7:00頃≫【東京駅】出発
9:00頃≫【富山駅】到着
乗り換えが無いのがうれしいですね。
ちなみに、富山駅は2015年北陸新幹線開業とともにリニューアルされました。
駅の中にライトレールやセントラムの停留所が出来て、交通のアクセスが便利です。
富山の薬売りで知られる『富山エリア』
富山県の中心的な場所で、交通手段が豊富なので観光がしやすいのがポイントです。
薬膳料理を扱う店も密集しており、まさに「くすりの富山」です。
日本三大大仏や蔵造りの建物が数多く残され、景観が素晴らしい海岸や海の幸が豊富な『高岡・氷見エリア』
ダイナミックな山岳観光と、壮大なスケールの黒部ダムの豪快な放水で知られる『立山エリア』
世界遺産に登録されている合掌造りの民家が立ち並ぶ五箇山や、屋敷林に囲まれた家が点在する散居村が有名な『砺波・五箇山エリア』
トロッコ列車が走り、峡谷の絶景や富山を代表する温泉を満喫できる『黒部・宇奈月エリア』
「立山エリア」は2日目に行く予定なので1日目は「黒部・宇奈月エリア」に向かいます。
富山駅から富山地方鉄道で1時間少しで到着になります。北陸新幹線の場合は、黒部宇奈月温泉駅で乗り換えになります。
10:00≫【宇奈月温泉駅】到着
宇奈月温泉駅の前にある噴水は温泉で、気温が低くなると湯気が立ち込めます。
熱いですが、触れなくもないです。でも、季節などでも変わると思うので、触る場合は様子を見ながらがいいです。小さいお子さんの場合は特に注意してください。
全国でも温泉が噴き出る噴水というのは珍しいので、記念撮影スポットにオススメです。
富山市内は交通手段が豊富で、特に路面電車があるので移動は徒歩の方が楽なのですが、ここのエリアになると路面電車が無いので、車での移動の方が小回りが利いて便利です。
「レンタカーは無理」という方は、観光タクシーがおすすめです。
荷物が重い場合は、宇奈月駅の電車を降りてすぐ近くにコインロッカーがあるので、活用しましょう。
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10:30≫魚の駅「生地(いくじ)」
宇奈月温泉駅からは電車で行けないこともありませんが、車の方が断然楽です。
宇奈月温泉からは電車と徒歩で約1時間30分、車で30分の場所にあります。
炭火焼レストラン航海灯・寿司居酒屋「番屋」のある「できたて館」では自分で焼く炭火焼・海鮮丼などが人気です。
「とれたて館」では、朝とれ鮮魚・一夜干しの「生地の塩物」・黒部・富山県の特産品を豊富に揃えてあります。
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≫四十物(あいもの)昆布
昆布を使った料理も非常に多く、代表的なのは、魚や山菜などを昆布で挟んで寝かせる「昆布締め」ですね。
魚の場合は、身が引き締まり、昆布の旨味がプラスされ、とても美味しくなります。締めた昆布を剥がさずにそのまま一緒に切って、昆布と一緒に食べる場合もあります。
一般的には淡白な白身魚を締めることが多いですが、富山県では、「白海老」「ホタルイカ」「赤身魚」「イカ」「甘エビ」なども昆布締めにします。特に昆布締めしたイカの刺身は、納豆に入れるとおいしいです。脂身が多い魚は昆布の旨味がなじみにくいので注意です。また、一般的ではありませんが、お肉を昆布締めにする場合もあります。
山菜ではわらびなどを昆布締めにします。日持ちも良くなります。
そんな昆布大好き地元民も御用達の昆布専門店「四十物昆布」です。魚の駅「生地」の近くにあります。「羅臼昆布」をはじめとする様々な昆布が取り揃えてあり、加工品などの種類も豊富です。
いくつかおすすめ商品をご紹介します。
『とろろ昆布』
富山県民にはおなじみの商品です。水分を含ませると、昆布とは思えないトロトロでなめらかな食感になります。しかし、味はしっかりと昆布。オニギリにはもちろん、味噌汁、お吸い物、うどんやラーメンの具にも使います。一般的ではありませんが、おでんに入れることもあります。基本的になんにでも合う万能食材です。
個人的に特にオススメなのは「黒とろろ昆布」です。とろろ昆布に比べて、昆布の食感が残っており、ほのかな酸味を持っているのが特徴で、ご飯の上に振り掛けると絶品です。
『昆布茶』
想像以上に昆布の風味が強いです。
羅臼昆布の粉末に兵庫県赤穂の焼塩・ナチュラルな甘味の砂糖類を配合したこだわりの昆布茶。コクのある美味しさで、料理の昆布出しとしても使えます。
