ノスタルジックな風景に癒されたいあなたへ。歴史を感じる国内”レトロスポット”8選

歴史情緒に満ちたレトロな街並みは、例えその時代を生きた経験がなくとも私たちに懐かしさを感じさせてくれます。そんな風景に旅先で遭遇し、懐かしさに癒されたこともあるという人も多いのではないでしょうか。今回はそんな懐かしさ、いわゆるノスタルジックな情景を味わえる国内のレトロスポットをご紹介します。(※掲載されている情報は2017年11月現在のものです。)

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このまとめ記事の目次

①京都市 / 京都府

日本を代表する歴史の街、京都。古民家が建ち並ぶその街中を歩いているだけでどこか昔懐かしい、穏やかな気持ちになります。清水寺周辺の祇園区域は食べ歩きなどができる飲食店やお土産販売店も多く、散策には特におすすめのスポットです。
街全体が歴史情緒に溢れる京都市街の街ですが、その趣きある古民家街の景観を壊さぬように施行された条例は世界でも有数の厳しさと言われています。自治体と地域住民が一丸となって守り続けるこの街の景観は、日本人のふるさととも言われるにふさわしい並々ならぬ努力があってこそと言えます。

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②高山市 / 岐阜県

江戸時代の面影を残す古い町並みが並ぶ岐阜県高山市。江戸時代に飛騨が幕府の直轄領になった際、支配の拠点にもなった高山陣屋(たかやまじんや)が唯一残る地域でもあり、市内にはその他様々な歴史的建造物が残っており、伝統文化が今もなお受け継がれています。
そして高山市を語るうえで欠かせないのがこの白川郷です。今もなお生活住居として利用されている合掌造りの建物は世界遺産に登録され、山奥でありながら一年を通して国内外から多くの観光客が訪れます。高山駅のバスターミナルから運行している直通バスでおよそ1時間のアクセスです。

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③江ノ島 / 神奈川県

夏には海水浴場として日本屈指の人気を誇る神奈川県江ノ島。そんな江ノ島本島は、山頂の展望台までの道のりの両端にまるで京都の古民家を思わせるような昔懐かしい風景が広がっています。
古民家街には食べ歩きができる飲食店をはじめ、日帰り温泉や旅館など施設が充実しています。多くのお店が夕方過ぎまで営業しているので、本島の観光目当てで来ても、海水浴の後に来ても楽しむことができます。山頂から富士山や夕日を眺められる点も見逃せません。

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④横手市増田町 / 秋田県

日本有数の豪雪地帯でありながら、江戸時代から商家の集まる町として栄えた秋田県の横手市増田町。「蔵の町」として知られるこの町を、南北に分ける七日町通り沿いには、風情溢れる木造古民家が建ち並び、タイムスリップしたかのような雰囲気を味わいながら散策を楽しめます。
増田町は伝統的な街並みが多く残る地域として国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。外観を楽しむには街を歩くだけでも楽しめますが、内装の構造にも目を通したい場合は「観光物産センター 蔵の駅」を訪ねれば、町屋の内装が展示されていますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

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⑤近江八幡市(おうみはちまんし) / 滋賀県

琵琶湖へと繋がる全長4750mの八幡堀(はちまんぼり)が街中を横切る滋賀県の近江八幡市(おうみはちまんし)をご紹介します。八幡堀を拠点に戦国時代に豊臣秀吉が基盤を築き、町民たちの力で発展を遂げてきた商人の町です。京都から1時間ほどのアクセスで、歴史巡りの旅のスポットとしても注目されています。
八幡堀は、かつて琵琶湖と日本各地を結ぶ重要なルートとして栄えました。当時の商人の精神は今もなお近江八幡の若者に受け継がれており、町屋を再整備して新しいお店を展開したり、町に活気を与え続けています。八幡堀を下る和舟は近江八幡観光には欠かせないスポットの一つです。

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⑥奈良井宿(ならいじゅく) / 長野県

信州・木曽路にある長野県奈良井宿(ならいじゅく)は江戸時代に、江戸と京の都を結ぶ重要な街道であった中山道です。木曽路11宿の中で北から2番目にあたり、上町・中町・下町の3つ区画で構成されている、日本の情緒を味わい深く残す観光スポットです。
1991年に完成した木曽の大橋は、山口県岩国の錦帯橋(きんたいきょう)を参考に造られた太鼓橋です。中山道沿いに約1キロメートルに渡って建ち並ぶ江戸時代や明治時代の建築物は、冬には雪景色に彩られ、ノスタルジックな雰囲気をより一層味わい深いものに演出します。

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⑦西脇市 / 兵庫県

東経135度・北緯35度が交差することから、日本列島のほぼ中心に位置すると言われている兵庫県西脇市。別名「日本のへそ」とも呼ばれています。西脇市内のJR日本のへそ公園駅から少し離れたところ加古川の河川敷には「経緯度交差点標柱」も設置されています。
西脇市は日本の中心であるだけでなく、日本屈指の播州織(ばんしゅおり)の栄えた土地でもあります。その理由として、染色との相性がいい軟水が流れる2本の川が流れていることが大きく影響しています。街中に佇む織物工場は、日の通りをよくするための三角屋根が特徴的で、これもまた街並みの情緒を趣き深いものに演出しています。

⑧大和郡山市(やまとこおりやまし) / 奈良県

奈良県の大和郡山市(やまとこおりやまし)をご紹介します。かつて郡山城の城下町として繁栄を迎え、整備や復元が進んだ現在ではその当時の面影を味わうことができます。郡山城跡の天守台の展望施設が2017年にオープンしたばかりで、今行くのなら見逃せないスポットです。
金魚の街としても知られる大和郡山市。郡山金魚資料館は、創業約100年の歴史を持つ錦魚園が運営しており、金魚すくいなどで親しまれるなじみ深い品種から珍しい品種のものまで約30種の金魚を観察できます。その他街中には金魚を模した個性的なアートが溢れていますので、ぜひ探してみてください。

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金魚のふるさと 郡山金魚資料館

奈良県大和郡山市新木町107

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歴史を感じるタイムスリップ旅へ

その時代に生きていた経験ががなくとも、私たちに「懐かしさ」という感情をもたらしてくれる風景。そこには必ずその街を繁栄させた人々の歴史があり、それらを学ぶことはレトロな街並みをより一層味わい深いものにしてくれるでしょう。この冬はぜひ歴史を感じるレトロな旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
(※掲載されている情報は2017年11月現在のものです。)

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