近年、テレビ番組や雑誌、SNSなどでよく取り上げられ、かなり知名度が上がってきたウユニ塩湖。筆者は卒業旅行で1か月間南米を周遊した際に、この奇跡の絶景を訪れました。今回はそのウユニ塩湖を120%楽しむための必須アイテムを項目ごとにご紹介します。これからウユニ塩湖への旅行を控えている方は 、是非参考にしてみてくださいね。
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【1】服装編
鏡張り大好きな日本人は、その絶景を求めて 12月〜3月頃にウユニに行く人が大半だと思います。ボリビアは南半球に位置しているため季節は日本と逆。 しかし、高地のウユニ塩湖は1日の寒暖の差がとても激しいため「脱ぎ着できる服」+「防寒着」で体温調節する必要があるんです。昼と夜では装備が異なる為、ケース別に分けてご紹介していきますね。
①日中の服装
晴れて太陽が出ていれば、日本の春や秋くらいの過ごしやすい気温です。しかし、ウユニは高地にあるということもあり、紫外線量は日本の比ではありません。かつ、塩湖内は塩で覆われた真っ白な地面が広がっているため、照り返しも想像以上!日中の服装は「紫外線対策」に重点を置いて選びましょう。
サングラス
サングラスは1番の必須アイテムといっても過言ではありません!太陽が出ている昼間に塩湖に行く場合は、必ずサングラスをかけましょう。目が痛くなり涙が止まらなくなることもあるので、写真を撮るときだけ外し、それ以外は常にかけておくのがオススメです。
サングラスはウユニの街中でも売っていますが、レンズによっては、見る景色が茶色っぽく色づけされてしまうタイプもある為、それではせっかくの美しい鏡張りが台無し。しっかりUVカットしてくれ、かつ、景色の美しさを損なわないサングラスをあらかじめ用意して持って行きましょう。
帽子
被ってない人もいるようですが、日焼け対策には必須アイテム。特にツバ付のものがオススメです。また風の強い日は帽子が飛ばされそうになるので、ハットクリップで留めておくと安全ですよ。
トップス
トップスはマウンテンパーカーを着ている人多く、さらに、色がカラフルだと白いウユニ塩湖に映えるのでオススメ。日中はTシャツでも寒くはありませんが、日焼け防止の為にも長袖を着用しましょう。
2・3月はカーニバル期間でもあり、町の至るところで「泡や水をかけ合う」という風習があるんです。カーニバルの開催地は、ウユニとラパスの間にあるオルーロという町なのですが、ウユニでも高確率でそのような場面に遭遇する為、街歩きの際は気が抜けません。
カーニバル期間中に行く場合は、泡や水対策に「防水タイプ」を選ぶことをオススメします!
ボトムス
長ズボンを履いている人が大半ですが、筆者は短パン+厚手のレギンスを重ね履きしていました。服を汚したくなかったので、水が張っている場所ではゆっくり歩くことを心がけていたのですが、それでも足の部分は写真のように塩まみれになってしまいました。特にシャンプ写真を撮りたい場合はボトムズだけでなくトップスも汚れてしまう覚悟が必要。できれば捨ててもいいものを持っていくことをオススメします。
長靴
長靴は大きく重たいので持参していくと荷物になりますが、ツアー料金にレンタル代として含まれているケースが多いので、あらかじめ確認しておくことをオススメします。しかし、足のサイズが小さい場合は、現地には小サイズの長靴は数が少ないため持参していくのが安心。足の小さい女性はちょっと注意して下さいね。
長靴の選び方のポイントは、少しきつめの長靴を選ぶこと。なぜなら、数センチの深さの水が張っている塩湖内では、長靴が脱げやすいからです。実際に自分の足のサイズに合わない長靴を選んだばかりに、途中で長靴が脱げてしまった人を何度も見かけました。
また足が塩まみれになることを承知でサンダルを履いている人も見かけますが、肌が弱い人が塩湖に素足で浸かると、 痒くなったり荒れたりすることもあるので注意が必要です。
②朝・夜(星空鑑賞)の服装
標高の高いウユニ塩湖の夜はものすごく寒いです。また星空を見るためには、長時間、寒空の下でじっと待機していなくてはなりません。運が悪ければ風も吹きます。そのため防寒対策は必須!
