![RETRIP[リトリップ] - 旅行・おでかけメディア](https://static.rtrp.jp/static/img/common/logo.ee8b53951642.svg){kind=logo}
トマト祭りって？
すでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ラ・トマティーナ（日本語ではトマト祭り）は8月の最終水曜日に行われるスペインバレンシアの街、ブニョールで行われる収穫祭。祭りの最中は街の人口の倍以上もの人が集まり互いにトマトをぶつけ合うなんとも激しいお祭りです。
トマト祭りの魅力とは
トマト祭りの魅力はなんといってもこの非日常的な楽しさを世界中の人と一体となって楽しめること。世界で最も有名なお祭りですが、その起源はわかっていません。住人同士の喧嘩から始まったとも言われていますが、喧嘩がお祭りになるなんて素敵ですね。
トマト祭りに参加したいと思ったら
トマト祭りに参加したいと決めたらいくつかやらなければならないことがあります。世界で最も有名なお祭りです。心して準備しましょう。
ホテルを探すこと
まずは宿を探すこと。参加したいと思ったらすぐに探しましょう。世界中から人が集まるので開催地周辺のホテルは一年前から埋まることも。開催地のブニョールはとても小さな街なのでホテルがみつからないこともあります。近くのバレンシアで宿を探してみましょう。
自力で行くか？ツアーで参加するか？
トマト祭りに参加するには二つの方法があります。一つは自力でチケットを購入。もう一つはツアーに参加してしまうこと。個人的にはツアーの方が着替えや移動の面から楽だと感じましたが、前者は自由度が高く楽しめます。
電車チケットの予約購入
ツアーではなく自力で参加する場合は、前もって事前に電車のチケットを購入してしまいましょう。ヨーロッパですと事前に購入することで早割が得られることが多いことと、当日は混雑でチケット売り切れが考えられます。
絶対に知っておくべき持ち物リスト
いろんなサイトでも紹介されていますが、今回参加して個人的に絶対に必要だと思ったもの、おすすめのものを紹介します。
捨てても良い服
祭り後はトマトまみれで全身真っ赤です。洗ってもとれません。会場にはちゃんとしたシャワーなどはないのでその場で捨てる気持ちで行きましょう。全身真っ白でいかに汚れたかを楽しむのもいいですし、コスプレやはっぴなどで目立つのも会話の糸口になるのでお勧めです。
捨てても良い滑らない靴
ビーチサンダルやクロックスなどは不向きです。ガムテなどで補強するのもありかもしれませんが、すぐに滑ったり脱げてしまいます。おすすめは安いスニーカー。当然こちらも汚れますので捨てる気持ちで行きましょう。
捨てても良い水着
トマティーナのルールでは人の服は破らない、となっていますがそんなこと気にできないほど人が多く、いつの間にか破れていることも多いです。いざという時の為、水着を着込んでいると安心です。男性の方は最初から海パン、という方が多く見られました。
着替えと靴
トマティーナが終わって帰るとき、汚れた状態では電車にも乗せてもらえません。着替えやすいワンピースなどと履き替え用の靴（こちらはなんでも可）を持っていきましょう。ビニール袋に入れておくと何かと便利です。
捨てても良いタオル
トマティーナ後に身体を拭くように。個人的には女性でしたら中～大判のものがおすすめです。住人がホースで洗い流してくれますが、それでも足りない時や髪についた滴るトマトをカバーするために必要です。トマトは思っているより髪からとれません。
貴重品とジップロック
必要最低限のお金（ロッカーや交通費、トマティーナ後のご飯など）と身分証明書をジップロックに入れましょう。ポケットでは絶対になくすので、ガムテープで身体に張り付けたりやインナーポケットに入れて絶対なくさない工夫が必要です。
水中眼鏡
コンタクトの人は絶対に持っていくことをお勧めします。現地でも売っていますが割高で粗悪なので日本から持っていくことをお勧めします。トマトが目に入ると、トマティーナ中は目を洗うこともできないので悲惨なことになります。
薬！
意外にも必要になるのが薬。胃腸薬、風邪薬、湿疹用の薬は必須です。トマティーナでは結構不衛生な部分もあるためトマトが口に入ってしまったりすると湿疹がでたりお腹を下してしまことも。残りの日程を楽しむためにも絶対に持っていくことを強くお勧めします。
あとは体調を万全にするだけ！
いかがでしたでしょうか？例年大盛り上がりのトマト祭り。世界各国から参加者が集まるので楽しいこと間違いなしです！現地についてから後悔のないように、体調だけは万全に楽しんできてくださいね！
-