まず最初にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは、「PRADA MARFA」です。これはPRADAのブティックを模して作られたアート作品で、テキサス州にある砂漠の街Marfa（マーファ）から約60キロほど離れた場所にあります。

「PRADA MARFA」は時間の流れと共に、朽ちて廃墟になり自然に戻っていくことを目的として作られました。そのため建物の修復はされず、店員もいないため買い物をすることはできません。高級ブランドのPRADAが、自然に戻ることを目的として何もない砂漠の中にひっそりと佇む様子は、どこか寂しく自然の悠久さを感じさせてくれます。

2番目にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは「East Jesus」です。ここはロサンゼルス郊外にあり、広大な荒野の中に様々なアーティストによる多数のカラフルな巨大アートが設置されています。

広大な荒野にカラフルな巨大アートが溶け込んでいて、思わずシャッターを切りたくなってしまうような光景ばかりですね。アメリカならではの広大な自然とアートの調和をぜひ体感してみてはいかがですか？

3番目にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは「オリンピック・スカルプチャー・パーク」です。ここはアメリカの西海岸のシアトルにあり、21点の個性的な彫刻作品が展示されています。

ここには高さ10メートルを超えるような巨大な彫刻や、噴水と一体となったアート、光の反射を楽しむアートなど一度見たら忘れられない、インパクトのある彫刻に多く出会うことができます。オリンピック・スカルプチャー・パークで、これまでに見たことのない圧倒的スケールのアートと出会ってみてはいかがでしょうか？

4番目にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは「スパイラルジェッティ」です。一見渦巻き状の堤防のようにもみえるここは、ユタ州のグレートソルト湖に現代美術家のロバート・スミッソンによって作られたアート作品です。

スパイラルジェッティは、岩、土砂、塩など自然の素材を使っており、大地に展開されているため自然環境の影響をとても受けやすい彫刻でもあります。そのため変化しやすいグレートソルト湖の水位によって沈んだり、作品が分解されていったりもします。スパイラルジェッティはまさに、そんな自然の強大なパワーを感じさせてくれる作品といっても過言ではないでしょう。

5番目にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは「サルベーション・マウンテン」です。ここはカリフォルニアの砂漠の中にレオナード・ナイト氏が約30年の歳月をかけて作り上げたカラフルで可愛らしいアート作品です。

何もない砂漠の中に突如として現れるこの可愛らしい丘は、これまで様々なミュージックビデオや雑誌の撮影に使われてきました。カラフルなこの作品は見ているだけでハッピーな気持ちになれること間違いなしですね。

6番目にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは「キャデラックランチ」です。ここはテキサス州のアマリロ郊外に作られた、10台のキャデラックが地面に突き刺さって並んでいるアート作品です。

キャデラックランチでは広い牧場の真ん中にポツリと10台のキャデラックがただ並んでいます。またここでは車にスプレー缶で文字を書くことができ、訪れた記念に何か書いてみるのもありかもしれません。

7番目にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは「アボット・キニー」です。ここはサンタモニカとベニスの間にあり、ついついシャッターを切りたくなってしまうようなアーティスティックな街並みが広がっています。

また、アボット・キニーには美味しいレストランやカフェも多くあり、ぜひ一度訪れてみてほしい、とても魅力的な場所です。アボット・キニーのカラフルでアーティスティックな街並みを心ゆくまで散策してみてはいかがですか？

最後にご紹介するアメリカのアート的すぎるスポットは「ワイズマン美術館」です。ここはミネソタ大学のキャンパス内にあり、フランク・ゲーリー氏によって設計された建物の外見は独創的でとても見応えがあります。

美術館には現代美術を中心に25,000点以上の美術品が収蔵されており、それらを基本的に無料で楽しむことができます。また、ワイズマン美術館のアート的すぎる外観は角度によっても印象が変わってきます。ぜひご自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか？

どこもアメリカならではの広大な大地を使い、アートと融合させたスポットばかりですね。そんな、日本ではなかなか味わえないアート体験をアメリカで味わってみてはいかがでしょうか？（※掲載されている情報は2017年9月に公開したものです。必ず事前にお調べください。）