ポルトガル北部に位置する港町。
リスボンに次ぐ第二の都市ポルトは、商工業の中心地としても栄えてきました。

ポルトの中心部に位置するサン・ベント駅の外観は普通の建物ですが、中に入ると一面アズレージョの世界が広がります。まるで美術館の様に美しい駅ですよね。

（※アズレージョとは、ポルトガル各地で見られる青を中心とした装飾タイルです。）

カテドラルの前にある広場ではのんびり過ごす人がとても多いです。広場は市内が一望できる絶景ポイントでもありますよ。

レロ・イ・イルマオンは「世界の美しい書店ベスト10」に選ばれた本屋さんです。ハリーポッターの作者がポルト在住の際に訪れており、ホグワーツ魔法魔術学校のモデルになったとも言われています。

ポルトは、ポートワインでも有名な地域です。ドウロ川の南部はポートワインのワイナリーがたくさん並んでいるので、甘い匂いの漂うワイナリー見学もオススメです。

ポルトガルはイワシも有名です。お土産屋さんや食品店には、かわいいパッケージのイワシの缶詰がたくさん売っているので、ポルトガルのお土産に最適です。

ポルトから鉄道で40分程南下した場所にある街アヴェイロは水の都としても知られています。観光用のゴンドラ・ツアーも頻繁にでているので、ゆっくり船で回るのも気持ち良いですね。

アヴェイロの街中にもたくさんの装飾タイルの家々を見ることができますが、真っ青のアズレージョ（装飾タイル）が美しい旧駅舎も見所の一つです。壁面にはアヴェイロの様子が描かれているので、ぜひ訪れてみて下さい。

日本でも一時期流行った半熟カステラPao de lo（パオ・デ・ロ）はポルトガルでもよく食べられています。ふわふわの食感で口の中でとろけます。

貝殻型のモナカはアヴェイロの銘菓Ovos moles（オヴォシュ・モーレシュ）です。薄いモナカ生地の中には卵黄クリームがたっぷり入ってます。とってもかわいい形なので、お土産にもオススメです。

毎年7月に開催されるイベント“umbrella sky project（アンブレラ・スカイ・プロジェクト）”では、アゲダの街が色鮮やかな傘で彩られます。

（※イベントは7月開催ですが、傘は9月時点でも見られました。）

街の至る所にカラフルな傘が広がっていますが、ベンチや階段もカラフルに彩られています。色々なところにアート作品があるので、街歩きも楽しめます。

arroz de pato（アロス・デ・パト）は、スペインのパエリアみたいな「鴨の炊き込みご飯」です。鴨肉がたっぷりでとても美味しいので、ポルトガル旅行をする際にはぜひ食べてみて下さい。

アヴェイロからバスで30分程の所に位置するビーチリゾートのコスタ・ノヴァは、縦じま・横じまのカラフルなお家が並ぶ街です。カラフルでかわいい家々が並んでいるので、散策するだけでも楽しくなりますし、フォトジェニック間違いなしです。

ヨーロッパ大陸最西端の首都、リスボン。ベレン地区やシントラ方面には世界遺産もあり、見所がたくさんある街です。

ジェロニモス修道院は世界遺産に登録されています。凝った装飾が施されているアーチ状の回廊はとても素敵です。

ジェロニモス修道院近くには、ナタ（エッグタルト）で有名なお菓子屋さん「パスティス・デ・ベレン」があります。1837年に創業された老舗店なので観光客からも大人気です。

ジェロニモス修道院近くにある「発見のモニュメント」も青空に映える真っ白なモニュメントです。モニュメント前の広場には世界地図が描かれており、日本の発見年も記載されているので要チェックです。

「ベレンの塔」もジェロニモス修道院や発見のモニュメント同様、ベレン地区にある観光スポットです。細い螺旋階段を登って屋上から眺める景色は見晴らしが良く、必見です。

リスボン中心地から西に28kmに位置するシントラ。そこには、まるで絵本の国のようなカラフルなペーナ宮殿があります。外観はテーマパークのようにかわいらしい宮殿ですが、中に入ると王族の豪華な暮らしを見ることができます。

日本ではあまり知られていないポルトガルですが、食事も美味しく、かわいい街も多い、魅力あふれる国です。今度の海外旅行に行ってみてはいかがですか？