一生忘れることのない経験を!大興奮な「世界の7つのお祭り」をご紹介

日本の七夕祭りのように、世界各国には様々なお祭りが存在していることを皆さまご存知ですか?有名観光地巡りやオシャレなカフェを訪ねる海外旅行も魅力的ですが、たまにはいつもの旅行と一味違うユニークなお祭りを体験してみるのはいかがでしょうか。今回は大興奮すること間違いなしのユニークなお祭りを厳選してご紹介します。

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このまとめ記事の目次

【1】オレンジ祭り/イタリア

まず最初にご紹介するのは、イタリアのイヴレアという街で毎年2月中旬から3月上旬の間に行われる「オレンジ祭り」。こちらのお祭りはなんと1808年から続いている伝統行事の1つで、当初はオレンジではなく白インゲン豆を投げ合っていたのだそう。イヴレアの市民が貴族チームと平民チームに分かれてオレンジを投げ合って優位を争うお祭り。容赦ない豪速球でオレンジが飛び交っているのです。
割れたオレンジがそこらじゅうに飛び散っている様子はまるで戦争絵図のよう。なんとシチリアからわざわざ運んできたオレンジを400トンも使用しているのだとか。参加できるのは地元の住民のみですが、もちろん観光客は観戦することができます。お祭りが終わった後は辺り一面オレンジの海のようですが、潰れたオレンジや残ったオレンジは家畜の餌になるのだそう。あなたもクレイジーすぎるお祭りを目に焼きつけてみたくはありませんか?

【2】ホーリー祭り/インド

2つ目にご紹介するのは、インドで毎年3月に行われるお祭り「ホーリー祭」。こちらのお祭りは、日本を含む世界各国で開催されている人気フェスティバル「カラーラン」の原形であると言われているお祭りで、ヒンドゥー教の中で最も派手で激しいお祭りであると言われています。こちらのお祭りはヒンドゥー教以外の人たちや観光客も参加することができるため観光客や旅人に非常に人気のお祭り。
そもそもホーリー祭とはカラフルな粉や水を掛け合うお祭り。元々は粉や水を掛け合って魔を祓うために行われていたのだとか。カラフルな粉にもそれぞれ意味があり、赤は「血肉」黄色は「糞尿」緑は「豊かな収穫をもたらす自然」を表していたのだそう。ホーリー祭が近づいてくると道端でもカラフルな粉がずらりと並んでいるのです。あなたも今流行りのフェスティバルの原形であるカラフルなお祭りに興味が湧いてきませんか?

【3】チーズ転がし祭り/イギリス

3つ目にご紹介するのは、イギリスで毎年5月の最終月曜日に行われる「チーズ転がし祭り」。その名前からとってもユニークですが、その内容はとってもシュール。デコボコの急な坂道を転がり落ちるチーズを全速力で追いかけるというお祭り。とっても楽しそうなお祭りですが、実はこのお祭りは19世紀から約200年の歴史を持っていると言われています。
全速力で駆け降り転がっていく様子や、尻もちをついている様子などを観戦するのもこちらのお祭りの醍醐味なのだとか。注目のお祭りで使用されるチーズは、「グロスターチーズ」という生乳100%のハードタイプのチーズ。そんな美味しそうなチーズは外さず食べたいところですが、そのチーズを食べられるのは優勝者だけなのだとか。いかにも見ていて飽きることのないお祭りを実際に見てみたくはありませんか?

【4】トマティーナ/スペイン

4つ目にご紹介するのは、スペインのバレンシア州にあるブニョールという街で毎年8月の最終水曜日に行われる「トマティーナ」と言われるトマト祭り。こちらのお祭りは、先ほどご紹介した「オレンジ祭り」と同様に、参加者同士が約100トンものトマトを投げ合うというお祭り。こちらのお祭りも1940年代半ばから行われているお祭りで、真っ赤なトマトが飛び散っている様子はまさに「カオス」の一言。
真っ赤なトマトの海はまるでこの世の終わりを見ているかのような衝撃的な光景ですが、なんだかとってもクレイジーで楽しそうだとは思いませんか?そんなこちらのお祭りは、もみ合いの喧嘩となったグループの若者の一人が近くにあった八百屋からトマトを取って相手に投げつけたことがきっかけと言われています。あなたも人生で一度思いっきりトマトを投げてみたくはありませんか?ストレス発散できそうな予感。

【5】コムローイ祭り/タイ

5つ目にご紹介するのは、タイのチェンマイで毎年11月中旬頃に行われる「コムローイ祭り」。こちらのお祭りは大人気映画「塔の上のラプンツェル」のモデルとなったお祭りとして近年大人気なのは既にご存知なはず。こちらは仏教のお祭りで、ブッダへの敬意を込めて「コムローイ」と言われるランタンに火を灯して空に一斉に放つお祭りです。
ランタンが解き放たれる前には、大勢の僧侶が座ってお経を唱えます。その光景も、タイの文化や歴史が感じられてとても魅力的なのです。なんとも幻想的で素敵すぎる光景を人生に一度は目に焼き付けておきたいですよね。きっと感動すること間違いありません。

【6】バルーンフェスティバル/アメリカ

6つ目にご紹介するのは、アメリカのニューメキシコ州のアルバカーキという街で毎年10月に行われる気球祭り「アルバカーキインターナショナルバルーンフェスタ」。こちらのお祭りには世界中から集められた700個以上の気球が大集合するのです。カラフルで可愛らしいものからアニメのキャラクターがデザインされているものまで、その気球の種類は様々。
気球の大きさはそれぞれ異なりますが、大きいものでは日本の3階建て住宅ほどの大きさなのだとか。こちらのお祭りはお昼だけでなく夜も開催されているのが特徴。お昼の色鮮やかな景色とは打って変わった幻想的な世界にうっとりしてしまいそうです。青空に浮かぶ何百ものカラフルな気球は圧巻の光景ですよ。あなたも世界最大の気球祭りに興味が湧いてきませんか?

【7】パンケーキレース/イギリス

最後にご紹介するのは、イギリスのロンドンでキリスト教告解の火曜日に行われる「パンケーキレース」。こちら、なんとも楽しそうなイベントですが、実は500年以上の歴史を持つとされているお祭り。キリスト教徒は復活祭の前に告解を済ませ、翌日からの断食に備えて「豪華な食事」を使い果たすために、パンケーキを食べる習慣が生まれ、現在では宗教的なイベントとなったのだそう。
その気になるお祭りの内容は、伝統的なイギリスの主婦のスタイルである、エプロンに三角巾をまとった姿で、パンケーキをフライパンでひっくり返しながら約415ヤードの距離を疾走するというなんともユニークすぎるお祭りなのです。現在ではイギリスの国会議員から各地で集まった仮装した人たちまで、様々な人たちが参加しています。日本では体験できないようなユニークなお祭りを一度体験してみたいですよね。

あなたの記憶に残る思い出に。

いかがでしたか?今回は、決して忘れることのできないような、世界のお祭りをいくつかご紹介しました。クレイジーでユニークなお祭りから幻想的で感動してしまうようなお祭りまで、世界には様々なお祭りが沢山存在するのです。せっかく海外に行くのなら、その土地の伝統や文化を感じられるような、"一生の記憶に残る"体験をしてみてはいかがですか?

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