レヴォ!シンのグルメ日記
城端駅より車で30〜40分の場所にある創作料理店 レヴォ。
富山県の山奥秘境の地で営業されており、訪問難度の高い全国屈指の高評価店。2023年食べログgold、2022年食べログsilverに選出されています。
本場フランスでの修行経験もあるシェフが、富山で営んでいたお店を、2020年に利賀村に移転することで営業スタート。山菜や山の湧き水を使用できるこちらの店舗は、シェフのこだわりが詰まったお店だそうで、木目調の美しい外観や、モダンで清潔感のある内装からも、シェフの思いが伝わってきますね。
今回いただいたのは、ランチコース。ランチとディナーは同じ価格帯となっており、山道を運転する必要があるので、できれば明るいお昼の利用がおすすめ。5種類の前菜から、白エビをふんだんに使用したフィンガーフードや、山葡萄新芽の天ぷら、ジビエの肝をパテにしてメレンゲ生地でサンドした、マカロンのような見た目の一品など、ここでしか食べられない料理がどんどん出てきます。
薄くカットしたイカと、梅肉、穂紫蘇、キャビアを組み合わせた贅沢な冷菜、鯵をふんだんに使用して独活に巻きつけた想像力溢れる一皿、弾力が素晴らしい月の輪熊の赤身と山菜を楽しめる栄養たっぷりのサラダ、芳ばしい海苔によって香りも楽しめる大ぶりなホタルイカ、甘味の強いアスパラ、卵黄を使ったオランデーズソース、生ハムのエスプーマが一体となった、パンにつけたくなるような温菜など、一皿ごとに全く異なる趣向を楽しめます。
クリーミーなスープも嬉しい大門素麺の後は、餌にもこだわったレヴォ鶏のスペシャリテ。パリパリに焼き上げた皮目と、中から溢れ出すジューシーな鶏肉の旨味や、熊肉のエキスなどが堪りません。バターを使用したなめらかなソースの甘鯛、木の芽の香りが印象的な猪肉のソテーまで、満足度も余韻も素晴らしいコースメニューでした!
柑橘の香りがする樹木 黒文字を使用したスイーツを筆頭に、お茶菓子や、苺のスイーツなど、最後まで立地を活かした料理を惜しみなく提供いただける最高のレストランなので、ぜひ訪問してみてください。
ごちそう様でした!