人生でいちばんのビールの“最初の一口”を体験しませんか?
そこにしかない遊びや仕事を体験し、地元の人と、地元のおいしいものをいただきながら、クーッ!といただくビールは、最高の贅沢。そんな「ビアツーリズム」を、キリンビールのサポートでツアー企画として実施して人たちがいるって、ご存じでしたか?
地域の魅力をギュッと押し込め、地域の食に合うようにと作った「47都道府県の一番搾り」や、被災地の食の生産活動を長期的に支援する「キリン絆プロジェクト」など、さまざまな切り口から、日本全国あちらこちらの魅力発見や発信につとめているキリンビールならでは、という感じの取り組みですよね。
今回は、“普通の旅行”に飽きた旅ツウからも熱い視線が注がれつつあるビアツーリズムの魅力を、実際のツアーを事例にしながら、ご紹介します。今から参加可能なツアーも多いので是非、この秋のおでかけの参考にしてみてくださいね。
①ガイドブックには出ていないような場所で、特別な体験ができる
たとえば写真は、ビールの原料であるホップの生産量で国内トップを誇る、岩手県・遠野市の畑で行われた「ホップ収穫祭」。農家さんの説明を聞きながら、ホップの収穫体験をしたり、乾燥工場の見学をしたり・・・特に、高さ5メートルを越えるというホップを、特別なキャリアで上がって獲る際には大歓声が上がりました。普通のツアーでは絶対にできない体験!
そして最後は、ホップのカーテンの中に作られた特別な“レストラン”で、摘みたてホップの素揚げやホップの若芽入りソーセージといった料理をいただきながら、地元産ホップの使われたビールで乾杯。
ビール好きが集まり、ビールの原料栽培や醸造に関わる人とともにいただく地元産ビール。そんなの、最高にきまっていますよね!
世界遺産の地 宗像・大島で身も心もすっぴんになる1日
世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群を、いにしえより守り伝えてきた宗像海人族。 この宗像の海の民と、身も心をすっぴんになる1...
玄界灘で獲れた新鮮な海産物や、赤身が絶品のブランド牛を炭火グリルでいただいたり、七夕伝説の発祥の地と言われる神社を訪ねたりする特別な時間。クライマックスは、宗像海人族末裔の現役漁師の船でのクルージング。ほかでは決して得られない感動の1日になりそうです。
②おいしいものを、その理由とともにいただける
地域の魅力を語るのに「食」の要素は欠かせませんよね。ビアツーリズムでは、単においしいものを食べるだけではなく、食材の産地や、料理人の作業の舞台裏をのぞいて、おいしい理由、にまで、迫ります。
たとえば写真の兵庫県・但馬地方で行われる「29(ニク)の日開催!全国の肉好きに捧ぐ!和牛の聖地巡礼と城崎温泉の旅」では、黒毛和牛の頂点に君臨すると言われるブランド牛肉、但馬玄(たじまぐろ)の生産現場を訪問。
兵庫ビアツーリズム「城崎温泉&但馬牛食べ比べツアー」
独自の餌の配合や飼育方法で約500頭の但馬牛を飼育する上田畜産の社長から思い入れをたっぷり伺った後には、牛肉を知り尽くしたシェフに教わりながらの肉の“さばき体験”。背景や各部位の特製を知った後にいただく、希少箇所を含む30部位の食べ比べBBQは格別。
しかも、食事会場は、なんと森につつまれたツリーハウスの上! 身も心も満腹になったあとには、情緒溢れる城崎温泉の湯船が待っています。
③まるで故郷が一つ増えるような、地域の人との出会いがある
そして、地域で実際に住まう「人」との出会い。観光会社のツアーガイドのようなプロではないので喋りはちょっぴり得意じゃなくても、その分、旅のさいちゅうにお互いのことをじっくりと話し合い、打ち解け合えたときの喜びは最高です。出会いをきっかけに訪れた場所を「もう一つの故郷」のように感じる人が出てきても不思議はありません。
写真は新潟県・鹿沼市で行われる「キャニオニントレイル体験で渓谷を踏破し、地元の人とアウトドアクッキングを楽しみながら皆で乾杯!」。
栃木ビアツーリズム「鹿沼リバーシュノーケリング」 - YouTube
清流・大芦川の渓谷トレイルの後は、地元のアウトドア好きメンバーが集まる「大芦川自然倶楽部」メンバーと手作りランチを囲んで、乾いた喉をビールで潤します。
近くで採れた野菜や川魚を豪快に使い、地元のともに作って食べるアウトドアランチは、お互いに忘れられない、とびきりの秋の思い出になるはず。チームで何かを一緒にするって、それだけで心の距離が近づきますよね。
④地域の課題解決に、ちょっぴり貢献できる(こともある!)
ツアーのなかで、地域の方と腹を割って話すうちに、思わぬ「課題」やお悩みを聞くこともあります。もっと観光客に来てほしいけれど、どうやってPRしていいかわからない。商品開発をしてみたんだけれど、都会の人もおいしいと思ってくれるか自信がない。など。
そんな会話をきっかけに、だったら友達とまた来ます、もう少し辛口のほうがビールにも合いそう、など、温かく迎えてくれた地域の方に、ほんの少し、恩返しできるチャンスが訪れることがあるのもビアツーリズムの素敵なところ。
たとえば写真の「岐阜県にいながら外国気分?!多文化交流の町でブラジルごはんとあったか多国籍ナベ!」は、日本でも有数のブラジルタウン、岐阜県・美濃加茂市で、この土地に住む人同士の交流にも、協力できちゃう企画。
人口の1割程度が外国人にも関わらず、日本人の友だちはほとんどいないという人も多いなかはじまった、という「ブラジルごはん」は、シュラスコなどの料理を、ブラジルのお母さんたちと日本のお母さんたちが一緒になって作り、お互いのことを知るきっかけにするイベント。
そんなイベントに、旅人も参加。各国の代表的な食材を持ち寄って作る「多国籍ナベ」とビールを囲んで、みんなで乾杯。最初はぎこちなくても、思いきりはしゃいで、踊っているうちに、どんどんお互いのことを好きになってくるんです。
⑤いつも最高においしいビールがそばにある
そして、もちろん、「ビアツーリズム」というからには、おいしい「ビール」があるのは必須条件。今回ご紹介したビアツーリズムのすべてで、みんな、最高に旨い「キリン一番搾り」での乾杯をしました。
写真は、山口県の長門市で行われる「焼き鳥の聖地で職人体験!~串打ち・焼きの技術を学んで最高の一本を~」。専門店でいただく焼き鳥は、もちろんおいしいけれど、本職に教わりながら自分で作った焼き鳥をつまみにいただくビールは、“飲み助”の憧れですよね。
見てください!この真剣な表情を!!
県産の地鶏、長州黒かしわの朝さばいたものを串打ちして、炭火でじっくり焼いていきます。塩にもこだわり、焼き上げた串をつまみにいただく一番搾り。もともとのおいしさを、「わざわざ旅先で焼き鳥を作った」「一緒に頑張った仲間といただく」という体験がさらに盛り上げ、忘れ得ぬ味わいにしてくれます。
いかがでしたか?
いかがでしたでしょうか。今回は注目の旅スタイル、ビアツーリズムについて、ご紹介しました。地域の魅力を全身に味わい、最高においしい一番絞りで乾杯する旅。
みなさんも是非、ホームページもチェックして、気になるツアーで実際に体験もしてみてくださいね。