はじめて熊鍋を、たべました。山椒の葉がたくさん入っていて香りが良くて美味しかったです。鯉のお造りや普段食べない食材が食べられます。
滋賀から京都へ抜ける秘境の山里に立派な佇まいで威風堂々と60年以上この地で営む銘店「比良山荘」がある。
名古屋から2時間強の距離。「比良山荘」での美味しい食事が戴ける愉しみを車内で会話しながら大人の遠足イツメンで移動。自然豊かなドライブコースは、新緑の鮮やかな山並みが目に優しい癒しのココロを与えてくれた。
目的地へ到着するとすぐ裏手の山には「明王院」が鎮座。
地主神社の森が「比良山荘」を覆い包むように護って漲るパワーを感じた。
比良岳から流れる水量の豊かな清流は「比良山荘」の中庭に引き込まれており、悠々と泳ぐ鯉も気持ちよさそうに泳いでいた。
「比良山荘」の銘物は「春は山菜、夏は鮎、秋は炭火で炙った秋の松茸、冬は近隣に生息する熊や猪の鍋」今回は夏の天然鮎を堪能しに参りました。
【本日のコース】
●お座敷(夏季):鮎食べ
・先付
雨のうお(琵琶ます)、岩茸、イワナシ、胡桃、松の実、蕨等の山菜に山椒オイルを回し掛けて掻き混ぜて戴きます。山菜のシャキシャキ食感と苦味などの風味がアクセント。雨の時期に採れる琵琶ますなので雨のうおと名付けられている。
・蓴菜の土瓶蒸し
季節の逸品として蓴菜を優しいお出汁で戴く蓴菜は噛むと胡瓜のような青臭さが爽やかで美味しい。蓴菜の周りをゼリー状のヌメリが覆い包み、つるりとした喉越しとぷりぷりの食感が愉しめる。
・鯉の洗い、鰻の焼き霜、山菜しおで
鯉は臭みが全くなく骨切りが素晴らしい。酢味噌で戴きあっさりとした刺身が愉しめる。鰻の焼き霜はわさび醤油でさっぱりと。
・鮎の塩焼き&燻製(3匹)
琵琶湖の天然あゆの塩焼きは焼き上げてから陶器ので燻製して提供される。蓋を開けた瞬間の燻煙が芳ばし薫る。琵琶湖の鮎は大きくならず、小ぶりなサイズに旨味が凝縮されている。
・安曇川産の天然鮎塩焼きと骨煎餅(1匹)
琵琶湖産と比べるとサイズが大きく、川を遡上しているので身の引き締まり具合がしっかりした塩焼き。燻製の香りはないのでシンプルに鮎の旨さが愉しめる。
・八寸
子持ち鮎のなれ鮨、青梅の蜜煮、根曲り竹(山椒諸味味噌)、岩魚の押し寿司、花山椒の旨煮、川海老、酢蓮根、蕨の鹿肉巻き。山間地ならではの川魚と山菜がメインの八寸。花山椒の旨煮が素晴らしく美味しい。
・安曇川の天然鮎塩焼き(2匹)
こちらもシンプルに塩焼きした天然鮎の塩焼き。
・月の輪熊とすっぽんのお吸い物
「月とスッポンのお出汁です」と説明されて給餌されたのが印象的。力漲る精力満点のスープにはスッポンのキンカンも入っていて豪華な逸品。
・鮎の炊き込みご飯
4人で6匹の鮎を使った豪華な炊き込みご飯。鮎の出汁で米も炊き上げられた鮎尽くしのご飯。底にはしっかりとおこげが出来上がり、食感と芳ばしさも愉しめる。川海苔を振りかけて薫りも広がる仕上がりは絶品。
・鯉こく、お漬物
鮎炊き込みご飯は鯉こくと共に戴きます。鯉の味噌汁は人生で初めて戴く逸品。優しい出汁の味わいが非常に美味しい。
・水菓子(枝豆もち)
モチモチ食感を愉しみながら枝豆の味がダイレクトに残る美味しい水菓子。
全国に名前を轟かせる「比良山荘」で梅雨入りシーズンの鮎づくしコースを堪能。
中庭の新緑も綺麗で、水源豊かな川の水が庭に引き込まれて雰囲気がとても素敵なお店での豪華な食事。
人生で食べた鮎の中では文句なしの一番美味しい塩焼きの鮎でした。次回は松茸のシーズンがジビエのシーズンに訪問してみたい。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
分煙
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