食の宝庫!「御食国」福井県小浜市に来たら絶対に食べたいグルメ10選

かつて朝廷に新鮮な海産物を献上してきた歴史を持つ「御食国(みけつくに)」福井県小浜市。その歴史は現在も受け継がれており、日本海の荒波で育った新鮮な海産物を京都を始めとした一流料理店に届けています。また小浜市は日本遺産「鯖街道」の起点でもあり、「鯖の聖地」として鯖料理が目白押しです!そんな食の宝庫である小浜市が誇る、ご当地グルメの数々をご紹介します!

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このまとめ記事の目次

①トルコ名物をOBAMANIZEした「鯖サンド」

トルコ名物「鯖サンド」をリスペクトし、小浜市のご当地要素を取り入れた=OBAMANAIZEした「OBAMA版鯖サンド」。小浜伝統の干物「鯖の醤油干し」を半身丸ごとフライして入れており、醤油の香ばしさと鯖の旨みを味わえる、ボリューミー&ジューシーな一品。
マヨネーズに五徳みそを合わせたソースに、小浜市名産の「鯖のへしこ」チップとねり梅を散りばめているため、食べている内に味の変化も楽しめます。これだけのスペースでは魅力を紹介しきれないので、詳しくはこちらの動画をご覧ください!
https://www.facebook.com/michinoeki.obama/videos/vb.160860187676965/363800304049618/?type=2&theater

②小さい樽がカワイイ!「小鯛の笹漬け」

小浜市の地魚「レンコダイ」を3枚におろし、うす塩と酢でシンプルに味付けした逸品。杉の木の香りが漂う小さい樽に、防腐作用のある笹の葉と一緒に樽詰めした、風味の良い一品です。
そのまま食べても良し、わさび醤油をつけて食べても良しな、酒の肴にも合う一品です。小樽に入っていてビジュアルも良く、お土産として貰うとテンションが上がること間違いなし!

③小浜でしか食べられない!?「鯖のお刺身」

美食家として名高い北大路魯山人が絶賛したことで有名な小浜鯖。傷みが早い鯖を刺身で食べることができるのは、ご当地ならではの食べ方。水揚げしてすぐの新鮮な鯖だからこそ味わえる「お刺身」は、養殖地の田烏地区を中心に味わうことができます。
「鯖の聖地」と呼ばれる小浜市ですが、ピーク時に比べて漁獲高が激減しており、天然をお目にかかるのがなかなか難しくなっています。次世代に「鯖の聖地」を残すべく、復活をかけて取り組んでいるのが、鯖の養殖事業です。養殖だからと侮るなかれ。少し歯ごたえのある脂が程よく乗った身は、繊細で甘みのある青魚の頂点の味です。

④若狭おばまのソウルフード「へしこ」

一塩した鯖を糠漬けにした「鯖のお漬け物」です。発酵が進むにつれて塩辛さの中に独特の旨みが生まれ、「海の生ハム」のような味わいとなります。へしこの刺身はお酒にピッタリの逸品。軽く炙って、シンプルに白ご飯やお茶漬けと合わせて食べるのも最高です!
へしこ作りが盛んな小浜市では、各家庭・各集落によって守り継がれてきた独自の製法があり、「小浜のソウルフード」と言っても過言ではありません。塩辛いイメージしかない方は一度小浜に来てご賞味ください。へしこに対する価値観が変わります(編集者談)。

⑤食の世界遺産にも登録されている「鯖のなれずし」

若狭おばま観光協会
スローフード協会国際本部(イタリア)によって食の世界遺産「味の箱舟」に認定された鯖のなれずしは、漁村集落の田烏地区を中心に守り継がれてきた逸品です。鯖のへしこを水洗いして塩出しをし、ご飯とこうじを混ぜ合わせて樽の中につけ込むなどといった、一手間も二手間もかかるスローフードです。
高級なチーズの香りを感じさせる風味で、身がひきしまって甘みと旨みのある味です。こちらもお酒にもってこいの一品となっています。秋から冬にかけて出来上がるため、年の瀬の伝承料理に欠かせません。

⑥若狭の冬の味覚「若狭ふぐ」

越前ガニと並ぶ冬の味覚の代表格。若狭湾は日本最北のとらふぐ養殖生産地のため、身が引き締まっていてプリップリ。その味とご当地価格のリーズナブルさから、毎年冬になると遠方からお求めになられる方も。
お刺身・ふぐちり・唐揚げ・ふぐ雑炊など食べ方は色々。冬になると、ふぐヒレを軽く炙って、熱燗に入れて飲む「ふぐひれ酒」がまた格別です。

⑦高級料亭でも重宝される「若狭ぐじ」

延縄(はえなわ)漁で漁獲されたアカアマダイのうち、鮮度が良く姿形が美しい大型のものだけが「若狭ぐじ」と呼ばれます。ただの白身魚とは違った独特の甘みがあり、京都をはじめとした高級料亭からも重宝されている魚です。
若狭ぐじは、鱗を取らずに一塩してそのまま焼き上げる「若狭焼き」で有名です。高級料亭ではそれなりの価格がしますが、地元の小浜市であればお手頃価格でいただけます。

⑧皇室にも献上されている「若狭かれい」

塩をして天日に干すことで身が締まっておいしさが増した「若狭かれい」。生乾きで柔らかいのが美味で、軽くあぶって食べるのが通のやり方。皇室にも献上されており、御食国の伝統が今でも続いている格式高い魚です。
福井県には、学問の神様「菅原道真公(天神様)」の好物であった焼きガレイを1月25日にお供えし、無病息災と学業成就をお祈りする「天神講」という独特の風習があります。編集者も小さい頃は焼きガレイを良く食べさせられて飽き飽きする時もありましたが、若狭かれいが出た時だけは喜んで食べていました。それくらい美味しいお魚です。

⑨味も見た目も豪快!「浜焼き鯖」

傷みやすい鯖を新鮮かつ旨味を引き出すために考え出されたのが、鯖街道の起点ならではのグルメ、浜焼き鯖。鯖を開いて串にさして1本まるごと焼きあげる、ダイナミックな一品です。しょうが醤油につけて食べるのがご当地ならではの食べ方となっています。

⑩醤油の香ばしさが堪らない!「醤油干し」

若狭湾でとれる新鮮な魚(さば・あじ・レンコ鯛など)を醤油にさっとくぐらせてから軽く干し上げてできる「醤油干し」。みりん干しのような甘みはなく、塩干しと比べて、グルタミン酸やアミノ酸等の旨味成分が豊富です。
七輪で焼くと、醤油の香ばしい匂いが食欲をそそります。ご飯のお供にピッタリです。

We Love OBAMA!

いかがでしたか?「御食国」福井県小浜市には、10選には収まりきらないほど美味しいグルメがたくさんあります。また小浜市では、美味しいグルメをただ食べるだけでなく、生産者の思いや裏話を聴いて「人と食を繋ぐ」取り組みも積極的に行われています。小浜を愛する者として、「I Love OBAMA」が「We Love OBAMA」になることを願っております。

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ライター紹介このまとめ記事を書いた人

I_Love_Obama福井県小浜市の観光まちづくり会社「おばま観光局」です。「I love Obama」が「We love Obama」になるように、小浜市の魅力を発信して参ります!

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