松尾芭蕉ゆかりの地!絶壁に建つ“山寺”の魅力

“閑かさや岩にしみ入る蝉の声”。誰もが一度は耳にしたことがあるであろう松尾芭蕉の俳句です。この俳句が詠まれた場所は山形県にある立石寺、通称“山寺”です。奥の細道の舞台となったこの山寺は絶景スポットとしても有名なんです。今回はそんな山寺についてご紹介します。

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このまとめ記事の目次

“山寺”とは

山形県山形市にある立石寺(りっしゃくじ)、通称“山寺(やまでら)”は、天台宗の高僧慈覚大師が860年に開山したのが始まりです。松尾芭蕉があの有名な句“閑かさや岩にしみ入る蝉の声”を詠んだことでも知られる、東北を代表するお寺です。山寺は、ふもとから山の上の大仏殿までたくさんのお堂が点在してできています。登山口から大仏殿までは1,015段の石階段を登らなければなりません。所要時間は40分〜1時間ほど。上まで登るのは大変ですが、登らなければ味わうことのできない景色があります。

日本最古のブナ建築 根本中堂

登山口からスタートしてまず最初に見えてくるのが、国指定重要文化財に指定されている根本中堂です。1356年に初代山形城主・斯波兼頼によって再建された建物で、ブナ材の建築物では日本最古と言われています。堂内にある「不滅の法灯」は、伝教大師が比叡山に灯した灯から分けられたもので、織田信長が焼打にあって延暦寺を再建したときには、逆に立石寺からこの灯を分けたと言われています。実際に堂内に入って見学することもできますよ。

根本寺中堂

東京都台東区上野桜木1-14-11

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近くには木漏れ日の下で腰を掛けている松尾芭蕉の石碑があります。奥の細道をたどってこの地を訪れた芭蕉に思いを馳せてみてください。

石階段を登って煩悩を捨て去ろう

根本中堂を後にし、山門から大仏殿のある奥の院まで800段を超える石階段を登ります。「一つ一つの石段を登ることによって、一つずつ煩悩が消え、欲望や汚れを消滅させて明るく正しい人間になる」と言われています。一段一段登りながら、心を静めて自分自身と向き合ってみましょう。

あなたには見える?幸福が訪れる弥陀洞

弥陀洞は、雨風によって長い歳月をかけて岩が削られてできたもので、阿弥陀如来の姿に見えることからこの名前が付けられました。1丈6尺(約4.8メートル)の姿から丈六の阿弥陀とも言い、仏の姿に見ることができる人には幸福が訪れると言います。

宝珠山立石寺 弥陀洞

山形県山形市山寺4456-1

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断崖絶壁に建つ納経堂

山寺といえばこの風景!というのが岩の上の赤い小さな堂。これは写経を納める納経堂で、山内で最も古い建物です。県指定文化財で、昭和62年に解体修理が行われました。その真下には貞観6年(864)没の慈覚大師が眠る入定窟があります。

納経堂

山形県山形市山寺4456-4〒999-3301

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登った先には・・・!

1,015段の石階段を登った先には、街と周囲の山々を見渡す大パノラマが待っています!これは五大堂という、五大明王を祀って天下泰平を祈る道場からの風景で、山寺随一の絶景です。これを見れば登ってきた疲れも吹っ飛んじゃいますね!
季節によって美しい紅葉や雪景色も楽しむことができますよ。

芭蕉の風景に会いに行こう!

いかがでしたか?自然の中に点在する山寺は一段一段登って行くにつれて心が洗われていきます。そして登りきったときの感動は格別です!松尾芭蕉の胸を打った風景をあなたも見に行きましょう。

宝珠山 立石寺

山形県山形市山寺4456−1

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