できるだけ宿泊費は抑えて長く旅をしたい、いろんな人と触れ合いたい。そんな時にぴったりなのが「ゲストハウス」です。ホテルよりも安く泊まれるゲストハウスなら出費を抑えることができていいのですが、きになるのがゲストハウスの実情。そこでよく旅に出てゲストハウスを利用する筆者が知っておきたいことをまとめてご紹介します。
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ゲストハウス丸わかり知識11個
ゲストハウスって言葉は知っているけど、実際のことはあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。以外と知らないゲストハウスについて知ることで今度利用しようと思ってもらえたら幸いです。それではご覧ください!
※今回の記事は日本のゲストハウス事情について書いています。
1. 値段帯は?
まずは気になる一泊あたりのお値段。せっかく節約するのだから安ければいいですよね。平均的なゲストハウスの宿泊代は一泊2000円前後です。これはその土地によって変わりますが、ビジネスホテルと比べてもかなり安めに設定されています。ただし基本ゲストハウスは素泊まりなのでご飯などの料金は入っていません。
2. 実際どれくらい綺麗なの?
次に気になるのが綺麗さ。泊まるところなので汚いのは嫌ですよね。しかしその点は心配する必要はありません。確かにホテルほど綺麗かと言われるとそうではありませんが不快に思うことはないです。特に寝るところは綺麗にしてあるのでぐっすりと眠ることができます。
ただ場所によってまちまちなのは否めません。長期滞在の人が多くいる安いゲストハウスだと室内で服を干したりしていたりするので気になります。ポイントは泊まる前にその宿についてしっかりネットで確認すること。口コミで寝床のとこまで書いてある場合は注意しましょう。
3. 部屋は相部屋が一般的
ゲストハウスの特徴としてあげられるのが、部屋が相部屋であるということ。大体の場所が二段ベッドをいくつか置いていて、十人ほどが一部屋に泊まります。そのベッドの部分が完全にプライベートとなる場所。コンパクトで居心地がいいという人もいれば狭いと思う人もいるかもしれません。
カーテンが掛かっているので他の人からの視線だとかは気になりません。しかし音は丸聞こえなので、共同だけどプライベートのような空間になっています。女性専用部屋はあるのでその点は安心です。
4. ご飯は基本付いていない
ゲストハウスは基本的にご飯がついていません。夕飯は外のお店で食べてくるようにしましょう。場所によってはオーナーが手作り料理を振る舞うなんて場所もありますが、一般的ではありません。ぜひ地元おすすめのお店を聞いてから夕食を食べに出てみてください。
5. コンセントなどの設備諸々は?
コンセントは個人用にベット際に設置されています。ただ大抵は差込口が二つほどなので、タコ足を持っていけばいくつも充電出来て安心です。Wi-Fiは基本的にどの宿にも設置されており、実際に使えるので携帯なども気にせず使うことができます。
6. 消灯時間が決まっている
ゲストハウスは消灯時間が決まっています。それは相部屋だったり共同リビングなどがあるため。大体は23時前後が消灯時間になっています。そのため寝る部屋も23時には真っ暗になりますが、逆にそれまでは明かりが差し込んできます。
アイマスクは必須の持ち物です。明日早いから早く寝ようと思っても明るければなかなか寝付けませんよね。耳栓も持っていけば周りを気にせず自分のタイミングで就寝することができます。
7. ロッカーは基本置いていない
ロッカーなどの貴重品入れは基本的には置いてありません。安全だとは思いますが大事なものは肌身離さず持っておくようにしましょう。ただ荷物など一旦預かってくれる場所はあるので、早めに着いた場合など一度荷物を預けてから観光に出かけることができます。
8. 共同リビングがある
これもゲストハウスの特徴の一つ、「共同リビング」があります。これは個人が寝る部屋とは別で、宿泊者がくつろぐことのできる場所になっています。漫画やその土地の観光雑誌、ソファ、テレビなどが置かれており、自由に使うことができます。
宿やタイミングによってはそこに色んな人が集まって話したりすることも。自分とは全く違う人生を歩んできた人が集う共同リビングは、貴重な体験ができるゲストハウスの最大のポイントです。
9. 当日予約もOK!
ゲストハウスは当日や飛び込みでも泊まることができます。空きがあればその日の朝に電話して電話番号だけで予約をすることができます。そのため夜をどこで過ごすことになるかわからない旅の人でも気軽に利用することができます。値段も当日予約でも変わりません。
10. 一人じゃなくて複数でも利用可
ひとり旅やバックパッカーの人が使うイメージのあるゲストハウスですが、複数人で利用することももちろん出来ます。その場合相部屋ではなく普通の部屋に案内されることも。ただ他の人は一人の時間を楽しみに来ているかもしれないのでマナーは守るようにしましょう。
11. シャワーは一応ある
シャワーなどの設備も一応あります。一応というのは綺麗でない場合が多いからです。大抵は近くに銭湯があったりするのでそちらの利用をすすめられます。シャワーを利用する場合はボディソープなどは用意されていることが多いですがタオルはないので各自で用意していきましょう。
他に洗濯機は大抵設置されています。その場合は洗濯剤や乾燥機もあるので、別料金ですが洗濯をすることが出来ます。長旅の人や雨で濡れてしまった場合などは活用したいですよね。
ゲストハウスに泊まってみては?
いかがでしたか?ゲストハウスのこと少しはイメージでしたでしょうか?意外と使い勝手のいいゲストハウスをぜひ利用してみてくださいね。