スペインの首都、マドリードは「水の豊かな土地」という意味です。マトリードを宮廷を置く場所として選んだのはフィリペ２世です。その後イスラム教徒によって支配されることとなったマドリードですが、マドリードの名前はイスラム教徒によってつけられました。

マドリードの最初の勲章にも水について言及されている箇所があります。イスラム教徒にとって、マドリードの土地は水が豊かで美しい土地だったと言うことが伝わって来ますね。

イスラム教徒によって支配されていた時代の遺跡はマドリードにはほとんど残っていません。どちらかと言うとキリスト教徒が脱会した後の建物を多く見ることができるようです。

「スペインのおへそ」と言うニックネームでも親しまれているマドリードは人気観光スポットバルセロナとはまた違った雰囲気を楽しむことができます。王宮があることでも、「スペインのおへそ」だと言う実感が湧いて来ます。王宮を訪れて回ったりと観光を楽しむのも楽しいです。

また、マドリードの特徴の１つに、たくさんの公園があることもあります。公園があるので自然を間近に感じることができ、なんだかリラックするできる空気が流れているのです。そんな公園の１つが、レティーロ公園です。

レティーロ公園はマドリードの中心地に近い場所にあります。レティーロ公園があった場所には以前スペイン王、フィリペ２世の離宮がありました。その宮殿はスペイン独立戦争の際に、ほとんど消失してしまいました。19世紀に市民のための公園として生まれ変わりました。

公園内には、アルフォンソ12世の騎馬隊、水晶宮殿などがあります。水晶宮殿は万国博物会の会場になった場所です。そのほかにもフランス式庭園やバラ園などがあります。19世紀からある公園は歴史も長く見所も多いですね。

レティーロ公園はマドリードの市民たちが集っている憩いの場になっています。週末になると大道芸人たちがやって来て子供たちを喜ばせてくれます。このように子供たちが大道芸人を見て喜んでいる様子はきっと昔も今も変わらないのでしょうね。

木陰も多く暑い日差しを避けて訪れる人や、夕方近くにランニングに訪れる人など、様々です。市民の生活の一部になっている公園です。

様々な綺麗な景色を楽しむことができるレティーロ公園ですが、特に騎馬像の階段に登って見る景色が最高だと評判です。階段に座って、景色を楽しみながらピクニックを楽しむのもいいですね。

騎馬像の下にある池では多くの人が手漕ぎボートを漕いで楽しんでいます。レティーロ公園に来たなら是非手漕ぎボートに挑戦しましょう。

手漕ぎボートは多くの人に人気です。特に週末になると、カップルや家族づれの人など多くの人で溢れかえっています。待ち時間も長くなりますが、それだけの価値はあるほどに楽しめちゃいます。

ボートを漕いだり、公園の絶景ポイントから池を眺めたり、多くのカップルたちにとってもとっておきのデートスポットになっているようですね。

レティーロ公園の近くにある隠れ家的バーをご紹介します！それがこのLa Castela（ラ カステラ）です。La Castelaは夜になると多くの常連客が集う人気の立ち飲みバーです。シックな感じの店舗の中に入ると品揃えのいいお酒がずらり！

La Castelaの人気の秘訣は、飲み物を注文したら必ず出てくるラピータです。ラピータとはお通しのことです。La Castelaのラピータは出来立てホヤホヤでどれも美味しいと評判です。特にシーフードに定評があります。

お店の黒板に出ている日替わりメニューやデザート、そして人気メニューはどれもハズレなしでとても美味しいと評判です。飲み物とともに食事も楽しむことができるとても素敵なバーです。お店の前にテーブルが設置されていて、気軽に楽しむことができます。

そんな気軽さもお客さんにまた来たいと思わせる要因なのかもしれませんね。リティーロ公園に来た時にはついでに立ち寄って最高の一杯を楽しんではいかがですか？

住所：Doctor Castelo, 22 28009 Madrid

いかがでしたか？マドリードのほぼ中心にあり市民の憩いの場にもなっているレティーロ公園は自然だけでなく見所がたっぷりの公園です。この公園ではとにかくたっぷりと時間を過ごすのがオススメです。

レティーロ公園の絶景を楽しんだ後は、是非、マドリード市民と一緒に手漕ぎボートを楽しみましょう。近くに美術館もあるので美術館に行った帰りに寄って見るのはいかがですか？

住所：Plaza Independencia s/n 28001 Madrid