アウター
特に冷える夜間はマウンテンパーカーの下にダウンとセーターの両方を羽織るような完全装備で臨みましょう。筆者は持っていたありったけの衣服を着込みました!
レギンス・靴下
長ズボンを履いていても、さらにその下に厚手のレギンスを数枚履いておくことをオススメします。また、靴下も重要。長靴を履いていても染みこんでくる寒さ、塩湖の冷たい水に体温が奪われていくので、足先も温かくしておきましょう。
手袋・マフラー・ニット帽・カイロ
必須ではありませんが、寒さが心配な方はどれも持っていって損はないアイテムばかりです。想像以上に寒いことを想定して、準備しておくことをオススメします。
【2】持ち物編
ここではウユニを120%楽しむための必須アイテムから、あると便利なアイテムまで、カテゴリー別にご紹介します。
必須アイテム:日焼け止めクリーム
日差しや照り返しが強いため、ジェルタイプの軽い日焼け止めより、ビーチ用の強力な日焼け止めがオススメ。日焼け止めを塗らなかったために、入浴時にヒリヒリとした痛みで悶絶した、なんて言う話もありました。また唇も意外と日焼けするので、UVカットのリップクリームも持っていきましょう。
便利アイテム①:カメラ用の三脚
全員の集合写真などはドライバーさんやガイドさんに頼むこともできますが、あらかじめ三脚を持っていけば自分たちだけで撮影することができますよね。集合写真だけでなく、静止が必要な星空を撮影したい場合には必須アイテムです。
便利アイテム②:ウエットティッシュ
塩まみれになった手や物を拭いたりするときに重宝します。オススメは破れにくい厚手のタイプ。ボリビアに限らず、海外で現地調達しようとしてもなかなか手に入らないこともあるので、日本で予め購入しておきましょう。
便利アイテム③:ストラップ
小物をポケットに入れたままジャンプしたり、ポケットからスマホを取り出そうとしたり、そんな時にうっかり落としてしまう心配もありますよね。絶対に落としてはいけない重要な物は、ストラップを付けて首から下げ、さらに上着の中に閉まっておくことをオススメします。
おすすめアイテム①:ペンライト
スマホのライトでも代用可能ですが、落下も心配。あらかじめペンライトを揃えておくと夜のウユニ塩湖で、真っ暗闇に文字を書いて写真を撮る際に役立ちますよ。
おすすめアイテム②:写真撮影用の小道具
お菓子の箱・袋、ペットボトル・缶・ビン、スプーン・フォーク、帽子等々、色がカラフルな小物は写真映えするのでオススメです。また、恐竜などのフィギュアをドライバーさんが貸してくれることも。
おすすめアイテム③:コスプレグッズ
旅行者の中で流行っているのがウユニでコスプレ。本格的なコスプレグッズまで準備しなくても、友人とお揃いコーデをしたり、大人数で服装のテーマを決めて写真を撮るのも楽しそうですね!
【3】健康対策編
ボリビアの玄関口であるラパスの標高は3600~4000m、さらにウユニ塩湖の標高は約3700m。日本一の富士山が3776mなのでかなり高い位置にあることが分かります。
ウユニ塩湖での旅を思いっきり満喫するためにも、高山病などが心配な場合はあらかじめ「高山病予防薬」を準備しておくと安心。病院で処方してもらうことができます。
最後に
いかがでしたか?
ウユニ塩湖を120%楽しむためにも事前準備をしっかりと行い、最高の旅行にしましょう!
これからウユニに行かれるみなさんが、素敵な景色が見られることを願っています。
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