おぶねに行くために静岡へ旅行する価値がある卓越した日本料理!気さくで明るい高木店主からはパワーを貰えます。
2001年に菊川に創業の卓越した日本料理「おぶね」さんへ訪問。
店主の高木一樹氏はとても気さくな方で話しているとパワーを貰えるような明るさでした!当時修行していた頃のお話から料理の食材についてのお話まで面白い話を肴に素晴らしい和食の数々を頂きました。
系列店には焼肉店もあり、他店舗の料理監修もされている料理人高木氏が振る舞う和食は「おぶねに行くために静岡へ旅行する価値がある卓越した日本料理」と言えます。
ミシュランの評価定義をお借りしましたがそれを体現した時間とお金をかけてでも行きたいお店でした!
包丁には八十三という文字が刻まれていて、これは高木さんが八十三歳までやるという意思表明でかっこいい決意とその熱量に最初から最後まで感動でした!応援してます!
全品美味しくて感動しました!季節ごとに内容が変わると伺ったのでまた伺いたいです。ご馳走様でした!
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場 所 菊川
金 額 15,000〜20,000円
空 間 カウンター(常連)、テーブル、個室、座敷
決 済 カード
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注文
●キャビアとクリーム帆立、鮑
キャビアの塩味とライムの酸味でシャンパンと合わせたマリアージュを楽しむ一品からスタート。
追い鰹してからホイップされたホイップクリームに包まれた帆立、こんな食べ方を今まで体験したことありませんでした。
キャビアは寝かしてる食材なので寝かしてる調味料、醤油との相性が良いそうです。
●ヒレ肉
青茄子胡麻の餡の香り立ちが良く柔らかい胡麻豆腐みたいな舌触り。ヒレ肉はほろほろしていて美味。
●栗といくらの醤油漬けとしめじ
下に餅米が入ってました。お酒を飲む時炭水化物を入れておくと代謝が良くなるようでコース初めの方で提供。
●天ぷら
牡蠣、信州のジャンボなめこ、おくら、みょうが、栗、猿エビのラインナップ。
猿エビは猿みたいな顔をしてる事から名付けられてるそうです。
干した山椒と加計呂麻という奄美大島の南部にある島から取れた天然ミネラル塩で頂きました。
実を言うと牡蠣はそこまで得意ではなかったのですが、牡蠣は全く臭みがなく身がプルプルしていて相当美味しかったので牡蠣好きの舌を確実に唸らせると思います。
●御椀
松茸、鶏肉、海老、あさりのお出汁。
揚げ物の後の優しい一杯、それぞれの旨味が凝縮されていてほっと一息では収まらず感動的な御椀でした。
●御刺身
クエ、さわら、カンパチ、あじ、アオリイカ、北海道産雲丹という見映えも美しい一同。
塩ワサビとすだちであっさり、あん肝で作ったソースに潜らせて濃厚なテイストでそれぞれ頂きました。
●かれい
身がふっくらしていて淡白な白身魚だったので重さは感じませんでした。
●しじみ汁
見た目が大きいのであさりかと思いきや沖しじみと呼ばれる貝類。まとまった量が取れない様で市場にもあまり出回らないようです。
●夢咲牛サーロインすき焼
脂をカットしていて終盤でも重くないサーロイン。
黒トリュフと共に割下で煮て、へいおまちかと思いきやまさかの追い黒トリュフ。笑
追い鰹かのように追って追いまくる高木さんの羽振りの良さと豪快さに思わず笑みが溢れてしまいました。
●土鍋ご飯
マスカルポーネチーズとポルチーニの入った土鍋ご飯。香りが良く贅沢な締めでした。
●デザート
ぶどうアイスとカルピス味のソースが下に敷かれていてさっぱり味わえる最後のデザートまで美味しかったです。
最後までお読み頂いてありがとうございます!
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