金沢城惣構跡って何?
金沢城惣構は、1599年に造られた「内惣構」と1610年に造られた「外惣構」の二重構造になっていました。
金沢城の堀は、深いところでは、5mもあり、土居は堀底から9mもあったと近年の発掘により分かりました。
明治時代には城を防御する必要がなくなったため、埋め立てられ、道や用水になりました。
近年発掘調査により、様々当時の様子がわかり、大きさなどもわかり、現在は復元されており、金沢市より市の指定史跡に認定されている金沢市を代表する観光スポットです。
金沢惣構跡 内惣構と外惣構
内惣構は、加賀藩二代藩主である前田利長が、外惣構は、加賀三代藩主である前田利常が指揮のもとに作られました。主な目的は、徳川幕府との侵略を恐れてのこととされています。
内惣構は、全長2.9kmにもなり、外惣構は、全長4.3kmにもなり、金沢城を挟んで東西に走っています。
惣構は、惣構肝煎や惣構橋番人などの町役人を配置し、堀にゴミを捨てること、土居を崩すこと、土居の竹木を伐採することなどを禁じており、防火帯にしての役目もありました。
2005年からは惣構の発掘調査が実施され、現在は惣構は復元され、金沢の観光スポットの一つになっています。
金沢城惣構跡周辺の観光スポット① 尾山神社
尾山神社といえば、国の重要文化財に指定されている神門は有名です。尾山神社の神門は、1875年に棟梁である津田吉之助により設計施工され、完成されました。尾山神社の神門は、洋風建築を模した擬洋風建築の中でも中国風の混入した珍しい建物です。尾山神社の神門は、神社の正門であったが、最上階に色ガラスがはめられており、灯台の役目を果たしていたとされ、夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
雄山神社は、金沢を代表する観光スポットのひとつです。
基本情報
【電話番号】 076-231-7210
【営業時間】9:00~17:00
【アクセス】金沢駅からバスで10分(北陸鉄道バス) 南町下車から徒歩で3分
金沢駅からバスで(兼六園シャトルバス) 南町から徒歩で4分
金沢駅からバスで(城下まち金沢周遊バス) 香林坊(東横イン前)から徒歩で4分
金沢城惣構跡周辺の観光スポット② 近江町市場
戦後、近江町市場は古く趣のある市場として市民に愛されていたが、観光客も多く訪れるようになったことから、2007年再開発され、現在の市場になりました。
近江町市場は、敷地が2.8haあり、約170店舗の商店や飲食店が軒を連ねています。近江町市場は、市民の台所ですが、北陸新幹線ができてからは、東京の都市圏から日帰りができるようになったことから、北陸の新鮮な生鮮食品を味わえるところとして、人気があります。また、特に日本海でとられた魚を海鮮丼として味わえるお店に人気があり、金沢を代表する観光スポットとなっています。
基本情報
【電話番号】076-231-1462
【営業時間】9:00〜17:00
【アクセス】徒歩15分。東口6番~9番北陸鉄道、まちバス「武蔵ヶ辻」下車
金沢城惣構跡周辺の観光スポット③ 主計町茶屋街
主計町の名前の由来は、加賀藩士富田主計の屋敷があったことに由来しています。主計町は、重要伝統的建造物群保存地区に認定されています。
主計茶屋街は、石畳が敷かれ、料亭や茶屋街が立ち並び、格子窓から三味線の音色が聞こえる情緒あふれるところです。他にも金沢市には茶屋街があり、それぞれの特徴があります。
そんな主計茶屋街は、それぞれの時代を反映した景観を形成しており、川沿いにできた茶屋街を今に伝える貴重な街並みであります。
金沢に訪れた際は、金沢の雰囲気を味わえる主計茶屋街に行っていただきたい、金沢を代表する観光スポットです。
基本情報
【電話番号】076-220-2194
【アクセス】北鉄バス橋場下車、徒歩5分
金沢惣構跡へアクセス
イメージ画像
基本情報
【電話番号】076-220-2469 金沢市文化スポーツ局 文化財保護課
【アクセス】北鉄バス橋場町下車1分