真は、フォトジェニックなグラフィティがたくさんあるエリアとして人気の「梨花洞壁画村」にも程近い、地下鉄・恵化駅近くの「SLA Seoul Loft Apartments」。
韓国では最近、都市部だけではなく、地方の貸切ペンションでの休暇も人気を集めています。なかにはプール付きや、重炭酸湯と呼ばれるホットタブでリラックスできる贅沢な物件も。いつもの週末+αより、少し長めのお休みが取れたら、レンタカーで足を伸ばして少しのんびりしてくるのもいいかも!
⑥スパやジュースで内側からもきれいに「デトックス」
FOUR SEASONS Hotel Seoul Spa
写真はFour Seasons Hotel Seoulのスパ。様々な種類のトリートメントが用意されていますが、ここは「韓方」を活用した施術をチョイス。
mercy juice
野菜たっぷりが好みの人には、アスパラやケール、ホウレンソウにオレンジを加えた「GREEN 6 DETOX ST.BITTER」。フルーツ多めなら、ウィートグラス(小麦の若葉)にキウイフルーツやリンゴを加えた「GREEN 4 DEFEND HONEY GREEN」。デトックス効果だけではなく、ストレス緩和や気力増進など色んな働きが期待できるので、ショップの人に相談して味見しながらお気に入りを選び、毎回の旅の定番にしちゃいましょう。