イタリアの隠れた世界遺産!一度は見るべき“マテーラの洞窟住居”の美しさ

いくつも存在するイタリアの世界遺産。その中でも、最近注目を集めている「マテーラ」という町をご存知ですか?小さな洞窟住居が織りなす不思議な絶景を見られるこの町を、実際に2017年8月旅行してきた筆者が魅力をお伝えします!(※掲載されている情報は2017年9月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。)

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このまとめ記事の目次

イタリアで密かな人気を集める「マテーラ」

イタリアといえばローマ・ナポリ・ミラノ・ヴェネチア…数々の有名な都市がありますが、「マテーラ」という都市をご存知でしょうか?ローマから鉄道で約4時間のバーリ、さらにそこから2時間程かかるマテーラは、陸の孤島とも言われるアクセスの悪さながら近年観光客が増えている穴場の観光都市なんです。
新市街を抜けると現れる旧市街が、マテーラが誇る美しい街並み。今も人が暮らす洞窟住居を一目見ようと訪れる人は多く、お土産物屋さんや「Cattedrale di Matera」という街の高い所にある教会など観光スポットもいくつか存在しています。

“サッシ”と呼ばれる洞窟住居が幻想的!

洞窟住居は“サッシ”と呼ばれ、渓谷の斜面の岩肌を掘って造られた洞窟住居群の事を指します。まるで崖に張り付いているかのように並んだ小さな家々は幻想的で、見る人を魅了しています。
遠目に見るのも良いのですが、いざ旧市街へ足を踏み入れると別世界のような絶景を目の前にのぞむ事ができます。1993年には世界遺産に登録された事で観光客向けのショップや工事が進み、より一層観光客が来やすいように、今までの絶景は保ちつつ便利になってきています。

時間ごとに見せる顔が異なる不思議な街

いつ見ても美しい事には変わりないマテーラのサッシですが、時間によって見せる顔が全く異なる不思議な魅力もあるんです。明るい朝方〜昼間は、青い空と真っ白な家のコントラストが美しく、物語に出てきそうな可愛い光景が広がります。
個人的に1番のおすすめは日が沈む頃!夜に向かって変わりゆく空の色と、明かりが灯り始める家々の景色は幻想的で、見ているとあっという間に日が暮れてしまうほど。
夜は完全にどの家も明かりが灯り、より一層雰囲気が増します。同じような色の明かりにほぼ統一されていて不思議な気持ちになります。街中は人通りがそこまで多くないので多少怖いですが、だからこそ非日常な空間をひとりじめできちゃいます。

過去には無人の廃墟となった事も…

今でこそこんなに美しい景色を見られる絶景スポットとして注目を集めるマテーラのサッシですが、過去には誰一人人がいない廃墟となった事があるんです。約7000年前に人が住み始めたと言われるサッシ地区は、1800年頃から町が衰退し始め1954年には政府が住民を強制移住させる措置をとりました。
一度は無人の廃墟と化したマテーラの旧市街ですが、世界文化遺産の登録を契機に再開発が進み、町は段々と活気を取り戻してきました。そんな歴史をふまえた上で、町を散策すると感慨深くこの景色を楽しむ事ができるのではないでしょうか。

世界遺産にも登録された絶景を見に行こう!

いかがでしたか?イタリアの隠れた世界遺産「マテーラの洞窟住居(サッシ)」。この地形だからこそ、歴史があるからこそ見られる景色の美しさ。ぜひ一度この不思議な絶景を見に行ってみてくださいね。(※掲載されている情報は2017年9月に公開したものです。必ず事前にお調べ下さい。)

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Sashimi結局魚が好きなのよね

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