二重に金沢城を囲んでいた金沢城惣構跡を紹介

城郭構造構とは、江戸時代、城と城下町の外回りを堀や石垣、土塁などで囲む、城郭構造で、金沢城惣構は、城の周りを囲む城下町や堀や堀の城側を土で盛り上げた土居などがあり、主に城を防御する役目を果たしていました。金沢城惣構は、二重構造になっており、内惣構と外惣構があり、二重に城を囲んでいました。明治時代には、大部分が埋め立てられ、道路や用水になりました。金沢城惣構は、現在発掘され、金沢城惣構があった当時の様子や大きさなどもわかってきて、発掘された石垣などを利用して復元されています。金沢城惣構は、金沢の観光スポットになっています。そんな金沢城惣構の魅力を紹介します。

当サイト内のおでかけ情報に関して

情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。

このまとめ記事の目次

金沢城惣構跡って何?

金沢城惣構は、金沢城を守るために城下町の周りに張りめぐされてている堀や堀の城側に築かれた土の盛り上げられた土居などのことです。

金沢城惣構は、1599年に造られた「内惣構」と1610年に造られた「外惣構」の二重構造になっていました。

金沢城の堀は、深いところでは、5mもあり、土居は堀底から9mもあったと近年の発掘により分かりました。

明治時代には城を防御する必要がなくなったため、埋め立てられ、道や用水になりました。
近年発掘調査により、様々当時の様子がわかり、大きさなどもわかり、現在は復元されており、金沢市より市の指定史跡に認定されている金沢市を代表する観光スポットです。

金沢惣構跡 内惣構と外惣構

金沢城惣構は、二重に城を守るために張り巡られており、1599年には内惣構、1610年には外惣構が築かれました。

内惣構は、加賀藩二代藩主である前田利長が、外惣構は、加賀三代藩主である前田利常が指揮のもとに作られました。主な目的は、徳川幕府との侵略を恐れてのこととされています。

内惣構は、全長2.9kmにもなり、外惣構は、全長4.3kmにもなり、金沢城を挟んで東西に走っています。

惣構は、惣構肝煎や惣構橋番人などの町役人を配置し、堀にゴミを捨てること、土居を崩すこと、土居の竹木を伐採することなどを禁じており、防火帯にしての役目もありました。

2005年からは惣構の発掘調査が実施され、現在は惣構は復元され、金沢の観光スポットの一つになっています。

金沢城惣構跡周辺の観光スポット① 尾山神社

尾山神社は、1873年に創建された寺院で、主祭神は、加賀藩祖である前田利家を祀っています。雄山神社ができるまでは、卯辰山の卯辰八幡宮に加賀藩祖であった前田利家に祀られていました。

尾山神社といえば、国の重要文化財に指定されている神門は有名です。尾山神社の神門は、1875年に棟梁である津田吉之助により設計施工され、完成されました。尾山神社の神門は、洋風建築を模した擬洋風建築の中でも中国風の混入した珍しい建物です。尾山神社の神門は、神社の正門であったが、最上階に色ガラスがはめられており、灯台の役目を果たしていたとされ、夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。

雄山神社は、金沢を代表する観光スポットのひとつです。

基本情報

【所在地】石川県金沢市尾山町11-1
【電話番号】 076-231-7210
【営業時間】9:00~17:00
【アクセス】金沢駅からバスで10分(北陸鉄道バス) 南町下車から徒歩で3分
金沢駅からバスで(兼六園シャトルバス) 南町から徒歩で4分
金沢駅からバスで(城下まち金沢周遊バス) 香林坊(東横イン前)から徒歩で4分

金沢城惣構跡周辺の観光スポット② 近江町市場

近江町市場は、金沢市の生鮮品や生活雑貨を取り扱っている市場で、地元ではおみちょの愛称で親しまれています。また名前の由来は、近江商人が作ったことによります。

戦後、近江町市場は古く趣のある市場として市民に愛されていたが、観光客も多く訪れるようになったことから、2007年再開発され、現在の市場になりました。

近江町市場は、敷地が2.8haあり、約170店舗の商店や飲食店が軒を連ねています。近江町市場は、市民の台所ですが、北陸新幹線ができてからは、東京の都市圏から日帰りができるようになったことから、北陸の新鮮な生鮮食品を味わえるところとして、人気があります。また、特に日本海でとられた魚を海鮮丼として味わえるお店に人気があり、金沢を代表する観光スポットとなっています。

基本情報

【所在地】 石川県金沢市上近江町50
【電話番号】076-231-1462
【営業時間】9:00〜17:00
【アクセス】徒歩15分。東口6番~9番北陸鉄道、まちバス「武蔵ヶ辻」下車

金沢城惣構跡周辺の観光スポット③ 主計町茶屋街

主計町は金沢市浅野川沿いにある町名で、1999年に旧町名が復活した地域で、旧町名の復活運動の先駆けとなりました。

主計町の名前の由来は、加賀藩士富田主計の屋敷があったことに由来しています。主計町は、重要伝統的建造物群保存地区に認定されています。

主計茶屋街は、石畳が敷かれ、料亭や茶屋街が立ち並び、格子窓から三味線の音色が聞こえる情緒あふれるところです。他にも金沢市には茶屋街があり、それぞれの特徴があります。

そんな主計茶屋街は、それぞれの時代を反映した景観を形成しており、川沿いにできた茶屋街を今に伝える貴重な街並みであります。

金沢に訪れた際は、金沢の雰囲気を味わえる主計茶屋街に行っていただきたい、金沢を代表する観光スポットです。

基本情報

【所在地】石川県金沢市主計町
【電話番号】076-220-2194
【アクセス】北鉄バス橋場下車、徒歩5分

金沢惣構跡へアクセス

イメージ画像

いかがだったでしょうか?金沢惣構跡を紹介させていただきました。かつてあった金沢惣構は、現在になり復元され金沢観光スポットになっています。金沢に訪れた際は、是非訪れてみてください。

基本情報

【所在地】石川県金沢市尾張町2-14-1
【電話番号】076-220-2469 金沢市文化スポーツ局 文化財保護課
【アクセス】北鉄バス橋場町下車1分

関連するまとめ記事この記事に関連する人気まとめ記事

新着のまとめ記事編集部おすすめ!新着人気まとめ記事

このまとめ記事に関連するタグ

もっと見る

ライター紹介このまとめ記事を書いた人

このまとめ記事に関して報告する