また、「おつまみラウス昆布」を昆布茶に入れると、さらに昆布感が増し、昆布好きにはたまらないお茶になります。焼酎や日本酒に入れても味がまろやかになり、美味しくなります。
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12:00≫くろべ牧場まきばの風
徒歩で行くには厳しい場所なので、レンタカーもしくは観光タクシーで行きましょう。
黒部川扇状地が見下ろせ、はるか日本海・能登半島を望める小高い丘に85haの牧場が広がっています。ポニーやヤギなどが放牧され、散策も楽しめます。
乳牛の乳搾り体験や手作り体験メニューも豊富で、ソーセージやアイスクリーム、バター、チーズ、ピザなど、新鮮な材料を使って気軽にチャレンジすることができます(要予約)
四季折々のイベントも豊富で、見て、ふれて、体験して、味わって、自然いっぱいの牧場をまるごと満喫できます。
ここに来たら、『MOOガーデン』の「ジェラードアイス」か「ソフトクリーム」を必ず食べてください!とっても濃厚で美味しいんです。ここのスイーツが目的で来られる方もいるくらい、人気の名物となっています。
お土産で一番人気なのは、牧場内にある厨房で手づくりされている「プリン」です。
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16:00≫宇奈月麦酒(ビール)館
くろべ牧場まきばの風からは車で30分です。
霊峰立山連峰の雪解け水が百年かけて脇出した黒部川湧水群の地で、ビールの元となる二条大麦の栽培から行い、その麦芽と黒部川の伏流水を使用してあります。
黒部は水がおいしい場所でもあるので、お酒も美味しいんです。
宇奈月ビールは3種類。
「十字峡(ケルシュ)」
明るい琥珀色から黄色で、キレとホップの爽快さが絶妙。ぐいっと飲み干したくなるビールです。
「トロッコ(アルト)」
濃い赤銅色と白い泡、上面発酵酵母の上品な香り、原麦汁濃度は12%とドイツビールではやや低めですが旨みがあり、軽い甘みと深いコクが絶妙に調和しています。
「カモシカ(ボック)」
ロースト麦芽を多く使い、芳酵な香りと甘みを調和した黒ビールです。
レストラン棟の向かいに直売所「うなづき食菜館」があり、黒部麦酒館オリジナルの商品や地元特産品、富山のお土産などを販売しています。
「宇奈月ビールカレー」や「黒部名水とうふプリン」「ビールまんじゅう」など個性的な商品が揃っています。
テイクアウトが出来る場所もあり、「宇奈月ビールカレーパン」や「ビールソフトクリーム」「黒ビールおむすび」など、実にビール尽くし。麦酒好きにはたまりませんね。
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2日目
時間があれば≫宇奈月温泉街を散策
駅の足湯「くろなぎ」
宇奈月温泉駅のホーム上にある珍しい足湯。足湯は駅の中からも外からも利用することが出来ます。足湯のみならず手湯もあります。トロッコ電車と富山地方鉄道のレトロな電車が同時に見えます。
足湯「おもかげ」
宇奈月公園の一角にある足湯「おもかげ」は、あずまやにベンチが設けてあり、峡谷を渡る風を受けながら心もからだもリフレッシュ。宇奈月温泉開湯80周年を記念して2003年に作られた足湯です。宇奈月温泉駅から徒歩約5分の所にあります。足元には黒部川の急流に洗われた自然石を使用しています。
足湯カフェ「ボンフィーノ」
カフェにある足湯です。カフェを利用しない方も入ることが出来ます。
しかし、ここでカフェを利用しないのはもったいないです。まるでリゾートのような内装のおしゃれなカフェと足湯のコラボが絶妙なだけではなく、沖縄発祥のまぼろしのアイスクリーム「ブルーシール」が食べれます。沖縄食材にこだわったアイスクリームも種類豊富に置いてあり、温泉につかりながらひんやり美味しいアイスを食べるなんて、贅沢の極みですね。アイスが苦手な方にはコーヒーがおすすめです。香り高く、焙煎したて、淹れたてです。
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≫お土産さがし
中でもおすすめなのが、
「やまとや」
老舗とうふ屋さんです。地元の名水を使った豆腐を一つひとつ丁寧に手造りされています。
おすすめは、名水を使って仕上げた豆乳をふんだんに使った「手作りとうふプリン」です。
クセのない味わいで、優しい甘さと豆乳の旨味とコクがやさしく広がります。
午後には売り切れてしまうことがあるので、午前中の購入がおすすめです。